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禁忌×戦闘ディストーション  作者: Riviy
第六章 Level『禁忌』
63/85

Mission63.緊急支部会議

スランプ状態ー……なので停滞気味になるかもです…すいません



「鶴姫、大丈夫だった?」

「大丈夫でございますわ国彦様」


心配そうな顔で国彦が座っている鶴姫に問うと彼女は安心させるように微笑んだ。他にも千聖、光希や壱華、弐薙が彼女の周りに集まっている。ツルギの方には灯茉や亜弥都、シルクが集まっている。


「つる姉、それって…」

「あ、そういえばそれ…」


と光希と弐薙が鶴姫の左手首についている桜のチョーカーを見つけ、聞いた。チョーカーは首に着けるものだが何故、手首……

鶴姫は気づかれて照れたように頬をほのかに赤く染めた。それに男達がえっと声をあげ、女達(光希含む)が黄色い悲鳴をあげた。その途端、臣下の方でも驚愕の声が上がった。


「……なんだ?」

「さ、さぁ…」


何もわからない男達が困惑した顔で顔を見合わせた。


「ねぇどうなの?!どうなの?!」

「教えてよ鶴ちゃん!」

「え、えぇと…」


赤い顔で鶴姫が両手を両頬に当てる。壱華が「なんなの?」と首を傾げる。鶴姫が、ぽつりぽつりと女達2人の猛攻撃に堪えかねて呟くように言った。


「……ツルギ、から、貰いましたわ…」

「「両想い来た!!」」

〈良かったわねツルギ!!〉

〈「……………!」〉


照れたように鶴姫とツルギが何処からみても分かるくらいに頬を赤くした。鶴姫は「両想い」と云う言葉に過剰に反応しており、「違う違うこれはツルギがこの前のマフィンのお返しにくれたものでえぇそうですわ絶対そうです」と誰にかはわからないが言い訳をぶつぶつと言っていた。はてさて、どうなんでしょうねぇ



その後、支部会議が始まるので解散となったが「後で詳しく教えてよ!」と光希が言ったので後で鶴姫とツルギは事情聴取的な事を受けるだろう。光希と弐薙によって。


戦闘支部長が先程まで本部長や幹部達が座っていた机から立ち上がった。戦闘支部長の隣には数人の幹部が真剣な顔で座っている。幹部達は他の支部に分かれて会議に参加している。本部長は戦闘支部会議に参加だ。


「戦闘支部数部隊を襲撃した『禁忌』だが緋暮の話と各部隊の報告から幹部の者と反応。全員、気を抜くな、気を抜いた時にまたやってくるからな」


戦闘支部長の言葉に全員の顔が強張る。席に戻った国彦達も眠りから目覚めた竜胆華丸も全員が全員、真剣な面持ちだ。


「『大戦』とは『禁忌』との全面戦争であろう。宣戦布告をしてきたと言うことはそれが近いという事だ。各員、これまで通り任務に当たりつつ各々の力をつけ、その時に備えよ!……って云う真面目な事言ってるが、頑張ろうぜ?我が同胞達」


戦闘支部長は硬苦しいのは嫌いなのかそう言ってニカッと白い歯を見せながら笑った。それに全員がやる気に満ちた雄叫びをあげながら笑う。緊張感などほとんどないがこれが戦闘支部のやり方で戦闘支部のペースだ。

まさかの戦闘支部はこれで支部会議が終了だった。支部長は本部長と幹部に呼ばれて行った。全員は会議が終るや否や次々とホールを出ていった。この後は任務がないので休憩になる。また明日から任務だ。いつもの日常は変わらない。だが目に見えぬ恐怖が彼らに迫りつつあると云うことは戦闘を主とする彼らであっても恐ろしいものだった。

国彦達、第十部隊もホールを出ようとしていた。その時、立ち上がった管狐を後ろから肩を押さえて誰かが座らせた。それを見て狐幸が不機嫌そうに眉を潜めた。


〈政殿、お止めください〉


国彦が後ろを振り替えると困ったような笑みを浮かべた政と近の双子がいた。


〈びっくりだよ、貴方達が本部直轄部隊だったなんて!〉

〈隠してたつもりじゃないんだよね。口止めされてた〉


近がそう言うとねーと政と顔を見合わせた。それに数人が笑う。口止めされていたのならば仕方ない。


「ま、改めて宜しくね」


国彦が笑顔で双子に言うと双子は嬉しそうに微笑んだ。その時、竜胆華丸が灯茉の服の裾を控えめに引っ張った。灯茉が〈なんじゃ?〉と顔を向けると竜胆華丸は申し訳なさそうに目を伏せながら言った。


〈緋暮の具合が悪そうなので先に失礼しても……?〉

「それは大変だな。早よ帰って寝かせてやりな」


近くで聞いていた西珠が快く許可を出す。灯茉が具合が悪いという緋暮を見ると彼は具合が悪いと云うよりは機嫌が悪いという感じだった。竜胆華丸は申し訳なさそうに頭を下げて緋暮の手錠を引いて先にホールを出ていった。国彦は心配そうに見ていた。


〈今から稽古、いい?〉


あの約束を覚えていたのだろう政がキラキラとした目で管狐と狐幸を見つめた。2人は一瞬顔を見合わせた後、いいよと頷いた。政が嬉しそうにガッツポーズをする。


「俺も稽古っすかなー亜矢都」

〈ハイハイ、わかってるわよちーちゃん〉


千聖と亜矢都も参加するらしい。なにやら西珠もやる気のようで白鉄が呆れたように肩を竦めている。国彦が近の視線に気づき、どうぞと手で示すと嬉しそうに灯茉に駆け寄った。それを見て国彦は微笑ましそうに笑う。


「国彦はボク達とお茶会しようねぇー」

〈そうだなー〉

「ふぇ?!」


両脇から螢と弥厳に挟まれながらそう言われた国彦は戸惑ったようだったが楽しそうに笑っていた。


今は、この時を、噛み締めておこう。













〈後ろの正面、だぁ~あれ?ふふふ〉










後書きにプロフィール入れる事にしました……見ずらかったらすみません…キャラクターはほぼランダムです…?


プロフィールNo.1


・後方支援支部オペレーター部隊

伊達だて 妃翠ひすい

後方支援支部オペレーター部隊に所属する任務状況担当。男のような言葉遣いを好む女性。

21歳、171cm

第一人称:うち、私


真田丸さなだまる ソラ

後方支援支部オペレーター部隊に所属する管理担当。妃翠の後輩で後輩ちゃんと呼ばれる。戦闘支部に所属出来るほどの頭脳を持つ。

18歳、160cm


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