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蝿の塊
蝿の攻撃に竜族が、次々と数を減らし、ガーフィ公爵は、イライラしていた。
「無事な兵を下げろ、ワシが焼き払う!」
そう言って、指示を出し、兵が下がったのを確認する。そして、向かって来る黒いモヤ、蝿の大群に向け、ブレスを吐く。さすがに公爵である、かなりの量を焼き払う。
が、殲滅には至らない。およそ半分位は焼き払う事に成功したぐらいだろうか。
もう1発吐こうとした時、蝿が塊だし、黒いモヤが無くなる。
やがて塊は、大きな人型に変化した。
「チッ!シャラザードの奴め、こんなモノを持っていたとは!」
ガーフィ公爵が、忌々しげに言葉を吐く。蝿の集団が、何であるかを、思い出したようだ。
すぐさまブレスを、人型にめがけ吐く。
「これで燃えてくれていれば良いが。」
多分効果が無いだろう事を、思っての言葉だろう。
炎が消えた時、その事実を確認する事になる。




