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スライム、王都に迫る
エリックは、蜘蛛に食われた骸を見ていた。狼人の骨だけ残し、全て食べた蜘蛛達を消し去り、骨に魔法をかけておく。
明日の夜には、スケルトンが出来上がるだろう。
そうして、屋敷に戻る。
さすがに疲れたエリックは、ソファに座り、
「ゴブ美も寝ておけ」
そう言って、ゴブ美を休ませる。
ずっと屋敷で、起きていたゴブ美は、一礼して部屋に戻っていく。
ソファで1人考えるエリック。
「人間のほうは、暫く放置で良いだろう。スライムが動いているから。
次に来る魔族が、どの程度の規模で、誰が来るのか。そこが問題か。」
呟き、ワインを飲みながら、天井を仰ぐ。
人を追いかけるスライムは、王都に迫っていた。
途中、人を吸収し、大きさを増し、王都が見える位置で止まり、地中に染み込んでいった。




