狼人達の襲撃
無数の狼と、狼人達、数は、狼人が、200ほど、狼は、数え切れない。
それが、エリック目掛けて、突入してきた。
エリックは、大量の蝙蝠に姿を変え、屋敷の方に飛ぶ、そして元の姿にもどり、屋敷の周りの堀の側に、降り立つ。
狼人たちは、無言で、方向を変え、エリックの方に向かう。
エリックは、堀の水面に、転がっていた、人間の死体を投げ込む。
すると、水面がウヨウヨと動き出す。
「餌だ!あの狼どもを、食いまくれ!」
エリックが呟く。
すると、水面が盛り上がり、堀から、何かが、這い出てきた。
「スライム?!スライムごときに、何が出来る!突っ込め!」
狼人の誰かが、叫ぶ。
「まあ、普通のスライムならな」
エリックが笑う。
屋敷の周りの堀、その水量分の体積を持つ、巨大なスライムが現れたのだ。
最初に見たスライムは、人間でいうと、堀に手を掛けて、出ようとした状態であった。手だけを見て、小さいと思ってしまった、狼人達の愚かさよ。
巨大なスライムに飲み込まれていく、狼達。
体を振っても、体毛にこびりついて、飛ばし切れない。わずかなスライムであっても、狼を溶かし、体積を増して、次の狼に飛びかかる。分裂と融合を繰り返し。狼を殲滅するのに、30分ほど。
スライムをくぐり抜け、エリックに、自分の爪で襲いかかる狼人。
それを難なく切り捨てるエリック。
狼人が、数を3分の1に減らすのに、1時間程であった。




