第18章 ガンを治すのは自分
純子は自分の経験で、様々な情報をくれた。民間療法も沢山あった。サプリも霊芝や冬虫夏草、酵素やビタミンミネラルなどなど。全てを試すには、お金も時間も消費してしまう。食事療法も気にかけて損はないが、癌と宣告されたなら悠長に、それだけに頼るのもリスクが多い。サプリも食事も細胞を変えるための方法なので、何ヶ月もかかってしまう。今ある細胞は、1年前に食したものの結果なのだと聞いて、思い当たる節があって、ゾッとする。2年前から別居同然で、鏡子の食事は手抜きになった。お腹さえ膨れればいいという感じで、すぐ食べられる菓子パンやお惣菜パンばかり食べるようになっていた。ゴミも出ないし、安上がりで味のバリエーションも多いからだった。食欲もないし、一緒に食べる人がいないと食事が、こんなに味気ないとは思ってもいなかった。冷え性もひどかった。一人なので、お風呂に入ることも少なくなってシャワーで済ませているのも良くないらしい。健康を意識するとライフスタイルが、いかに悪かったか、認識せざるを得ない。子供が出来ないとか、旦那が浮気するからとかのせいにして、怠慢な食生活をしていたツケが回ったのだと思った。次に病院に行く前に、純子オススメのことを試してみようと思った。ライフスタイルを改善して、体にいいことをやってみて、奇跡を起こすと言うものをやってみて手術や抗癌剤の投与が必要無くなれば、それにこしたことはない。純子も、手術した後に入った情報だったので、その効果を試せたわけではないらしい。ただ、5年間は癌の転移に怯えながら生活しなければならないので、癌仲間から情報を得て色々試しているらしい。癌は体温が低いとなりやすいそうだ。腸内環境が体温を上げるのが、健康には一番重要なのだとテレビでも雑誌でもネット情報でも言っている。発酵食品を出来るだけ摂るようにして、 毎日甘酒と豆乳をミックスして飲むようにした。体温を39.2度以上で癌細胞やウイルスは死滅するというので、特別な光線の出るマットで毎日汗をかいて解毒に努めた。 最初汗もかけず、かいても色が濁っていて臭いもひどかったが、1週間もすると汗もかけるようになり臭いも無くなった。不思議なことに、高かったマーカーも次の検査では下がっていた。先生も頭をかしげて、「何かやりましたか?」と聞かれたので「良いと言われるものは全てやっています」と答えたら笑われた。周囲が驚く位、顔色も良くなり、若返ったと褒められる。純子と毎日一緒に食事をして、笑っているのも効果を上げていると思う。




