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「君を求う きみをこう」  作者: 旭 諭


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32/47

32.第29章

 計画はすべてが順調だった。

彼女は意志の強いところがあり、俺とはぶつかる事が多かった。生活の事。子供の教育。お金の事。

仕事の事。終いにはお互いの性格の事、あらゆる事が、ぶつかった。

不思議と夜の生活だけは、続いてた。

彼女は大人しそうな、清楚な雰囲気からわからないほど、情熱的な一面ある。

性格は不一致だったけど、肉体は一致した。


そもそも、彼女と知り合ったのは、このサイトがきっかけだった。

俺は、お客さんのひとりだった。

このサイトは女性が1人でしてるのを見る。

お互いに自慰行為を、する。それだけの場所。

自分の性癖を明かす。

普通は隠す。見せない部分を、

最初から、お互いさらけ出したせいか、

飾ることなく、話もあった。

実際に会って見ても、自然でいられた。

求め合うのに、時間がかからなかった。


披露宴で、友達が出会いは?馴れ初めを

聞かれたが、チャットです。などど、言うのは

躊躇したので、ネットで、出会ったと濁した。

今でこそ、当たり前になりつつ、出会い方だったが、

この頃はまだ、珍しい事だった。


彼女は容姿もいいので、友達に羨ましがられたし、

自慢できた。俺も容姿には、自信があった。

子どもができれば、

きっと美男美女に産まれるだろう。


夫婦中は、悪くなかった。いや普通か。

子どもができて、子ども中心の生活になった。

俺は仕事を転々となかなか、定着できなかった。


だんだん喧嘩が増えてきた。

ひとつひとつの動作がお互い気になりだした。

以前は、向き合い話し合う時間も、

多かったが、喧嘩してるか、

互いに無視してるかになった。

子ども前でも、喧嘩するようになった時、

互いに離婚しようと言い出した。

もう流れは止まらなかった。


特に会う回数などは、決めていなかった。

彼女にも、子どもに対しても。


彼女は、自立できていたので、

俺を必要としていなかった。寂しく思った。


養育費も特に決めて無かった。

彼女は要らないと言ったが、

俺が払うと譲らなかった。

ちっぽけなプライドいや違う、忘れられない、

繋がれるように、払いたかった。けども、

あのころは、まだ収入が安定していなかった。

支払いが滞ったりして、

余計に彼女と険悪、疎遠になった。

しかし、子どものおかけで辛うじて繋がった。


僕は彼女と寄りを戻したかった。

執着?純粋に一緒にいたかった。


1年がたち、彼女の様子を見に行ったとき、

ひとりの男が、マンションの周りをウロウロしていた。スマホを見ながら歩いていた。

配達員に見えなくもなかった。

ただスマホ片手に、地図を見ている、

スマホでしきりに、写真を撮っているような行動。

そして、マンションの2階の彼女部屋の前に

行って出てきた。そして、彼女の部屋のポストに何か入れた。

やっぱり配達だなと思った。不在者票を入れたんだなと。

帰ろうとしたとき、男がおかしな行動をした。

ポストを覗いた後、

スマホをポストの中に入れて、写真を撮っていたのだ。

スマホのライト、フラッシュが数回光るのが見えた。


そして、満足したように、立ち去って行った。

男の顔が見えた。青白いが、端正なハンサムな

やつだった。俺が見ても、そう思える。


じっと見ているうちに、見覚え?面影?あった。

思い出した。中学生の頃は近くの公園で、

友達と遊んでいた時、いつもひとりでいた、

男の子に似ていた。なんか可愛そうなので、

何回か仲間に誘ってやっている間に、

俺に懐いたやつだ。いつのまにか、公園に

現れなくなったので、忘れていたが、

あいつに似ている。違うかもしれないけど。


いずれにせよ、これ何かあるなと思って、

あいつの後をつけることにした。

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