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「君を求う きみをこう」  作者: 旭 諭


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22.第19章

 ついに「ゴール」した。

彼女に逢えた。見つけだした。

あのサイトで彼女を探しあてた時より、

何倍も気分が高まった。すぐにでも駆け出して

彼女に声を、かけそうな気持ちを抑えた。


「影」に言われたように、最後は僕自身の行動が

必要だった。表に出て彼女を迎えに行くために。

やつの言う、

「引きこもりにサヨナラ」するために 

スマホひとつあれば、誰でも「探偵」になれる。

「スパイ」になれる。やつが言っていた。


「管理者の名前から公園を割り出した」

「その公園の近くの教会を探しあてた」

「そして、マップを見て一番大きなマンションを探し出した」

「スーパーは調べなくても、マップに表示されていた」

「最後にこのスーパーから、見て対角線状の、

建物を探した。数十メートルぐらい離れたところに、、ポツンっと

小さなマンションがあった。」


そして、決定的に確信できたのは、

「彼女の瞳にうつり込んだ、

このマンションそのものだった」

誰かが撮った?目線が少しだけ上を向いた顔のアップの写真。

びっくりしたような目。だけど、優しい眼差しの

僕のお気に入り写真。なんどもなく、

僕の自慰行為に使った写真。


5枚目の写真、画像が無ければ、彼女を見つだすことなんて不可能か、時間がかかったはずだった。

こんな、なんでも無い風景の写真?をアップしていたのか?


後でわかったのが、

よくると左上に、「Wの字に見える

虹が出ていた」

そう彼女は、

この珍しい「虹」の写真をアップしたのだ。


僕と彼女を繋げた「虹」


どの部屋か確かめようとしたとき、

2階のカドの部屋から、女性が出てきた。

薄手のカーディガンを羽織った、ジーンズ姿の

ラフな格好。買い物でも行くのだろうか?

財布を手に持っていた。

身長もほぼ、予測していた通り。


僕は「鼓動」が高まった。彼女だった。

本当に走って行きたい。そんな気持ちだった。

けれど、やつから、釘を刺されていた。

「絶対に最初は声をかけるなと」

僕は彼女が遠ざかるのを確認してから、

ゆっくりと、部屋番号を確認した。

表札が出ていなかった。

でも、やつから、言われてた。

慌てなくていい。ポストを見ろと。

水道料金支払い通知書があった。


スマホを差し込んで写真を撮った。


「女性の名前だった」「住所も」


母と同じ名前だった。繋がれた!

偶然でない必然。


以前、母に言われた

「あなたにも、きっと大切な人、相手を思いやる心を

分け合える人に出会えるよ」

引っ込み思案、内気な僕に、繰り返し、

このような話をしていた。


母に最後に贈った、花「カーネーション」

彼女も、子供から貰った花「カーネーション」

が、好きだと言っていた。


プレゼントが決まった。

彼女と僕が、ひとつになるために。


この数日間が、僕の人生の中で、

もっとも充実した時間。

彼女との出会いが

僕の生きている価値のある日々だった。


本当に暴走気味です。けっして、真似しないでくださいwこの行動力を違うことに使えばと、主人公にツッコミたいw

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