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「君を求う きみをこう」  作者: 旭 諭


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19.第16章

 「小包」を開けようと、何か刃物を

探していたら、スマホが鳴った。


離婚した、元主人からの連絡だった。

「養育費の件で話しをしたいので、近いうちに

会えないか?」事務的な声。

この元主人が、私の悩みの種の一つだった。

「彼」にあんな事を言ってしまったのも

そのせいかもしれない。


もう会いたく無いけど、話はしないといけない。

会う日を決めて、電話を切った。

また私の「憂鬱」が増した。


「小包」に視線を戻した。

私の機嫌とりに、きっと元主人が、送ってきた

んだなと思った。開けるのが嫌になった。


この「小包」を見たとき、

なぜか「彼」のことが頭に浮かんだけど。。。


またスマホが鳴った。元主人からだ。

「都合が悪くなったから、日を変えてくれ」

このひとりよがりな、勝手なところが、

離婚した原因のひとつだった。


小包を開けた。「なんだこれ?」

私の感想はこれ。てっきり元主人が

なにか送ってきたのかと思っけど、

どうやら違うようだ。


「お花」?「カーネーション」

「フラワーソープ」と書かれていた。


私は考えを巡らせた。考えても分からなった。

よく、勝手に商品を送りつけて、後で

代金を請求する詐欺があるけど、

特に何も入って無かった。

お花を取り出すと、

メッセージカードが入っていた。


「迎えにいきます 幸せにします」


そして、チャット中で、

「もらって嬉しかった花の話を

した事を思い出した。」


私は怖くなった。

ゴミ箱に、カードもお花も全部捨てた。


けれど、警察に相談したほうがいいかな?


ゴミが箱から拾い出して、

「お花とカードを窓際の台に置いた」


なにげない、動作のひとつひとつが、

「彼の笑顔」に、繋がっているとは知らずに。









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