悪ノリ♪!?
(……身体が熱い。ギャルに一気に変換されていく。せっかくの男の日常が……!)
「きゃあああ! やっぱりギャルの方が可愛いわよ!」
「見てこの肌のツヤ! 」
一瞬でギャル化した俺を囲んで、酔っ払い女子たちの歓声が上がる。
「いいじゃない、桐山♪ 先生、今から検体として試作品の魔道具のリップとファンデと……っていうか、その髪型、先生がアレンジしてあげよう♪」
「……堀井先生、大丈夫です、試作品のテストはシラフの時におねがいしますのでマジでやめてください! 先生、目が座ってて笑ってないから!」
(ダメな大人の理性が完全に溶けてる……。学校で見せる「先生」の顔はどこへ行ったんだ。酔ってないはずの姉貴が「ビンビン」とか言いながら一番ノリノリなのが最悪の絶望だ……)
俺は助けを求めて桜子を見た。だが、彼女は顔を真っ赤にして、さっきより熱い視線を俺に向けていた。
「潤……。……着せ替えさせたい。いいかな?」
(桜子まで! 急にどうしたの!? !?)
『ほら、あーんしてあげなさいよ。この「ピスタチオ・テリーヌ」美味しいわ♪』
エナエマは空中でテリーヌを頬張りながら、完全に他人事だ。
(みんな悪ノリしすぎ!!)
濃厚なピスタチオの香りと、女子たちの妙なテンションが、深夜のリビングを修復不可能なまでに狂わせていく。
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