今週末!?
キンコーン♪ カーン♪ コーン♪
放課後を告げるチャイムが、今日の俺には死刑宣告の鐘のように聞こえた。
「……行くか」
「ええ、行きましょう」
「おう」
少しの緊張と、それ以上の恐怖(主に俺だけが感じるもの)を抱えて、俺たちは3人で保健室へと向かった。
いつもなら空中でうるさく騒いでいるエナエマの姿がない。それが余計に、事の重大さを物語っているようで落ち着かない。
保健室の前に立ち、意を決してノックをする。
「失礼しまーす……」
「お、待ってたわ。そこのベッドでいいから、3人並んで座りなさい」
白衣の襟を正しながら、堀井先生が書類を片手に促してくる。
言われるがままにベッドの端に腰を下ろす俺たち。静まり返った保健室に、消毒液の匂いと緊張感が満ちていく。
「……まあ、そう身構えるな。悪い話じゃないわ」
先生は眼鏡をくいっと押し上げると、不敵に口角を上げた。
「今月末からGWがあるだろ。それに向け、今年の15歳の顕現者であるあんたたち3人には、都内のある施設へ行ってもらうことになったわ。これは知識と能力のボトムアップ、そして何より『横の繋がり』を強化するための招集よ」
「施設……ですか?」
桜子が不安そうに聞き返す。
「安心して良くてよ、それぞれの両親には既に承諾済みよ。……とりあえず、私を含めた4人のグルチャを作るから、スマホ出しなさい」
手際よくQRコードを提示され、俺たちは無言で読み込む。すぐに通知が鳴り、PDFの詳細ファイルが送られてきた。
「簡単に言うと、餓魔対策の一端を担うにあたって、今年から横の連携を強化する方針になったの。……ま、あんたたち3人の連携がどこまで通用するか、私のブランドの『耐久テスト』も兼ねさせてもらうけどね」
「……最後、本音が漏れてますよ先生」
俺がツッコむと、先生は「あら、失礼」とわざとらしく笑った。
「詳細は今送ったそのPDFを読みなさい。今週末、現地集合よ。……いいわね、桐山。日焼け止めとfweeの下地は忘れないこと。美しくない検体は追い返すから、北条にも明日渡すからね、真壁、まぁいいか男子だし」
「俺も男子ですけど!?」と潤
「「「ギャル」」」だろ!?」で来て」でよくてよ」
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