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天狗✖️ギャル天女  作者: 抹茶ラテ


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20/76

思うとこあるよね



「3人揃ってるわね、ちょうど良かった。放課後、3人で保健室に寄りなさい。話があるわ。……では後ほど」


嵐のように現れた堀井先生は、それだけ言い残すとサラダボウルを抱えて風のように去っていった。


「話って……なんだろ。なんか俺、また怒られるようなことしたっけ?」

「緊張するわ……。何か私、マナーに欠けることしちゃったかしら!?」


少しビビる俺と、不安げに尻尾を揺らす桜子。マサが腕を組んでどっしりと構える。


「まあ、考えても始まらねえだろ。とりあえず3人で放課後行くか」


エナエマだけは、宙に浮きながら何やらニヤニヤと楽しそうにしている。嫌な予感しかしない。


「だな。考えても全然わからないし、まずは食べよ。ハンバーグ冷める」

「そうね♪」

「だな」


再び箸を動かし始めた俺たちの間で、自然とこれまでのことが話題にのぼった。


「でも、堀井先生も綺麗よね♪」

桜子がしみじみと言う。


「ハイエルフだけど、一般人にはハーフか外人じゃ何かに見えるんだろうな。あの浮世離れした感じ」

マサの言葉に、俺は昨日の「子猫ちゃん」発言を思い出して少し身震いした。


「よく考えると、不思議よね。私去年中3の5月に15歳になって顕現したけどさ。ココさんの『天女天狗』を見た時も驚いたわ。それで、潤もいつか……って察してたけどね。マサにもびっくりしたけど!」


「俺も似た感じかな」

マサが笑う。

「桜子とココさんにびっくりして。潤の誕生日を知ってたから、『こいつはまだなんだなー』ってずっと。……そしたら、まさかのギャル化だろ! ぶはっ、マジでウケる!」


「……全然、ウケない」


俺が恨みがましくマサを睨むと、桜子が「ふふふ」と楽しそうに笑った。


「でも、こうして3人で普通に学食食べてるのって、いいね♪」


本作お読み頂きましてありがとうございます。


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