表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天狗✖️ギャル天女  作者: 抹茶ラテ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/76

お昼休み



水曜日の昼休み。

今朝もエナエマに新作コンビニスイーツを「シュークリーム」を上げたおかげで、俺は無事に「男子」の姿を維持して登校できていた。


姉貴と母は不満たっぷりだった




無事午前の授業も終わり



「お待たせ。今日の日替わり、ハンバーグ定食だってさ」


俺はトレーを運び、先に席を取っていた北条桜子と真壁マサのテーブルに腰を下ろした。学食の喧騒の中、俺たちは自然と頭を寄せ合う。


「……ねえ、慣れた? 潤は……顕現して1週間だっけ? 10日だっけ!?」


桜子が周囲に悟られないよう、小声で俺とマサにだけ聞こえるように聞いてきた。


「少しずつな。……マサ、桜子は?」

俺は箸を割りながら聞き返す。

正直、昨日の堀井先生まで参加した「女子会」のせいで、天狗界の修行や勉強の疲れが倍増していた。


「俺はもうほぼ大丈夫だぜ。俺4月生まれだからもうすぐ顕現して1年だし鬼族の体力舐めんなよ」

マサが豪快に白米を口に運ぶ。


「私も、来月で1年ね、自分の尻尾のコントロールはだいぶ慣れてきたかな」

そう言う桜子だが、好物のハンバーグを前にして、椅子の下で何かがパタパタと動いている気配がする。


「しかし潤は、イレギュラーというか例外にも程があるよね」


桜子が、俺の斜め後ろ――一般生徒には見えない場所で、空中に浮きながら昨日余ったバームクーヘンを優雅に食べているエナエマをチラ見した。


「でも、潤のギャル姿……いけてると思う。ココさんに負けず劣らずというか……私、結構『推せる』わ」


桜子がポッと頬を赤らめる。


「まあ、潤は潤だからな! でもココさんは俺も推せるのはわかるぜ。あのカリスマ感はヤバい」

マサも同意するように頷く。


「……姉貴は、ぶっちゃけ弟の俺から見てもランク高いと思うよ。キャラも素材も努力も、あいつはガチですごい」


俺がそう呟いた瞬間、二人の声が重なった。


「「さすがシスコン」」


「ちっ、違うわ! 客観的な評価だろ!」


俺が必死に弁明していると、背後からスッと冷たい気配が近づいてきた。

キン、と鋭いヒールの音が学食の床を叩く。


「あら、桐山。……ギャルじゃなくて!?」


「げっ……堀井先生!?」


俺が振り向くと、そこには白衣を翻し、サラダの入ったボウルを手にした堀井先生が、眼鏡をくいっとさせて立っていた。

本作お読み頂きましてありがとうございます。


この作品をチラッととでも

『ふふふ』、『!?』と思ってくださった方は

ブックマークとか!?

マックス『★★★★★』まで

評価あるのでポチッとしてもらえるとテンション上がります


へへへ


よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ