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路〜産声〜(7)
「じゃあ、話そっか」
机の上にはそれぞれが店で買ってきた昼食が並んでいた。
「え、結局声って丸聞こえなんじゃ…」
「そこは、俺の能力でもう対策済みだよ。俺の能力は、人の五感を操ることなんだ。だから、今俺たちの半径3mの人達は耳が聞こえなくなってるんだ」
その能力の内容にシャーベットは思わず感嘆の声を漏らした。
「ほー、それめちゃくちゃ便利な能力ですね」
「まぁ、そうでもないんだよ結構調整が慣れないと難しいし。もう慣れたけどね。じゃあ、ひとまずだけど、今夜賭博が開催されるらしいから、そこに潜入、現行犯っていう形で逮捕していく流れで行こうと思ってる。反抗してきたら殺さずに拘束。出来れば傷つけずにがいいかな。どうしようもなかったら多少の乱暴は大丈夫だ。オーケー?」
「はあ、俺はひいぜ!」
アラキは買ってきた牛のステーキを頬張りながら答えた。
「私も大丈夫です」
「よし、それじゃこの昼食食べたらひとまず、色々準備しに一旦家に帰ろう。荷物もたくさんあることだしな」
「「了解」」
そう言って三人は家に帰っていった。
そして、夜。ショッピングモールが閉まりきって、社会の皆はほとんどが寝静まっているであろう午前2時三人はふたたびショッピングモールに戻ってきていた。
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