二十繋目:あんたもッスか!
「あれ?フーラさんも一緒だったんですね」
図書館につき、ルーンと合流すると開口一番そう言われた。
「なんだ、知り合いなのか?」
「はい、私もこの城で働いている身ですので」
「我もこの女の事は知っているのデス!天啓者だから有名なんデスけどね」
「二人とも知り合いなんだったら話が早いな、今日はフーラをダンジョンに連れてく…って言うかついて来るって言うか」
「フーラなら大丈夫でしょう。それよりも、仕事のことの方が心配なのですが」
「そのことについては心配いらないデス」
エッヘンというように胸を張るフーラ。
私と同じくらいの身長しかないのに胸が大きいので、胸を張った瞬間にユサッと揺れた。
「人数が増えると、冒険者っぽくなるな」
ダンジョンに行くために図書室に集まっている人数は4人。
一般的なダンジョンに挑むために必要な人数と同じくらいになったので、少し安心感がある。
「立ち話をずっとするわけにもいかないので、そろそろ出発しましょうか」
「実力見せつけちゃうのデス!」
「焔さん、私はそこまで戦えないのでいざとなったら守ってくださいッス」
キャラが濃いのが途中から入ってきたから忘れてたけど、シェリン久しぶりに喋った気がするな。
* * *
「着きました。第十層です」
ルーンが転移をした場所は、九層のボスを倒し階段を下りた先…つまり、第十層の入り口付近だった。
「我に任せて欲しいのデス!」
フーラは華奢な体を引き連れて、フーラの数倍は大きい体と鬼のような顔を持った魔物の方へ走って行った。
「素材として回収するので、くれぐれも粉々(こなごな)にはしないでくださいね」
ルーンがフーラに向かってそう注意を…って、この子そんなことするの?
第十層ともなれば、一般の冒険者は命を落とす覚悟で挑むような場所と聞いていたのだが、フーラはそれほどまでに強いのだろうか?
「とうっ!」
フーラが地面を蹴って空中へ飛ぶと、頭の上に白く光った輪と、背中から黒く染まっている羽根が出てきた。
空中で滞空しているフーラはそのまま回し蹴りをすると、鬼のような顔をした魔物は前のめりに傾き、そのまま倒れてしまった。
「エッヘン!やっぱり我は凄いのデス!」
「流石です。さぁ、素材を切り分けていきますよ」
「それも我に任せて欲しいのデス!」
フーラがそう言った瞬間、倒れた魔物がある程度の形を保ったままバラバラになった。
「あれっ?魔法って使っちゃダメなんじゃなかったッスか?」
「これは魔法じゃなくて『天啓』によるものだから、魔力の依存はないので安心してほしいのデス」
「あんたも天啓者なんッスね…私だけじゃないっすか、この中で天啓者じゃないの。天啓者ってそんなにポンポンいる存在じゃなかったはずなんスけど」
どうもLrmyです。
最近投稿ができなかったのは、投稿主が鬱になって…
なんてことは無いので安心してください。(実際はめんどくさくなっちゃった)
楽しみにしてくれた方がいるなら申し訳ないです。
ここから雑談を少ししていくんですけど、最後の方にフーラが『回し蹴り』をしたシーンがありました。
それが、変換ミスで『回し下痢』になっていて、一人で爆笑してました。
誤字脱字には気を付けないとですね。
これで後書きを〆ます。ではでは~




