第33話
【くぁwせdrftgyふじこlp;@:】
アナウンスが何か言っていたようだが、いまはそんなこと知るか!
俺たちの目の前に食い物がある!
いまはそれだけで良い!
「カップ焼きそば、うめぇぇぇぇ~っ!!!」
「インスタントきつねうどん、うましぃぃぃ~っ!!!」
2人そろって、もう我慢できないとばかりに、一口目からものの1分ほどで平らげる。
一気食いは健康に悪い? そんなこと知ったことか!
食べれば食べるほどお腹が空いていくという恐怖の感覚が2人を襲う!
そして食べ終えてみれば、目の前でお互いが食べていたものが当然美味そうに見え、
次のインスタント食品に手を出す。
「インスタントきつねうどんも、うんめぇぇぇぇ~っ!!!」
「カップ焼きそば、うまぁぁぁぁっ!!!」
そんなインスタント食品による暴食の宴が繰り広げられ、やっとお腹が満ち満ちて、我に返った
2人は、大の字で仰向けに寝転がる。
「あー、くったくったー」
「もー、しばらく動きたくないー」
2人の牛人間の出来上がりである。
そういえばさっき、すぐに食べられるインスタント食品を不思議部屋に持ち込んだ際に、
アナウンスが何か言っていたようだが、もう思考が完全に食欲に支配されていて、まったく
聞いていなかった。
だが、何か言っていたなと思い出して、ステータスを開いてみる。
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名前:霧型 藤次
レベル:5
職業:管理人
職業スキル:管理人室
部屋作成 (作成済み)
倉庫作成 (作成済み)
・倉庫設定 New!
部屋拡張 LV2
出入口作成
部屋効果:回復
家具作成:種別トイレ
家具作成:種別キッチン
家具作成:種別温泉
一般スキル:運動
目星
両手利き
SP:9
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倉庫作成の下に、新しい項目が増えていた。
これかと指先でその項目に触れると新しい項目が表示された。
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・倉庫設定:食料品 New!
・時間停止 【ON】/OFF
・状態保持 ON/【OFF】
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その文字を見ても、なんのことかよく分からない。
というか、いまはあんまり難しいことは考えたくない。
まぁ設定はデフォルト設定でいいだろうと、よく考えずにひとまずステータスを閉じる。
とりあえずお腹がこなれるまで、ごろごろして過ごす。
30分くらい経ったところで、やっとお腹がこなれてきたなと起き上がる。
「よし、残りの食料も調達しちゃおっか!」
マリアが立ち上がりながら元気にそう言ったので、藤次はそういえば・・・と切り出す。
「そういえば、たぶん最初に食料をこの部屋に運び入れたときだと思うんだけど、倉庫の
設定というのが出来るようになったんだ」
「ふーん? 倉庫のどんな設定なの?」
硬い床で寝ていたせいか、軽いストレッチをしながらマリアがそう聞いてくる。
「なんか時間停止と、状態保持というのが、運び入れた物を対象にONとOFFで設定できるらしい」
「時間停止ってことは、つまり腐ったりしないってこと? すごいじゃん!」
「うん、たぶんそういうことかな。状態保持ってのがなんなのかよく分からないけど・・・」
「まぁでも便利になることには変わりないんだろうし、どっちもONにしておけば良いんじゃない?」
こういうとき、他人の意見があるというのは本当にありがたい。
藤次はどちらかというとゲームでも、あまり初期設定をいじったりしない派なので、こういうとき
他人の意見が無ければ、ONとOFFの設定は基本いじらない。
だが、マリアの言うことには一理あるし、ONにしておけば、そのうち状態保持とやらがなんなのかも
分かることもあるだろうし、設定をどちらもONにしておくことにした。
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・倉庫設定:食料品
・時間停止 【ON】/OFF
・状態保持 【ON】/OFF
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