↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この壊れゆく世界でスキルを手に入れ生き延びる  作者: 小鳥遊ケイ
第一章 終わりの始まり
24/67

第24話

よくあるこういう小説で定番のスキル【アイテムボックス】にあこがれを感じる人は多いと思う。

かくいう俺も、正直しょうじきなところ出来れば欲しかった。

チートスキルとまで言わないにしろ、あの便利なスキルの有用ゆうようさは、誰もが語るに落ちるまい。


だが、予想するに【アイテムボックス】は、勇者や冒険者なんかのジョブの職業スキルで

あるのだろうから、残念ながら職業が管理人である俺が習得することは出来ないだろう。


ただ職業スキルで、仮にも「倉庫」をうたうということは、たぶんアイテムボックスに

通ずる保管機能をそなえている可能性があると俺はにらんでいる。

これはもうかなり胸熱むねあつであるし、取りたくなるのは仕方がないのではなかろうか?

5SPもして、何もないということはありえないだろうし・・・。

はてさて、俺は一体誰に対して弁明をしているのだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~

・部屋作成 (解放済み)

  ・出入口作成 (解放済み) 

  ・部屋拡張 3SP

  ・内装変更 2SP

  ・部屋追加 5SP

  ・部屋効果:回復 (解放済み)

・倉庫作成 (解放済み) New!

・家具作成 1SP

~~~~~~~~~~~~~~~

ステータスを操作して、【倉庫作成】を5SP支払って習得した。


【倉庫作成スキルの習得を確認しました。倉庫が作成されました】


頭の中にそんなアナウンスが流れたので、不思議部屋を見回してみるが、これといって

新しく倉庫のようなものが増設されたわけでは無いようだった。

無かったことで、あとで検証してみる楽しみが出来た。


さて残り3SPの使い道なわけだが、これが一番の悩みどころである。

可能性として【部屋拡張】【内装変更】【家具作成】の3つである。


3SPの【部屋拡張】に関しては、説明の必要もないだろうが、効果としてさらに部屋が広くなる。

初期の部屋が正方2畳ということで、およそ170×170cmくらいだった。

狭いには狭かったが、妙に落ち着く狭さだったことも否めない。

それが最初の【部屋拡張】によって、およそ4m×4mの広さまで部屋が拡張された。

つまり、およそ前の部屋の広さの倍となると仮定すると、今回は8m×8mとなる。

それはちょっと、広すぎる気もしないでもないが、現在の間取りを見てみると、トイレとキッチンが

あることで、フリーなスペースはそこまで広いわけではないので、これもありといえばありだろう。


次に2SPの【内装変更】だが、このまったく落ち着かない無機質な印象の白い空間。

その白い空間の内装を落ち着いた感じのものに変更したりできるのだろうと予想。

割と効果自体は地味に思えるが、実は本質はそこではない。


この【内装変更】で最後なのだ。

最後とは、いったいどういうことなのか?


つまりこれを取ることで、スキルツリーに新たなる可能性が解放されるかもしれないと

いうことだ。

そう考えると、このスキルを習得することが急に魅力的に感じられてくるのではないだろうか?

まぁ期待させておいて、何もないということも当然ありえるが・・・。


最後の職業スキルだと書いたが、実は今回は残り3SPということで除外させてもらった

5SPの【部屋追加】が残っている。

だがこれは、たぶん部屋作成と同じ消費SPであるということから、たぶん新たなる部屋を

作り出すということなのではないかと予想される。

寝室は別の部屋にしたいだとか、風呂は別の部屋にという贅沢なこともできることから、

あながち無駄ではないのだが、現状では同じ部屋にすべての機能が揃っていることに対して

そこまで気にならないので、今回これは除外しようと思う。

もし他の誰かが一緒に住まうというのなら、プレイべートスペースはそれぞれ欲しいから、

これも一考の価値があるだろうが、その予定はいまのところ無い。

あと、彼女募集中。


最後が【家具作成】だ。


3SPということは、3つの家具が追加できるということでもある。

だが、家具にすべてのSPを使うことは考えてはいない。

既にトイレとキッチンがあることから、それ以外となるわけだが、1つだけ、やはり日本人で

あることからお風呂が欲しいと思ってしまうのは仕方のないことなのかもしれない。

水で濡らしたタオルで体を拭いたりはしているものの、やはり大きい湯船にゆっくりと浸かりたい

という欲求があるということで、贅沢ぜいたくに【家具作成:種別温泉】というのはどうだろう?


そしてもうそろそろ硬い床のベッドともお別れということで【家具作成:種別ベッド】だろうか。

この白い空間自体、とくに寒かったり暑かったりするわけではないので、けっして床で寝て

いても問題はないとも思うのであるが、実際に床で寝て起きると、たまに体が痛いことがある。

柔らかいベッドで寝たいと思うのは、その環境を失ってひさしいからだろうか。

いつもベッドで寝ていたら、こういう欲求は無いのかもしれないとも思うし、平和な日常が

当たり前だった頃はそんなこと考えもしなかった。


最後がと書いておいて、もうひとつの可能性を追加したく思う。

以前に取りすぎの危険性についても考察こうさつしたのだが、あと1SPを使って

一般スキルをもう1つだけ習得するという手もある。

これからを生き抜く上で、やはり有用なスキルというのはいくつあって困るものではないと思う。

だが、一般スキルに限って言えば取ってあと1SP、つまりあと1つだけにしておきたい。


さてどう成長するか楽しい悩みどころだ・・・。

【読者の皆様へお願い】


面白い、続きが気になる!と思われましたら、ブックマーク及び小説下の広告下に『☆☆☆☆☆』があるので『★★★★★』にて応援お願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。