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騎士服を愛でたい令嬢は、騎士団に勤めたら溺愛されました。  作者: 漆原 凜


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釈明

すいませんでしたと土下座をして謝るノアを見て、私はどうしようかと悩む。


「本当にノアがハルト様なの?」


そうですと言いピアスを外しメガネを外すと、黒髪は金髪へと変化していく。今日騎士団で見たハルト様が現れる。メガネは認識阻害機能が入っているらしい。だから瞳の色がよく見えなかったのか。


「もうちょっとドロドロに甘く愛して私から離れられなくなってから言おうと思ってたんだ…」


「えー…っと私が好きなんですか?」


「店で隣になった時から可愛いと思ってて楽しくて本当大好きです。職場でも会いたくて引っ越ししました。総団長付きになったのは私はお願いしてないよ!そこは潔白です。」


「どれだけ私の事が好きなんですか…今日ハルト様見てたまにノアを感じたのはそのせいですね。本人なら当たり前ですね。」


「リディのためなら騎士服だって着るし、私を捨てないでください。」


え?騎士服を?私のために?それは惹かれる。ヤバい。ノアはさすが私の事をわかっている…。


「ラナのお兄様とは知り合いなんですか?」


ラナ?って首を傾げている。青龍騎士団の団長様の妹ですと言うと、あぁってケインのと納得している。


「ずっと騎士団で一緒だからね。プライベートでも仲良くしてる1人だよ。アイリス嬢は黙っててくれたのに…あんな手に引っかかって本当恥ずかしい。」


気を抜き過ぎてたって反省している。私と居ると気が抜けて落ち着くらしく油断していたと。


「外で会うときはノアで来ますか?」


「ノアは騎士服じゃないけどいいの?ハルトでも大丈夫だよ?私は公表問題無しだから!」


「騎士服関係無くノアが好きなのでいいです。新人なので公表はちょっと…って私達の関係は何ですか?」


「恋人じゃないの?最初の日にリディに付き合ってと言ったらいいよって承諾してくれたけど。」


まさか付き合っていた…1人関係に悩んでて恥ずかしい。ギュッと抱きつき私から口づけをする。嬉しい。


「ノア?ハルト様?どっちで呼んだらいい?」


「ミドルネームがノアだからノアでいいよ。リディだけ特別。」


頬を両手で挟まれ口づけが降ってくる。可愛いって頬にも口づけをされまた押し倒される。ダメ!とノアを止める。ロールキャベツ食べないと。


「ご飯食べよう?」


「リディ食べてからね。」


口づけは止まらずノアのペースにのまれていった。時間が立ち私はまだベッドの中にいる。ノアは1人ロールキャベツを食べ美味しいって満足している様だ。私のロールキャベツ…。


「ラナには言っていい?最初から相談乗ってくれてたから。」


「いいよ。私は公表してもいいのに隠したいのはリディだからね?あ、ケインには今日言ったから妹にはそこから話がいくかも。あ、最初一緒に居た子?あんまり覚えてないな。」


「あんなに可愛いのに?」


「最初からリディだけしか見てなかったからね。」


ご飯を食べ終わったノアはまたベッドにやってきて唇に口付けをする。ノアは何故か色気が漂っている。え?まさか…お腹いっぱいなったらデザートだよねって私の耳に齧りつく。さようならロールキャベツ…今日食べれないかもと思いながらノアの唇に翻弄されていった。


ーーーーー


「ラナおはよう。」


「毎日報告よくあるね。そんな話進む?」


「例の人が誰かわかりました。お兄様にも直接報告したそうです。」


えー誰?早くない?本当にお兄様と知り合いだったの?誰だろう?って考えている。絶対結びつかないよね。雲の上だし。


「全然わかんない。教えて?」


「ハルト·クロフォード様でした。」


はぁーーー??!!ラナは驚愕の表情をしている。本当に?あの?壇上にいた?あ、リディアの直の上司になったよね?とパニックになっている。


「職場でも会いたくて移動してきたって…上司としてヤバいよね。」


「…愛されてるじゃない。付き合ったの?」


「それが最初に付き合う事になっていたらしい。酔って覚えてなかったのは私だった。」


キャーー!何それ!もっと聞きたいのに時間が!って泣きながらまた後でって解散する。報告できて良かったと思い、私も浮かれながら仕事へと向かった。



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