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騎士服を愛でたい令嬢は、騎士団に勤めたら溺愛されました。  作者: 漆原 凜


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悩む

カトリーヌ様と過ごす内に2日が経った。そろそろ帰ろうかな。いや、でもな…しかし準備がとずっとグルグル同じ事が脳内を巡る。ノアご飯きちんと食べてるかな?心配してるかな?呆れられて捨てられたらどうしよう…。


悩んでいたら手紙来ましたよと渡される。義両親だ。内容は簡単に言うと、一緒に旅に行く?て事が書かれていた。無理しないでねと。勝手に家を出た私に対して責めることなく、尊重して優しくしてくれる。ノアに捨てられたらお2人とももう会えない。ノア許してくれるかな?カトリーヌ様に帰ろうかなと話すと、またいつでも来て下さいって言ってくれる。


馬車を貸してくれたのでとりあえず公爵家に戻る。私を見るなり皆喜んでくれ、ハルト様に連絡しますと従者が走る。本当錯乱状態で大変だったんですよーと皆口々に言っている。外が騒がしくなり、え?まさかノア?バタバタ走る音が聞こえ、ノアが部屋に勢いよく入ってきた。


入ってきた勢いのまま、リディごめん!!と頭を下げている。頭を下げるノアに近づき手にそっと触れる。私を見るノアは目の下にクマができていて、少しやつれている。


「いきなり居なくなってゴメンね。もう出ていけって言われても仕方無いと思ってる…。」


「そんな事言うわけないじゃない…おかえり。」


そっと抱きしめてくれ帰ってきたのだと実感する。少しは我慢するから許してと泣いている。少しなんだと笑ってしまう。


「ノアは私の事好き過ぎるよ。挙式まで一緒に寝るの我慢してくれるなら許してあげる。」


挙式まで?嘘でしょ…と崩れ落ちている。小さな声で何か言っていて、近寄り聞くと我慢しますと。約束だよと抱きついたら優しく唇が重なり何度も口付けをされ、段々深くなる口付けを制止して離れる。


「…リディが足りない。」


「迷惑かけた方々にお手紙書かないと。ノアはもう仕事終わったの?まだなら騎士団戻ってね。」


はい…と泣きながら戻るノアに、急いで抜けて来てくれた事に感謝し見送る。アンディ様からはいつでもおいでって返事を頂き、義両親からは一緒に旅行したかったのに!との手紙が届いた。


「今回リディが居なくなって、とても怖かった。私はリディが居ないと生きていけないし何もできない。重いし気持ち悪いかも知れないけど…ずっと一緒に居て欲しい。捨てないで下さい。お願いします。」


帰ってきたノアに懇願され、もう勝手に居なくならないと約束をする。膝の上に座らされ抱きしめられる。心配させたよねゴメンねとノアの頭を撫でると、首元に擦り寄りもっとて強請られる。甘えるノアは可愛い。髪もサラサラでおっきいワンコみたい。


首元が擽ったくて少し距離を取ると、首筋を舐められた。首元を掴まれ唇が降ってくる。首筋から唇に移動し口付けが何度も落とされる。息が苦しく私はノアに寄りかかる。一緒に寝れないからそれまで愛し合おうねと抱き上げられベッドに運ばれる。


そうじゃないと思いながら、眠るまで翻弄され気を失う様に眠りについてしまった。翌日朝起きると自分の部屋で寝ていて、違う!と憤慨する事になる。

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