第49話『人を愛せない自分って、おかしいの?』
**『人を愛せない自分って、おかしいの?』**
陽葵「こんばんは。ようこそ、宇宙人ラジオです。パーソナリティの陽葵です。今日も、リスナーのあなたと、心の深いところでつながれたら嬉しいです。そして今夜も、一緒に語ってくれるのはこの方──」
テルキ「こんばんは、テルキです。今回も心静かに、でも芯から熱く、話していきましょう」
陽葵「今日のテーマはね、“人を愛せない自分って、おかしいの?”っていう、とても大事な話題なんです。恋人ができても、すぐ冷めちゃう”とか、“誰かを好きになる感覚がわからない”とか……。テルキくん、こういう気持ちって、スピリチュアル的にはどう見えるのかな?」
テルキ「これはね、魂の進化においてとても繊細で、深いテーマなんだ。まず大前提として、“人を愛せないこと”に罪悪感を持つ必要はないよ。 愛せないこと=悪ではない。それは魂の旅の中で、**今は“愛の表現の仕方を探している段階”かもしれない**んだ」
陽葵「愛の“表現の仕方”……?」
テルキ「そう。愛ってね、必ずしも“恋愛”として現れるものとは限らない。親子愛、友情、思いやり、奉仕、芸術への情熱……愛の形って、ものすごく多様なんだ。 でも、現代の社会では“恋愛”にものすごくフォーカスが当たっていて、“恋愛できない自分=欠陥”って思い込んでしまう人が多い」
陽葵「……私も、ちょっと思ったことある。まわりが付き合ってるのに、自分にはそういう気持ちが湧かないと、不安になるっていうか……」
テルキ「うん、でもね、その“湧かない”って感覚にも、意味があるんだ。 もしかしたら、それは**ハートの奥が、まだ癒されてないサイン**かもしれない。 過去に傷ついた経験がある人ほど、“もうあんな思いはしたくない”って、 愛に対してブレーキをかけてしまうことがあるんだ。自分では気づかないうちにね」
陽葵「……それ、あるかも」
テルキ「そして、愛を感じられない自分に焦って、誰かと無理に付き合ってみる。でも、本当は心が追いついてない。だから、冷めてしまう。 相手を責めるでもなく、自分を責めるでもなく、ただ、**今の自分を正直に見てあげる**。それが、愛の第一歩なんだよ」
陽葵「“愛せない”って思ってたけど、実はまだ心が疲れていたり、準備ができていなかっただけかもしれないんだね……」
テルキ「そう。それにね、愛って、外に向けるだけじゃなくて──**まず自分に向けることが、とても大切**。 “自分を愛せない人は、他人も愛せない”って、よく聞くでしょう? これは霊的な視点からも真実に近い。自分に厳しく、ダメ出しばかりしている心では、他人をまるごと受け入れることが難しいんだ」
陽葵「うん、確かに。自分に優しくしてあげられたら、人にも優しくできる気がする」
テルキ「その通り。だから、まずは“愛せない自分”を否定しないで。“私は今、学びの途中にいるんだ”って認めてあげてほしい。 そして、日々の小さなことを大切にしてみてほしいんだ。 誰かに挨拶する、動物をかわいいと思う、お花に微笑む── そういう一つひとつが、愛の練習なんだよ」
陽葵「それなら、今すぐできるかもしれない……!」
テルキ「うん。そしてね、愛っていうのは、“与えること”ばかりじゃなく、“受け取ること”も大切なんだ。 “誰かを愛せない”と感じる裏には、“愛されるのが怖い”って気持ちが隠れていることもある。傷つくのが怖くて、愛を拒んでしまう。そんな心に、まずは静かに光を届けてあげてほしい」
陽葵「テルキくん、今日の話……心がじわっとあたたかくなったよ。ありがとう」
テルキ「こちらこそ、聞いてくれてありがとう。“愛せない”というのは、あなたがまだ、“本当の愛”を探している証拠かもしれない。だから焦らなくていいし、あなたのその旅は、必ず実を結ぶよ。夜が明けていくように、静かにゆっくりと、ね」




