第三章第十六話...熱き灯火達
この物語も夏休みに入ります。良いよね。
「炎の舞・煉獄地獄」
柄を強く握り締め、刀身に炎を渦巻き状に纏わせる。炎の回転を加速させ、肺にいっぱ入れ、大き振りの一撃。
踏んでいる大木を切断し、大きな火柱が地に叩き付けられ、轟音と共に大きな衝撃波。空炎子は上半身を半回転させ、回転を加えた一振で、火柱を薙ぎ払う。
「火剣術・火条渦巻き」
「炎の舞・黒縄火情」
刀身に赤炎を纏わせ、並行に振るう。刀身の炎が固定され、十五個の赤炎の縄がレーザーの如く空炎子に向かって行く。
空炎子は子風火で縄を散らし、足元に炎を生成して船へと向かって行く。
「炎の舞・炎風華」
船を風圧の斬撃で破壊、空炎子は吹き飛ばされするも回転して体制を変えて着地。空炎子の着地時にさっき込めた赤炎を爆発させる。
空炎子の周囲は幾つもの瓦礫が爆発、煙が空炎子を包み込むが、土煙を火条渦巻きで払い斬る。
「過去一の硬さだな」
「ふふ、赤龍と戦った時を思い出す、君と戦う感覚は!」
「そりゃどうも」
奴には不意打ち、意識外からの一撃を与えないとダメージは入らない。腹巻みたいな、あの紐......止血に使えるのか、又使ってみよ。
まぁ使う予定無いけどな、再生で事足りる。人間って脆いわ、やっぱ。
「はぁ!」
地面を蹴って空炎子の間合いに近ずき、一振。刀が甲高い音を出し、矢張り刀身が多少揺れるが、俺の方が速い。何度も俺が斬り付け、空炎子が防ぎ、刀を振るう。
致命傷になる一撃は避け、かすり傷程度なら受ける。
「炎の舞・霞炎刀」
首に刀を振るうが、空炎子が刀身を盾に防御。刀が重なる瞬間、俺の刀身が赤炎へと変化し、空炎子の刀を透過する。
空炎子は驚き、一撃を受けたと思ったが、体制を変えて、右顔を大きく切り裂き、大火傷で済ませる。
だが、俺の攻撃は終わってない。
「炎の舞・炎風華、炎の舞・地天炎上」
天炎行動でストックしていた炎風華で、空炎子を大きく吹き飛ばし、股関節辺りにある刀身を瞬時に斬り上げ、瞬き寄り早く振り下ろす。
地と天が炎で紅く染まり、地面を抉りながら進見、空に届きそうな巨大な斬撃。
赤炎の斬撃は飛行する無数の飛行船に直撃するも、炎が弾かれる様に消失する。
「はぁぁ!火剣術・火希竜人」
空炎子の筋肉が膨れ上がり、斬撃に向かい一線。地面を踏み締めて、雄叫びを上げて、ゆっくりと一歩を踏み締める。
が、流石の空炎子も地天炎上を防げずに、大きく吹き飛ばす。斬撃は爆炎へと変化し、周囲を光が包み込む。
ようやく見せた隙、それを逃さない。
「幽霊粒子、炎の舞・八炎桜」
幽霊粒子で、衝撃波に寄って飛ばされた空炎子の後ろに移動、炎の桜の花弁と共に八連を叩き込むも、九条天下で防がれる。
九条天下の最後の一振を、ストックしている一振で防ぎ、間髪入れずに幽霊粒子で宙へと飛び、黒い色の煙を周囲に発生させ、煙を爆発させる。
「烱焉・焼煙」
「クソっ!」
「ふぅ......」
「流石に疲れたか?」
「準備運動さ。炎の舞・域円炎!炎の舞・光焔大焦熱!」
畑に落ち、身体を回転させ四重に重ねた円状の斬撃を放つ。刀を鞘に戻し、居合いの体制を取って、瞬き寄りも速く横に一線。
寄り遥かに大きい赤炎の龍が、弧を描く様に現れる。口を開け、空炎子に牙を突き立てる。
(な、なんと言う......強さ!防ぐだけで精一杯だ。だが、"俺"も負ける訳には、背負うモノの為に、負ける訳には行かないんだ!)
「火剣術・竜我独存!火剣術・奥義!火竜逆鱗!!」
炎の竜を模した熱風に吹き飛ばされる。普及の建物の大きな瓦礫に叩き付けられ、意識が飛びそうになるが、舌を強く噛んで意識を残す。
赤炎の竜を纏った突を刃先で受け止め、後ろに踏み込む。刀身の切先から、炎が溢れて大きな爆発を起こし続ける。
爆発の風圧で身体が自由に動かず、風圧で周囲の植物が傾き、倒れ始める。が、刀身に炎を何重にも重ねて、渦巻き状に纏わせフル回転させる。
「炎の舞・煉獄地獄!」
赤炎の渦巻きは大きな火柱へと昇華し、赤炎の竜とぶつかり合う。体内からプチプチと音が響いて聞こえ、互いの口から血が溢れ出す。
右眼から赤い鮮血が零れ、互いに皮膚に入った亀裂から、血がプシュッと音と同時に吹き出す。
身体の体温が下がるのが理解できる。血が減ってる証拠だ。喰怒と言っても、腕や内蔵を一日で再生したら、数ヶ月間は治せない傷も増えてくる。異能の使い過ぎも相まって、一度落ち着かないと再生出来ない!
「負けるものかぁぁぁああ!」
「負けるかぁぁぁあああ!」」
迷い込んだ世界で、出会ったあの人に言わせたんだ!弱い人の盾に、身体はって護れって!
麗衣炙を守るんだ、暮らさせてらる!平和な、争い一つ無い世界で、差別なんか無い、幸せな世界で暮らさせてやる!!
「この夢は、御伽噺なんかじゃない!」
「護る、俺を産んでくれた父さん母さんを!必ず、連絡しに行くんだ!」
手首の肉が生々しい音を立て、手首を紅く染め始める。眼玉からも、音が聞こえる。空炎子の炎を纏った拳を、頭突きで受け止めるとガンと身体全体に響き、口からの流血が勢いを増し始める。
頭からも血が溢れ、左眼を覆い隠す。頭がジリジリと焼かれ、皮膚が黒く垂れ始める。
血は地面に付着するまでに、二つの赤炎の温度で蒸発する。
「火剣術・竜牙突き立て」
「炎の舞・光焔大焦熱」
二本目を加えた空炎子の突きの勢いが増し、身体から多くの血が吹き出す。ボタボタと血管から盛れる血液の感覚で意識を保ち、脚に力を入れ、身体を斜めに傾けて、居合いの抜刀に似た体制で、地面を蹴る。火柱が、赤炎の龍へと形を変え、牙を剥く。
傷が開く一方だが、無茶しないで勝てる相手じゃない!限界を越えろぉ!血肉が、腐り果てても、心は......俺の魂は、一瞬足りとも腐りは......決死て、しない!
「「はぁあああああああ!!」」
喉がっ!身体の限界、か。でも
「教えて......貰......った......んだ。心を、先に進ませていれば、努力......と身体は、後か......ら、着いて............来る......って!言ってたんだよ!」
眼を開け、傷だらけの身体で立ち上がる。
後、一つ。何時も、誰かとぶつかり合う事が嫌だった。身体が戦わせ様と、背中を押してくる。何かに、成長しろと、言われている見たいに。
この世に、希望何てないって思ってた。人を殺しの、俺が幸せなんて勝ち取れないと、真剣に七歳の脳みそで考えてた。
でも、麗衣炙とサグメさんが希望を教えてくれだんだ。
(考えてたって無駄、俺は人殺しだ。飯食って、死ぬんだ。この世に、希望なんて無い。あるはずないんだ)
(違います、希望は有るんです。胸から、抑えきれない紅爐様の感情が、希望そのモノなんです)
「この匂い、麗衣炙?」
「なんだ、あの白い天使は?」
「まさか、京都に都合よく吹き飛ばしてくれるとはな。それに、目的は果たせそうだ。全ての核は破壊されたが、制約に寄り、私は更なる進化を遂げた」
「紅爐様!」
「麗衣炙を離せ!」
「炎を加減しろ!女の子が死ぬぞ!」
「そんな悪魔に協力するのか?魔法界?」
「この状況を見逃せないだろ」
時刻19時18分、神代禱が戦闘に参戦。この一件にて、熾焔紅爐と空炎子多喜英の現状が不明。
地の文に上振れがありますね、キャラが動いてくれたら良いのですが、薺君の件があるので動き過ぎると噛ませが主人公と同スペックの強敵を倒しやがるからなぁ。
動く時は動きますって、事前に言ってよね。
最近、体調不良が続き、日頃のストレスで不眠症が酷くなり、食欲も無くなってきて一日一食です。
書く時間を睡眠時間にして、書く気力があればストックしますが、違う作品をゆる〜く書こうと思ってます。
投稿は気分、八月中頃?なのではないですかね。ぶっちゃけ体調次第です。
お待たせしますが、ストレスを与える親が悪いんですよ。僕は一割しか悪くないんです。
あと、この期間に誤字の修正、少し読みやすく間を開けようと思ってます。
次回まで投稿が空くので、読み直してこんなセリフ言ってたんだなって思って物語を考察してくれると幸いです。




