第三章第十五話...梟の浮き彫り
夏休みの始まりじゃ〜!!
ビルを駆け上がる理道を追い、付与された稲妻の力を使い、マグネットの様に脚をビルに付け、ビルのコンクリートの壁面を駆け上がる。
射程に入るとビルから離れ、稲妻を纏う槍を投擲する。
バチッと音を響かせ雷撃へと姿を変えて外壁を貫く。大穴を開けた槍は翻し、自らの手元に戻る。
「外したっ!」
バネが弾む力に寄って壁面を蹴って上の階に移動、直後に桜葵との距離を詰め、強力な一撃を腹へと叩き込む。
魔力に寄って身体能力が強化はされているが、理道の一撃に加えて拳に魔力を集中することで攻撃力を高めている為にノーダメージとは言えず、少々痛みで腹を抱える。
桜葵は異力を身体強化を回す事ができる数少ない異能者だが、一つ一つの武器を完全に把握出来ている訳ではなく、熟練度に差がある。
「使い方を覚える前に、殺す」
「やって見ろよ!」
使い方を見謝れば大きな被害で出る!ここで仕留める!
地下鉄に向かう理道を追い、最大級の力を地面に蹴る事に消費し、槍に纏う電撃の異力を身体に身に纏う。
急激にスピードを上げた俺に動揺、直ぐに冷静を取り戻した後に圧縮パンチの耐性に入る。
「身体持ってくれよ!」
異力を消費して何度も地面を蹴って撹乱させ、奇跡には固有フィールドの力に寄って俺の残像が創りだされる。
筋肉がブクブクと膨れ上がる。いや、肉が増殖を繰り返しえ大きな右腕を構築する。キリキリと先程とは音の重みが決定的に違い、一撃を喰らえばどうなるかは本能が伝えてくれる。
此方も負けじと槍の先端に異力を集中、稲妻がビルや地面を流れるとコンクリートを熱エネルギーで黒く焦がし、窓ガラスをも砕く。
「コレで、終わりだ!」
振るう寸前、二人は蒼炎が凝縮した爆発に寄ってコンクリートの地面を転がる。
巨大戦艦がビルを削りながら飛行し、レーザーや大砲を四方八方に撃ち放ち、人間離れした動きで青いラインが入った軍服を着た青年が蒼炎を大剣に纏わせ、斬り上げる。
蒼炎が弧を描き、巨大戦艦の体制を変えるも直ぐにレーザーを撃ち放ち事で見事にバランスを取り戻し、無数の砲弾が蒼炎使いに向かって行く。
「玄人ーー!」
黒炎が砲弾の弾道を変えたことで地面に無数の弾丸が降り注ぎ、地下鉄が剥き出しになり、威力の高さを見せる。
状況に少し動揺するが、体制を建て直して壁面を蹴る。俺を追って稲妻が激しく追いながら、宙に対空する隙を見せる事にはなるが、あの戦艦に好きにはさせては行けない。
そう、内心で思い槍を投擲する。
「堕ちろ!!」
激しく吹き飛ぶ自身の身体を余り得意ではない風の第二中級魔術を使用し身体を捻り、体制を整えて衝撃を風をぶつけて軽減させる。
隙を見せた一撃さは防壁に寄って無力化され、此方に向けられた砲門に粒子が円を描き、球体になるとガチャンッ!と何かに押し出されレーザーとなって地面に大穴を作る。
「こりゃまずい」
理道の拳を槍でさばき、戦艦の砲門を避けるも爆風に寄って体制を崩し、数発をもらいながらカウンターを放つ。
顎にヒットする石突、身体を震わせる理道に蹴りを喰らわせようと一歩踏み出すが、爆風に寄って体制を崩して仕舞う。
__拳を打つ度にスピードが増す理道に集中したい、スロースターターか?!でも武器の性能を引き出したい。時間が、欲しい!
「蒼空の爆炎!」
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ヴィザードフードジャケットを着た白髪の青年が中戦車に包囲される渋谷に侵入しようとすると砲塔を向けられ、機動隊が盾を展開する。
青年の碧眼の瞳孔が赤に染まり、血管が浮き出す。
「俺は革命軍参謀総長、欤艴骴梟」
「ほらほら、雑魚は引っ込んでろよ〜」
瞳が赤かに染まると目元が罅割れ、身体から白い肉が現れる、白い泡の様な液体が瞳や口から溢れ出し、仮面の形を創り出す。
白い肉がフクロウに似た羽根を形取り、白い羽根が形を変え白い腕の様な触手に形に変形、そのまま四本腰から垂れ下がる。
両腕は梟の翼を象った剣は鋭く、紅い隻眼が暗闇に輝やき、肺を膨らませて吠えた。
『ァァァァァ〜〜』
「フクロウ、情報寄り小せぇなぁ」
『柔鳴家、次男。柔鳴離桜ダナ〜!』
「いかにもその通り、That's Right」
『此処ヲ、通シテ貰オウカァアア!??』
振るわれる剣羽は離桜が持ち合わせる物の中でも最上の名刀、樂卯魏を豆腐の様に容易く切断、奥に居た機動隊を正中線から叩き潰す。
今の一撃を正面から受ける事は到底出来ないだろう、あいにくと名刀を破壊され後々のことを考えれば憂鬱だ。
万一此処で俺が敗れれば、第三勢力を引き込む事になる。そんな事をすれば、戦場は激化するするだろう。
一歩下がり、背後に背負う薙刀を構える。
ケラケラとフクロウは微笑み、腰を低くこちらも構える。如何にも相手を見下す態度に離桜は不服の態度をしても、相手の思うツボだろう。
そう思い、一歩踏み出して薙刀を振るう。
「幾らすると思ってんだよ!」
『知ラネェヨ!』
「雷の舞・雷霆現化」
真正面にぶつかる二人の刃は、当たる寸前に紅い火花が現れ、火花が稲妻に寄って繋がれ黒き一閃と成った一撃は剣羽を切断、勢いのままフクロウの胴体を黒く染めた。
正気はある、それは離桜の異能。
会心の一撃
十回中に一回、防御を貫通する一撃は火花と共に紅い稲妻へと変わり、自分が引き出せる渾身の一撃として振るわれる。
クリティカルを一回放つ度にリセットとされるので、連続で放つことも可能しており、調子が良ければ非常に厄介な術者。
防御貫通、それ以外に目立った能力がない為か、膂力がなければ使い熟すのは困難を極める。
『ゥゥゥ......?ハァァァ?』
「効いたか?」
振るわれる薙刀に警戒し、一瞬遅れたが刀では起こりえなかった現象。
__確率、奴が振るう一撃は一定の確率で高威力を増すと、考えた方が良いな。
そう、考えた骴梟が甘かった。
『ガッ』
黒き一閃。流石にダメージを受けたのか、流石に一歩を下がり、蹲る。
追撃とばかりに銃剣を向け、振るう者達を離桜が制ししようと手を出した。
直後、無数の羽根が迫る。それは人体、建物さへ貫通させ、壁面から景色が見える程に斬れ味が凄まじい翼は自衛隊を殺戮した。
本来なら塵芥も当然の蛆虫が、化け物のフクロウに束にたろうと実力差をひっくり返す事など、天地がひっくり返す返らなければ不可能なのだ。
その場にいて、一番驚ろいたのはフクロウその本人であった。
数えきらない程の連撃を、たった人達で捌いた離桜に、驚きを隠せない。
「......ふ〜」
互いに化け物との戦果の中、死体がそこらに転がる異常な光景に何とも思わず、自身が行動する意志の為に刃を振るう。
駆ける二人に追い付こうと、巨体をもつ人型魚類が振るった拳は、クレーターをつくった。
フクロウから伸びる手に顎を捻り回され、関節を外してグルグルと砲丸投げの如く回し、その勢いで有象無象を肉塊にしていゆく。
離桜も視界に入る者、通路を塞ぐ者には"舞"を駆使して殺害。
追撃と化け物に隠れるのを互いに繰り返すも、会心の一撃と無数の羽根を何とか駆使してダメージを与える。
道具の質、技の多様さが彼らの実力差を変えるキー。
ダメージ量が多いのはフクロウ、一度繰り出せば技を見透かされ、自分の物にするフクロウとは相性が悪い。
「水の舞・水流鉄囲山」
フクロウの攻撃が水を帯び、身体を捻って連撃を繰り出す事で鉄囲山の様な水の結界を構築、追撃として無数の羽根を放出する。
時刻表
アメリカ奇襲...19時24分
開戦...19時40分
零人VS無黒...19時48分
零人VS禱...19時53分
就職考えず、自堕落に小説書きたいわ〜




