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旧在るべき形へ・A story for everyone  作者: 黄昏誘捕
第三章・百足の行進
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第三章第十四話...SEVENS

現在、不定期更新で済まない。就職準備とか忙しいから許して

ジグザグと埋もれたピースから何処を探しても、心が埋まらない。

無造作に崩れる心のパーツは見付からず、砂漠に足跡を残して歩むんで行く。

嫉妬に砕けて散った人生は三つ、このままじゃ終わらせる事は出来ない。誰か、俺が今、進む道を教えてくれ。


「お姉ちゃん?」

「ごめんね。誰かに__てないと、落ち着かないの」

「う、うん」

「お母さんにも見捨てられて、最後はレイトだけなの」


ベタベタと粘着質な液体に濡れる裸の女性が、小さな男の子を抱き締めるも、全裸の男に髪を引っ張られて剥がされる。

何処? 誰? 痒い ははっ! 俺は? 要らない

ナンセンス? キミにとって それだけで 必要が

くだない どうかな? 分からない ただ 生きて

七家 面白れぇ! 愛して 悲しいこと

男の拳が少年の顔面を取られ、壁へと叩き付けられた少年は鼻血を拭い、自室ゆっくりと階段を登り、戻る。


「誰だよ......俺の頭の中に映る奴らは!!」

「何が何でも呪いの王、あの悪霊をもう一度殺す!奴は如何なる手段を選ばず、何度も攻めれば自身の呪いで死ぬ!」

イーグルズ(害獣)どもが、騒がしいな」

「我々は絶対に敗北などない!進め!!」

「お前ら程度のカスに、絶対などない。勝利は(オレ)が手に、支柱にある!オレ(勝利)に近ずきたいなら、秘めたる闘志を見せろ!!」


紅い瞳が輝く、すると激しく地面が揺れ動き、両腕に翼が生えた生き物達は大量の瘀血を噴き出して絶命する。

後に彼らを解剖すると、臓器は刃物で裂かれた様にボロボロに。即死、との事だった。


「俺は、フード団元団長、月宮黎徒(つきみや・れいと)


本来なら異なる名を告げる、姿は少し異なった灰神零人と言われる存在。

そんな存在は、本来、生きる事すら許されない地球概念と言われる規格外の存在として育成され、誕生も一般とは異なる出生事実。

規格外の存在を生かすのは、常に位の高い存在の下にいた為に殺害できない様に、別人格が遠回しに生かしてきた。全ては、この日の為に。


「お前らを、呪う者だ」


呪い、それは過去に祝う意味で使われていたが、現在は言葉も変わり、相手への恨みを返す術とされる。

この世界の呪いは、ハブの様なもので、ジワジワと相手を苦しめ、殺す事ができる秘術。

誰もがこの能力を使える訳ではない。


「ウジウジ、バリバリクソうるせぇなぁ!」


本来人間は呪力を持たない。だから普通の人生の中で呪術を使う事は叶わない。

吠えた黎徒は蠢くの蟲やら悪鬼やら有象無象を拳一つで吹き飛ばし、頑丈な奴は口に手を入れてそのまま顎を捻り、脳髄をぶち巻ける。

彼らの魂であった血液に様に撒き散らす穢れた魂、それは決して宗教上の極楽浄土や天国には行けない。


「____悈帝・零連麻桜」


パァァン!!ムチの様に振るわれる異能無力化を持った元、人間を激しい音を響かせながら受け止め、強く握りしめる。

何処からか女の子の悲鳴が聞こえるが、今の彼にとっては蝉が鳥に摘まれる時に発する断末魔の様に、関係のない雑音に過ぎない。彼は溜息を吐いた。

強く引き寄せ、両腕が翼に変形した奇怪な化け物の顔面に、お返しとばかりに一撃を入れる。

____もう、考えなくて良い!

化け物の手から離される縄は触れる異能者の異力を乱す。

だが、身体スペックは化け物を遥かに上回る零人の器用さは、知らない武器だろうがなんだろうが達人レベルに引き出せる。


「こっちに来い!」


直後に長い縄を操り、人体をバラバラに引き裂く。

彼、彼らの力は現代最強と言っても過言ではないと、思わせるだけの実力が彼らにはある。

舌打ちをしながら、使い魔の中に紛れる黎徒。次の瞬きした一瞬には肉塊が雨の如く降り注ぐ。

並の異能者ではなく、今は人間を超えたオーバースペック。

刀を使用出来ずとも、ナイフを使用出来ずとも、格闘術だけで今の零人なら七家当主とも殺り合える。衰えた老兵だが、実力は表の実力者の中でも最強。


「っ」


瞬間移動の如き移動速度が為せる、今の黎徒の格闘術。瞬き、それは彼らの前では大き過ぎる隙になる。

爆煙から現れる黎徒に鳥公のリーダーらしき化け物は驚き、たじろぐ。

咄嗟に羽を放つ知性がある鳥の翼は直ぐにいなされたはしたが、咄嗟に爆発させる鳥公もいたは居た。

だが、既に射程距離に収めた黎徒が、爆発を喰らっても微動だにせず、首を縛って電柱の持ち手に吊るした。


「てるてる坊主の完全だ」

「bravo」

「誰だ?」

「革命軍総司令官、革撹魌外臧(かくまき・がいかく)


そう告げる男の周囲に現れる白い球体が、稲妻を纏始めた。

ペストマスクを思わせる皮で造られた仮面は、片目だけがレンズがある不良品。

革手袋を軽く引っ張り、見ないが微笑んだ男に、黎徒への印象は最悪だった。

クソっ!めんどくせー。

またしても舌打ち。それを合図に突撃する。

間は開けた方が良いのか濃?


「SEVENS、響きがカッコイイよSEVENS」(誘)

「言いたいだけだろ?」(黎)

「そうだけど?」(誘)

「何がかっこいいんだよ?七人だぞ?」(黎)

「まぁ、題名は伏線だからおk」(誘)

「そろそろ名前を直せ」(黎)

「忘れてたや」(誘)

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