第三章第十話...亀裂
これ含めて、三話しか出来てないけど、良いよね?後書きは紅爐君に愚痴ってるだけね。
本来試験終了後にある、天皇との触れ合い。十歳が集まりる会場の大人は未来ある息子や弟、妹との為に会場には集まらず、普段通りで過ごす。
十歳を超える七家が四人選ばれ、あの時選ばれたのは秋影と霊夏、冬雪と俺。
「十五の俺と、十二のお前らが護衛、本当に希望が通るとはな」
「黒兎の授与式だからね」
「桜満本家は黒兎で最後だかね」
「冬雪、お前......仕事」
「......色々と、大人にはあるんだよ」
「ふーん、三徹ネトゲ三昧は大人の特権だよな?」
「まさか、兄さん見てたのか......」
「次、やったら一発、殴る。分かる、か?」
「何故カタコト?」
椅子に座る髪が白くなった捜月に驚き、は?となったが「実験かぁ」で今となれば済ましていいものじゃなかったな。
「山奥の後者で私は幼少期過ごし」
「あの爺さんの話、長くないか?」
「クソ長ぇな」
「捜月、殺理、黙って聴いてろ」
「トイレ言って来て良い?」
「離桜、帰って来ないだろ?」
「零人は寝てるぞ?」
「顔面殴ってくるわ」
飛行する昏亥に放たれる聖剣から放たれる六度の閃光、ビルを交互に斜めに切断したながら瓦礫を蹴って跳躍、掌から放たれる一級雷撃魔法は昏亥の十二対の翼に軽々と弾かれ、渋谷交差点に大きくクレーターを作る。
元々人間だった化け物の群れに紛れる昏亥を追い掛け、死角を作るぶよぶよした脂肪の塊を一刀両断し、昏亥との間合いを詰め、掌で手首を掴む動作をする左手をバク転して距離を置き、卍蹴りを直撃させるも醜い化け物へと姿を変える。
黒葉の能力、危険な快楽は触れた相手を化け物へと変える。奴らの趣味なのか、クトゥルー系の奇妙な化け物。
触れられる時点で完全アウト、捜月は恐らく能力者本人も姿を変える事が出来るのを知らなかったんだろうな。燃える生きた脳味噌にも見えたクトゥグアの大爆発に巻き込まれ、血の防御壁も無意味だったって所か。
「彼奴らの育成で成長していなと思ったが、中々だな」
「伊達に天才達を育成してない」
黄色のネクタイを緩め、斜めに巻いているベルトに付けている二つに分かれた金の装飾に付けている幾つもの魔術指輪や一つの懐中時計。全てが魔術界の秘宝と謳われる伝説の装備品。
金のラインが入った純金で俺のオリジナルの紋様が装飾されたコートと、互いに左右に逆側に付けている耳飾りが風で靡き、背後から振るわれる化け物の拳を弾くと同時に潰し、大きく見せる右腹を殴り付ける。鈍い破裂音と共に紫色の返り血が黒い手袋や顔に掛かる。
「即死か」
「祝え。全ての英雄の力が黒神音昏亥を殺す」
「迷いはないな」
「俺は、もう......迷わない。迷っている内に人が死ぬなら、戦う事が罪なら、俺が背負ってやる!!」
ごめん、皆全員は救えない。勝てる確率の方が、正直少ないんだ。奴は羽根の能力で影を消してる、相性最悪だな。
"二本"のエクスカリバーを取り出し、腰を落として構える。その姿を昏亥は眼を見開き、驚くが直ぐに羽根を大きく拡げて展開する。
「エクスカリバーか」
カリバーン?いや、原型になった剣か?全く同じに見えるが、幻術魔術の反応はないし、何か細工されているな。少し、刀身が短い。
影に触れるだけでもアウト、なら俺が危険な快楽で触れ、拘束する事は完全に不可能に近い。
フィードフォワードでも無理、影に触れれば完全アウトなのは難易度nightmareだ。
「自由意志」
透明な十二対の羽根を光が通過する、羽根の中で光は天の領域の物理法則に"強制的"に捻じ曲げ、日光を殺人光線に変え放つ。
俺の能力自由意志は異能結界を使用出来ず、応用力が単一で高い為、魔や霊等の誰でも使用できる術との共有が出来ない。
光線は英時の間合いに入るとエクスカリバーの光に寄り消失、事前に飛ばした一枚の翼に寄り背後からの一撃は英時に触れるが、消滅する。
「アバロンか」
「正解っ!」
桜満英時の迫る暗闇の摩天楼の性質は"影に取り込む"のが強みではなく、影の中の無生物を一度"粒子化"し、違う形へと性質は変えずに"再構築"する点にある。
アバロンは持ち主が受ける全ての事象の"拒絶"、神が残したサイコロの結果でさへ、完全に上書きし、事象をコントロール出来る。
武器には一つ一つに名を持ち、固有魔術も数々の力は名を呼ぶと本領発揮する。伝説に連なる武器や装備は本来の力を制限され、それを解除した場合は120%の効力を発揮ふる。
一撃はスクランブル交差点の建物を風圧のみで粉砕、斬撃は自由意志に防がれ、衝撃波を天へと弾き飛ばす。
「退け!」
化け物を切り裂き、地面を駆けながら斬撃を放つ。宙に無数に展開する様々な魔術回路で描かれる魔法陣、色に態様した属性が宙でぶつかり合い、飛散する。
手首を回し、交互に回転を繰り返して四方化け物を蹴散らして、黄色い瞳に光が宿る。
「ckingup」
「五邪神共、俺は少しやることがある。二分稼げ。ソレに、此奴をくれてやるから、精々護れよ英雄!」
「..............................行くぞ」
「片割れの漆黒の幻影が!」
「勇ましく戦ってやる。血に飢えた猟犬でも、俺は今更構わない。英の名を持って、スノードームの様に造られた偽りの世界でも、俺は護る」
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監禁されたトラックの荷台を破壊、眼の力を阻害する布はそのままコンクリートを滑り、高速道路に向かってくる巨大なレーザーを蹴りで軌道を変え、空へと弾き飛ばす。
あのデカ羽、白い巨人か?先程のケンタウルスの気配と似ている、進化したのか。俺より強そうとは思えないけど、このまま京都側に進軍するな。あのスピードなら二時間ちょい、か。
「人型、珍しいな」
「今のレーザーを弾くか。さっきの偽物寄り、実力は上か」
「京都に何か用かね?」
「脱獄した罪人の磔刑だ」
「お前にそんな権利はない。引っ込んでな、脇役ふせいが」
目隠しを片目だけ外し、解除出来なくなった無限のエネルギーを引き出す瞳を開け、傷口や臓器を再生させる。
過去に戦った異能者を、一度異能因子を吸収した感覚を思い出し、体内のエネルギーを消費する事に寄り、異能を発動する。
「あとで刀を取りに行かなきゃ」
地面を蹴って高速道路を破壊、二車線の道路に飛び降りる。纏うエネルギーに寄って大きな亀裂がコンクリートや建物に走り、溢れるエネルギーで赤い雨雲に穴を開ける。
白い巨人がゆっくりと地面を蹴って振りかぶる拳を受け流し、掌からエネルギーを吸収、手首を掴んで本体の脇役へと叩き付ける。
巨人は羽根を拡げ、円に核の様な物がある紋様を具現化、浮遊能力があるらしく体制を立て直して円にエネルギーを束ねて放出する。
「俺は常に三秒後の未来を見ている、読めてるよ」
掌にエネルギーを集め、こちらも放出。巨人のレーザーの威力を遥かに超えた一撃に寄って消滅、巨人は巨大レーザーを上半身に食らってビルへと持たれかかり、半壊させる。
手に余った紫炎を払う様に霧散、ふらつく足元に力を入れ、踏みとどまる。
「弱いな」
「聞いてた能力と違うな。"武器"から振動エネルギーやベクトルを吸収だと、まさか掌だったとは」
「掌も拳、全てて吸収する。手首からは吸収不可、良い能力だろ?」
「その割にはふらついているじゃないか」
「傷口は塞げ、臓器機能も再生は可能だが、失った血液は取り戻せない」
「お前はコレで殺す、皆が夢を叶える世界を!」
あの化け物を一撃で葬るには、今の全力で叩き込むしかない。無限のエネルギーと桜の舞を掛け合わせ、拳だけの最高火力で叩き潰す!
俺の勘が最高火力を一点集中してもあまり奴には効果はない、連打で複数ある核を潰す。
無黒と同じタイプ、恐らく殺した人間の魂かを核にして、防御に使っている。俺が全て壊せば奴の世界創造の夢も潰える。
「悈帝・連零麻桜」
巨人の振り下ろす拳を裁き、がら空きの左横腹に殴り付ける。打撃痕に桜の花弁が浮かび上がり、身体を小刻みに揺らして水色の血を吐血する。
大きく身体を揺らす度に打撃痕から桜の花弁が溢れ、一枚づつ数が増す度に威力は加算され、無数の連撃に巨人は地面を剥がしながら徐々に下がる。
「倒れろ!」
「俺が倒れるものか!!」
まだ、俺には何かが足りないのか?三番兄さんの死に方は、酷かったな。
(どうだ?一回りも小さいガキに知識で負け、お前は屈辱を背負って生きて逝くんだよ。どんな気分なんだろうなぁ?!無様。あの世で馬鹿丸出しのお前の死に方を見届けてやるよ!!)
どうする?今更歩き出すのか?何故今、思い出すのか。何で、知っているのか。
地面に落っている鏡に映る少年は、過去のおれと変わらない。話せば良かった。皆に、家族なんだから。薄れて滲む記憶を、口に出せば。
「辞めだ......」
「は?」
「無数の核を一度に破壊する」
「無理に決まってるだろ?私は人間の脳組織を吸収、脳は宇宙と密接に関係する為、培養し増殖させることで新たな世界、魔術界も異能界も滅びた世界の三つを融合させ、皆が永遠を享受できる世界を創る」
「くだらないな。この世界は無数の確率で成り立つ、言わば挑戦する者だけに与えられる可能性の世界。トライワールド」
「挑戦さへ出来ない不幸の元に生まれた者を救おうと言う気にもならないのか?残念だよ。灰神零人」
「知ってるか?不幸の人間寄り、元々幸福の人間の方が幸福になれるんだぜ?過去がどれほど辛くて苦しいものでも、必ず幸せになれるとは限らない。この世界は理不尽が尽きない、力の世界さ」
「だったら、私が世界を変える」
「へぇ。そうか。賭けよう、一撃で葬り去って殺る」
「世界創造原子力」
「少し、乱暴だが、構わないよな?創造神!」
「虚鬮帝」
蛇妬の眼球のエネルギーを反転、もう一眼球の一つのエネルギーを融合させ、拒否反応を起こし、莫大な異力量が俺の身体を包み込み、左腕に駆けて拳を広げるながら中指の指先に集中し、完全に広げた瞬間に放出する。
「万徠喝嶊」
今の一撃で地形が変わり、底が見えない渓谷が人々や建物を飲み込み、白い巨人の左横腹を抉る。
紫の眼球に灯された炎は消え、本来黒色の瞳孔が大きく裂け、内側に露出する赤い肉眼。眼元に罅が割れ、赤く滲む。
「今のは蛇妬の眼球の力を《反転》させ、もう一つの眼球のエネルギーを合わせて起こる拒否反応、世界を構築する方法と神話で明記されてはいるが、理が捻じ曲げられているため、この様に拒否反応を起こし、莫大なエネルギーを四方八方に放出する。俺は今、掌でエネルギー操作を可能とした事で、砲撃として利用可能となった!」
「まだ、私は進化する。貴様や"アレ"を持つお前達の脳味噌のエネルギーを利用出来れば、神との調和が可能な宇宙が完全する」
「英時さんの言葉を借りぬなら、これだな。永遠何て退屈なゲームは要らない。俺も同意意見、てめぇら弱者は救済を待ち続けるだけだろ?」
頭が痛い、割れるみたいだ。何で、だ?もう、誰が身体を動かしているか、さっぱり分からない。
「何?」
「安らぐ方に向かい、後は後悔しっぱなしだ。意味ねぇよ」
「お前の様に、強者には分からないよ」
「なら泥を啜れ!正義を行使するなら!!血溜まりから舌先三寸の糞滓芥野郎共がアウトレンジ側の観客席から被害者に向かって歓声と言うなの洗脳を施すんだ!それが!英雄を支える弱者!これが!コレこそが!!弱者救済だよ!!!主役ってのは人柱と生け贄に選ばれればすぐだ!期待に答えれば善役!!答えられなければ......ソイツはあらゆる時代、時代背景から全ての大人や子供に理不尽に嫌われる悪役!!常に背後にのさばる勝者だけが手にする歴史改ざんの権利だけがこの世の人々を救う願いの困窮!!国民の殺意沸く名目の象徴、正義だ!!!万人にここまで好かれる他力本願の象徴をの言葉を、導化の様に万人に笑われる言葉をオレは知らないな!!!」
「五月蝿い!!」
「そうやって拒絶する!他者を受け入れず、楽な方にへと歩むのがお前ら神に頼る他力本願だ。この世界は辛すぎる、だからこの世界は他人に優しくして、皆で極楽浄土に行こう。我らがイエス様が罪を背負ってくれたから、天国に行ける何て、甘い考え過ぎないか?眼を逸らすなよ!!」
「何を言ってる?とうとうイカれたか?」
「他教徒は人じゃないの台詞で、一千万以上の被害者が出た。神道も仏教もオレが知らないだけで争いの火種に成って、初めに作った人の願いの"救いたい命"が奪われ逝くんだろうなぁ」
「......」
「だから決めたんだ。奪わせ......何を、言ってんだ?俺は?」
親が叔父から金を借りる為に嘘を吐かされた、黄昏誘捕です。前日、父親が息子の事を失敗作、死ね!と言っていましたが、現在はオレはお前らの様に、働かずゲームがしたいから仕事を辞めると駄々をこている模様。
死んでくれ。いや、死ぬなら俺が殺したい。
「辛い。全てにやる気が起きない」(誘)
「鬱病なんじゃね?」(紅)
「てかさ」(誘)
「うん?」(紅)
「自分達が気持ち良くなりたいから生でS〇Xしたのに、専門や他の事では親に頼るなよとか、失敗作や死ねは身勝手じゃね?産んだのは自分なのにさ」(誘)
「いや、俺に言われても」(紅)
「望まれて生まれてきたんだって、俺が好きな歌詞にはあるけど、双子のもう方はと本当に望まれて生まれ来たのか、自問自答の日々ですよ。ははは......」(誘)
「その虚ろの目を止めろって、猫目の俺でも怖いぞ」(紅)
「家族の温もりまも知らずに生きれば、この目ができますよ?俺みたいなキャラを出したやろうかな。金も返して貰えないし......クソっ......クソっ」(誘)
「俺以外に言ってくんねぇかな。先輩サラリーマンの愚痴を聴いてる後輩みたいで嫌だぞ」(紅)
「まだピチピチの十七歳だが〜!!」(誘)
何言ってんだろ、俺モデルキャラな連十いたのに......




