第三章第七話...地獄の傀逅
毎度深夜投稿、体ぶっ壊れます。降ってこい!名アイディア!!
──全身が痛い、零人と他の七家の能力を持ってるやつ、黒兎を探してるみたいだったが、一時間あの化け物に時間稼ぎをしたなら良いか。
赤い雨に打たれながら、瓦礫を掻き分けて継葉に送られた位置情報に向かう。
紅魔とか言ってやがったが、当たりを引いた俺を圧倒したのは規格外だな。零人に当たれば死ぬな、確実に。
全国的、海外含めて雨が多いな、最近。赤い雨か、嫌な伝承を思い出すな。
「俺に当たったのが幸運だったな」
「あら、君は......一条家の当主様じゃないか」
「......最強ロリコン野郎の嫁」
「結婚は我々の意思ではないんけどね。付き合っているのは我々の意思だが」
「ほら、ペドフィリアじゃないか」
「元々付き合ってなかったのさ」
「別いいけど、ブレッシングは何処にいる?」
「誰だい?」
「零人だよ」
「アイツなら、電車に乗って行ったよ。捜月も黒兎もいるらしくてね」
「あの二人となら良いか」
俺たちも速く向かうしかない、七家が壊滅したら日本は二度と立ち上がる事は出来ない。
こっちはこっちでやっるし、日本が滅びても構わないが、準備中に事が起きても困る。第二の日本を探さなければならない。
4月27日19時14分、帰宅ラッシュが近い時間に殺人集団百足は警視庁に向けて、自ら達の行動も予告した。
劇場型犯罪とも言われるこの方法はジャックザリッパー等が有名だろう。百足の団長─黒神音昏亥は世界一美しい顔を持つとされ、名乗る苗字の黒神音は元、御大八家と言われた頃に含まれた名家である。
黒神音家の現在はヤクザ等を纏め、裏の社会の顔。そんな一族は二十年前の大阪で起きた"大阪災害事変"の被害で瓦礫の山となり、日本のスラム街となったスラム街出身者が多いとされる。
そのスラム街出身者で構成された百足は、他国も日本も手を出せずにいた。
それは黒神音昏亥と百鬼無黒の2人が異次元に強者であった事と、団長黒神音と副団の百鬼の2人が七家の本家生まれであった事。
七家の長男坊は制約で得られるバフが多く、この2人は長男として生まれできた事もあり、七家の当主と何度も殺し合うも、殺害出来ずにいた。
この件を機に、日本は百足をこの世から消す事を決め、総力を上げて迎え撃つ事に決めた。
アレから服屋に行き、コートを買ったけど......黒い軍服らしき服を着ている二人。捜月は緋、黒兎は白のラインが入っている。目立つぞ。夏でコートが思うことじゃないとは思うけどさ。
「だるいなぁ、コレ......」
「改札機の前で盲目の女の子を救うからだよ」
「意外と女垂らしだな。零人」
「えっ.........?何関係ないみたいに言ってんの?お前たちもやっただろうが!」
渋谷駅の改札機で、ダル絡みされていた盲目の少女を助け、駅員さん達に囲まれ一室に入れられたのだった。
────軽く腹に入れた程度だと、最初は思っていた。
能力で身体能力を上げていた事をすっかり忘れていた俺は、多少ムカッとしていた所為で、腹に拳を入れてしまったのだ。
黒兎も捜月も手を出したので、平等だと思うな。これ。
「君たち、まさか異能者じゃないよね?君がボコった学生、今、意識不明の重体だよ?」
「死ななきゃ安いっすね。ははは......」
「警察、呼ばせて貰うよ」
「じゃあ、この電波番号に」
「警察が来たぞ」
「黒兎、捜月、お前らはとっくに着いてるはずだろ?」
「英時さん。他の奴らは出ていってくれ」
「外国人兵士に襲われたんだよ」
「ちな、俺はコピーがアメリカ大統領意外を捕らえた。何時でも殺せる、各国が日本に宣戦布告をした何て情報を知られたら、流石に護りきれない。外に行くぞ。もう、みんな着いてる。奴もすぐ来る」
部屋を出て、プラットホームに集まる当主達は暗闇を見つめる。仕事に余り出ないじいさんも刀や銃等をぶら下げ、噂が本当か確かめる為に来た野次馬に写真を取られている。
「おお、殺理じゃん」
「一応当主だからな」
「ジジイ!」
「離桜、周囲に警戒を張っとけ。凌剣、先読みの瞳が頼りだ」
「分かってますよ双有さん」
「うるせえな、クソジジイ......」
「ふん!」
「キレんなよ切罹柔じぃ」
「儂はお前を......」
「吉輝達も来たのか......」
「零人兄さん、当たり前ですよ!」
「うんうん!七家ですよ!」
「てかさ、黒兎も捜月も殺理も軍服みたいの着てるんだ?」
「鬼城戦旗、だからだよな」
「は?」
突然現れる白髪の男に振り返り、腰にある刀を抜刀。ファーが装飾されている黒コートには何故か弾かれ、宙を斬る。
「桜満、英春?」
「人間の魂とは、液体の様に、直ぐ様形を変えてしまう」
ノイズ混じりの警報が鳴り響き、何故だか町中だけに響き渡る。人々は混乱しながら、狂いながら逃げ惑う様に踊っている。
灰色の雲が青空を隠して、涙を流すのも時間の問題なんじゃないだろうか。
身から出た錆は、黴になって脳を侵食しながらマントル寄りも深い心に強く根を張る。青い魂の形を変え、最期には世界を壊してしまう。
人間はコロコロと姿を変え、泥は何度も何度も涙を落とし、血を流して行く。
思を何度も何世代も繋いで逝くのに羽根は自分では制御がきかずにいるが、誰でも夢を広げて飛んで未来を見る事が出来ると思い上がり、下を踏み潰す事で成り立つ平和な世界が普通だと、現実を見たと勘違いし続けている。
自分は欠片も見れず、矛盾を抱えて進んだ結果が今日に繋がるんだ。
「さぁ、行くぞ」
「英春!」
「昏亥だ」
皆が姿を現した黒神音に皆が反応する寄りも速く、昏亥は掌を重ね、ホームは黒い霧に包まれる。
目の前に佇む少女は可憐で、無機質な瞳。銀髪の令嬢風のワンピースを身に纏う星宮黒葉。
能力が危険だと判断され、花霞家の分家の地下に幽閉されて居たが、無黒襲撃時に脱走。そして二人とも百足に勧誘され、ナンバー14番の団員ナンバーを手に入れた少女。
「私は団長に貴方の弱点を教えて貰った」
「ほほう、弱点ねぇ?俺の肌には血を透過させて、生物には見えない時空が有る、それに加えて一撃で倒さなければ死なない」
「君の能力使用条件は触れる事、手を無くせばただの少女だ」
「ふふ、貴方の弱点は...仲間」
黒葉はゆっくりと自分の胸に手を当てる。捜月はその姿を目にして後ろに飛んで、僕と執事とメイドの服を掴んで放り投げた。理解出来ずに、刀に手を伸ばすもナニカに阻まれて触れる事が出来ない。黒葉の方に視線を移すと、黒葉に電が走る。
「零人に伝えてくれ、今のヒーローが進むのは屍の道だ。皆に、楽しっかと」
「そっ!」
目の前の世界が変わり、地面は透明で、地面よりしたは無限に広がるチェスボード。夜空には高く浮かぶ本棚と、無数の流れ星。ふんわり浮かぶ雲と夜空に光る星々。まだ見ぬ景色には、目を細めさせる程に眩しい光。そんな世界の中心に座る男と王座、そんな俺の心象風景。
「お前はこの結末を分かっていた。彼処で未来を見て、諦めれば、知らない未来に後を託さなければ」
「昔も言ったろ、確かに目を指す程眩しくて朧気で、淡く小さな光だけど、未来へ進む覚悟はある、これが幻想じゃ無ければ」
「あの時、皆と逃げ出せば、こうは成らなかったぞ?もう未来は一つだけ」
「何時までも此処に漂って、彷徨い続けるくらいなら、ここから逃げたさないで、一生諦めずにカッコ悪い今のまま出良い」
「この星屑達は何処に飛んで行くと思う?」
「流れ星てのは、いつかの俺達の軌跡を描きながら、過去の俺達が見ていた夜空に飛んで行くんだ」
「名探偵...案外ロマンチストって奴なのか?俺は案外そう言うトコ好きだぜ?これからどうする?紅井捜月、あの眩しい光に向かって行くか?」
「頑張ろうじゃないか、辿り着く俺が求めた答えが既に無かったとしても」
「名探偵、どうして星屑の事をどうしてそう思うんだ?」
「昔、病院の本で見た。空を埋め尽くす程の星々は、いつかの子供達が描いた夢だと。じゃあ、頑張りますか。変わらぬ祈りが届くように、誰もが願う様な輝く世界に、辿り着いた世界が笑顔で溢れる様に、あの光に」
「じゃあ行くか」
「俺たちが旅立った世界の先は、何色に染まっているだろうな」
瞬きをすると気色は青空に代わり、地面へと落下する。
共に落ちているのはコンビニ強盗から異能隊に配属された雪城、その上司の植捕が共に空から落下する。
「零人さん!」
「雪城!雪城!今落ちてる落ちてるから!」
「怪我しないだろ。七家は兎も角」
「植捕さんが何とかしてくれます」
植捕の腰から生える蔓に雪城は縛られ、ビルに何重も絡み付いてゆっくりと着地する。俺は直接地面に脚を着けた事で土埃が撒き上がり、片手で汚れを落とす。
着地の衝撃時に身体が痺れ、全身に稲妻が流れた様に少し震える。
少々植捕に叱られながら、刀の位置を調整する。魔力制御の指輪を外し、腰にはめている小さなボックスに直し、宝石が付いた指輪三つを左指に一つづつ指にはめる。
「それ何ですか?」
「まぁ、もう良いよな?」
「秩序もクソもないからな」
「ネット遮断怖いわ〜」
「日本の人達は知らないんですよね、日本が戦争してるって」
「開始直後で戦争になったのか、定義は知らないが、侵略戦争にはなってるっとは思うぞ」
何れスマホも何もかも、買えなくなるだろあな。日本円の価値がなくなって、日本に居たって死ぬ。
ロシア海軍グリシャV級小型フリゲート等九隻が宗谷海峡を西進み、日本海に侵入したらしいし、中国軍も空母出してるって情報きてたな。完全に退路を絶たれてる。
「百足倒す理由もないな......」
「さっきから騒がしいですね」
植捕のポケットに入っている携帯が小刻み揺れ、電源を入れると植捕の顔は蒼白になり、手が震える植捕の携帯を取り上げると、書いてあった文字に疑いを持ち、名を呼ぶも、呼べない。
七家は制約に寄り、死者は意図せずとも決して名前を呼ぶ事も、書くことも出来ない。これは殺された場合、うちグビにされても広がらない為。
歴史に名を遺すことは許されず、英雄には決してなることは許されない。これを古の天皇は死者の確認に使用し、七家は影でありり続けた。
第一次世界大戦で七家は脅威を振るい、世界を震撼された。第二次世界大戦では七家は行動を制限、日本に出る事を禁止された。
戦争終戦後、七家は各国も護る協定を結び、日本に支援を要望したが、今の現状か。
「あっ」
「......どうした?」
二足歩行の黒く、ガタイが良い口が裂けた腕が長い化け物がドシドシっと音を立て、地面に少し沈みながら歩く。そんな化け物を視線に捕らえ、指輪の炎で円を創る。
刀とナイフを引き抜い、地面を蹴って化け物の首を斬ろうとナイフを振るう瞬間、化け物の体からの麻里奈の顔が浮かびあがり、涙を流す。
小さな声で「生きたいよ、殺さないで」と細い腕を俺の首に伸ばして、締め付ける。
「な、なん......で......」
「殺さないで!助けて助けて!死にたくなんてないよ!!」
「お、俺は......俺は!」
「殺して、お願い。生きてて、もう、辛いの......」
苦しい、でも、俺には殺せない。この子のは何も、悪くはない。
突如振るわれる黒兎のクリエーターが晴美を切断し、人間の姿に戻す。触れて脈を確認するも、脈がない。指が震え、脚にも力が入らない。
「何で、何で......外国に、避難、させ......」
「落ち着いて聞いて欲しい。殺されて、能力が奪われた」
「何を言ってんだ......?お前はちゃんと使ってるじゃないか」
「紅い死神に、僕らのシェアハウスの家族、紅井家当主の能力が奪われたって言ってるんだよ!」
「な、なんで......クソ!」
「流石に、彼奴以上に能力を使える訳ないけど、経験とかで。でも、彼奴の能力は世界を変える事ができる」
「あっ......」
そう言えば、捜月が死ぬ話しが耳に入る寸前に体に稲妻が走った感覚があったのは、着地の衝撃ではなく、奴が能力を奪われたからなのか?普段は体が痺れた事は一度なかった。
そうだ。この赤い雨は、紅い死神が振らせた血液だとすれば、限度はあるだろうが、大量虐殺も可能。今やってる奴の所業は捜月にも、麻里奈達被害者の魂を侮辱することだ。
ナイフを握る力が増し、カチャカチャと刃が揺れる。
「誰に殺られた?」
「月宮黒葉......小さな少女だよ」
「エネルギーの残量が乏しい、雪城は氷壁を出してくれ」
「は、はい」
「さて、どうする?」
「追うしか無いだろ先ずは駅に向かう。前提条件に百足は皆殺し、先ずは殺しに行くぞ、星宮黒葉ッ」
「僕は他の人に連絡してくる」
ダメだ〜頭が弱い俺には頭が良い戦闘シーンは書けない〜
「ダメだ、描写難しいから用語を」(誘)
「使うなよ」(殺)
「最近、時間感覚の喪失やら遠くに行った記憶がよく、思い出すよになって来ちゃって、脳味噌が死んでるのかな?」(誘)
「人格死ねば?」(昏)
「何言ってるんだね?書けないじゃん」(誘)
「脳波の次に人格、行動だから人間は意思がなくたって書けるぞ?」(昏)
「ま?」(誘)
「本当」(継)




