第二章第十四話...生まれた罰
圧倒してる時に「これで歴史が変わる、私に膝枕ずけ!神よ」って言いたい。
何時も幸せそうに、くだらなない内容でしくしく泣いている彼奴を、便所の髪の毛の様にどうでも良いゲロ女を見ているだけで、臟が煮えくり返る程の怒りが、心臓を脈を打つ速さが上がり、鼓動を加速させる。
細い指が小さな首に食い付く様に、食込んで行く度に、心臓から何か、抑えられない気持ちが湧き上がる。
頬が緩み、嗚咽し、ヨダレを垂らす奴の表情で力が増し、己自身も嗚咽が止められない。
何だ?この辛い痛みは。なぜ辛い?待ち望んでいたはずなのに、何かが足りない。ピースが、足りない。
ようやく見つけて、首を締めて殺そうとしている。それまでの意識がない、隷歌と別れて何をしていた?
まぁ、どうでも良いか。こいつを、殺す!
「な......ぅ......ぐ......ぁ」
「くくっ......ははっ......はは......!」
「だ......か......」
「俺の正体、俺はお前の弟だよ!お前が、暢々と生きるて、ケーキを食っている最中にも、"あとから生まれた俺達は、生まれたその瞬間から動物や人間と殺し合っている"のに、"最初に生まれただけで"難なく行きやがって!」
「わ......たっ......」
「分かるぜ。お前もにも悩みの一つや二つあるとでも、ほざくつもりか!?」
生まれた時から、俺は俺だ。環境で性格が変わった訳でも、異能の影響を受けて性格が変わった訳でもない。
俺は、俺自身の為なら人を殺したって構わない。自己中心的な思考回路を持って生まれてきた、反社会性人格障害の持ち主。
俺の自由の邪魔をする者は、全て人の皮を被った獣だ。百足の能力を持ち、コピーの異能を保有していても、俺は自由になれない。
その原因は、俺の願いは家族と暮らす事。だが、社会は俺の願いを許さない。近親交配は日本では禁止され、可能なのは世界と制約を結んだ七家のみ。
麻里奈を地面に叩き付け、顔を踏み付けてから顔をサッカーボールの様に蹴る。
蹴られた麻里奈は鼻血を出して地面を転がり、骨が折れたであろう右手に力を入れ様としている。過呼吸起こし、苦痛を和らげる為に地面を蛭の様に跳ねる。
「ハッ、ハッ、ハッ」
「てめぇは落ちこぼれだ。お前以外はな!」
「そこで何をしている!」
俺の言葉をかき消す様に吠える男はクソ親父の兄、龍心。現在刑事をやっていると聞いていたが、この街の管轄とはな。
龍心は麻里奈に気付くと、名を呼んで近付き、抱き締めて俺を睨み付ける。俺もサクラも放たれると痛いので、二本百足の尾を出して威嚇する。
「い、異能者......」
「そうだよ」
「君、名前を教えなさい」
「異能を犯罪に使用した場合、死刑か終身刑かの二択。異能は嫌われているのが分かる法律、これは無能力者にとっては安心の為に、異能者にとっては警鐘と言うなの銃口。異能者なら異能者専用カリキュラムで知っていて当然であり、俺達が生まれてきてから付けられる首輪だ」
「それを知っているなら、投降しなさい」
「異能者は一般とは違う小学校に、送られるが、それは金持ちに生まれて来た異能者だけで、殆どは医者が川に流して溺死させる。見たことはないか?大量の赤ん坊の水死体が、檻見たいな所で詰まってる所を」
「何が言いたい」
「分かんねぇかな?俺の顔、親父寄りなんだけどな〜」
龍心は俺の顔をまじまじと見ると、みるみると顔色が悪くなり、真っ青に変わる。幼き時の弟と、顔が似ていれば思い出せない訳がない。
俺の正体に気付けば、自ずと弟が何をしているかが浮き彫りになる。俺が、異能者が自由に、禁止なしで生きている理由で一番最初に思い浮かぶのは、正式な書類の手続きを行っていない。
だが、本来不可能のはず。が、弟の龍司は可能だ。それに、異能者を自由に外を歩かせるのは、銃を持った反社会的人格者に街を自由に闊歩させるのとどおり。
そんな事をしては、異能者保護規約の違反で、一族皆殺しも検討される。
重いとは思う奴もいるらしいが、異能者に人権を与えようとしている団体とコネクトされれば、このアンバランスの異能者差別社会が、崩壊しないとも言いきれない。
「まさか、龍司......?」
「そうだよ叔父さん♪」
「いや、いつからだ」
「どう言う意味だ?不倫の話か?輪姦の話か?それとも、俺の歳を知りたいのか?」
「パパが不倫だなんて、絶対嘘!零人お兄ちゃんも、パパを信じろって!彼奴が異能で、パパの皮を被った偽物だよ!!」
「そうだ、な。彼奴が、そんな事するはずがない。彼奴は昔から優しい奴だ」
「パパは遊園地にも連れてってくれて、遅くなっても抱き締めてくれるもん!」
「くくっ......はっははっは......はぁぁ。どこまで能天気な野郎共だ。俺は本来なら小学四年生、お前も四年生だ。この意味、分かるか?わかんねぇぇよな!?」
「まさか......おい、やめろ!」
「手前ぇが先か俺が先かは知らねぇが、セッセとお前を作る時に、俺のお袋と同時期にヤってなきゃあ、俺はお前と歳を離れてんじゃあねぇかあ!詰り、手前ぇの父親像何て!ただの偽り姿何だよ!!」
声を荒らげ、尾をで2人の頭を潰そうと、振り下ろすが、何かにぶつかると威力が完全にゼロになり、尾を掴まれる。
尾を掴んだのは、俺が知る人物。名は灰神隷歌、七家のシェアハウスの居候。
「どうして、お前がここにいる?隷歌?」
「き、君が心配だから」
「手前ぇは俺の奴隷か金魚のクソか?俺の心配寄り、自分の心配をしたらどうだ?そっちの方が、時間を有意義に使えるぞ」
「わ、私は、止めに、来た」
「言語が下手くそな奴だな。後がねぇ俺みたいな奴は、クソ強いぜ?それで殺るのか?」
「こ、ここに、来た意味は、き、きっとある!」
「そうか、此処で死んどけ。偽物」
誰か、いや、違うな。二人が俺達を見てるな、それに誰かがコッチに向かっている、速く決めるか。
見えるぞ、私にも敵が見えるぞ!(索敵)
柔鳴離桜...やさなきりお
年齢17歳
種族人間...身長169cm...体重71キロ
誕生日6月3日
血液型...O型
趣味...花札、博打
得意事...戦略
隠し事...度数の高い酒は飲めない
好きな物...賭博
嫌いな物...不正
作者一言...「プロトタイプでは一話から登場、出番カット馬鹿りで重要キャラには頭が上がりません」




