表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧在るべき形へ・A story for everyone  作者: 黄昏誘捕
第二章・戦艦グランゼロ
29/53

第二章第十三話...子供の行き先

キャラ設定、友人に人気なんだよな。何故に......あと、この物語は必要です。

「零人、最近公園行ってるよね?何で?」



 冷蔵庫を開け、牛乳を棚から取る最中に後ろから朝乃に声を掛けられる。ビックと反応し、牛乳が滑り、交互持ち替え最後は右手に収まり溜息を吐く。

 最近、明るい女の子に絡まれる様になった。いや、相談に近いかもしれない。



「相談だよ、俺は一様は頭良い方に入るし」

「テストの点数良いもんね」

「テストの点数は関係ない、ああ言うのは考える力を付ける為であって、勉強が出来なくても才能次第で仕事ができる。相談は普通が一番だと思う」



 黒兎は相談の時はちゃんと話を聞いてくれて、ダメな所を一つ一つ潰してゆくのが分かる。捜月は開幕結論を出し、あとは自身の考えを話して"どう言ってやろう"と考えるから駄目だ。

 今回は俺みたいに暗い過去じゃないと、彼奴らはベクトル違うしな。



「どんな相談?」

「......父親が不倫しているかもって友達に言われたらしくてさ」



 六月下旬、あれから俺は自身の存在証明の為、俺が正義と思った事を行動している。この四ヶ月間はエネルギー操作に専念、身体強化にも名前を付けた。

 能力名は必要な事で、制約に寄り強化が結果なんだが、実は結構必要な事だ。名前ってだけで術的にも大きいし、気持ち的にも想いが詰まるものある。



 今の俺の切り札だが、眼の調子が可笑しいし、眼鏡を外して一時間経っても無限エネルギーが使えなかったり、あの水上事変から身体が可笑しくなってる。



「俺は、思う生きて行けない。後は頼んだ、また会おう」



 あの、連十の死が関係ないするのだろうか。それとも、俺が感じられない何かが俺の体に、異常を来たしているなかも知れない。



「面倒な相談だね」

「小学生なのが、また......」

「うわぁー」

「ちょっと今日は病院行ってくるわ」

「捜くんの所?」

「ああ。今は危ないから、着いて来れないけどな」



 車で移動し、フェリーで数時間、グランゼロに移動する。船内の病院に生き、病室番号13番を見つけ、室内に入る。

 病室のベットの上でパソコンをいじる捜月は、俺を見て溜息を零す。理由は何となく理解できる。それは、俺が熊を殺した事を後悔しているからだ。



 内心で、まだ出来たことがあるじゃないのかと、そう、思っている。思わずにはいられない。......二人の子供の親を殺したんだから。



「何だよ、その湿気た面は?」

「全部知ってるんだろ?」

「そうだな」

「......仕方がなかった!!あの状況で、クマを殺さなかったら持っと犠牲が増えていた。だから、俺は......!!」

「それは、仕方がないよなぁ?分かるよ、俺はお前の気持が良く分かる」

「分かるって!平然としているじゃねぇかよ!」

「お前と同じだよ、俺はお前の気持ちが良く理解できる」

「っ......」



 仕事の数は捜月の方が多いだろう、なら、俺と同じ状況になった事もあった。でも、俺は間違っている。

 敵を殺せば、他者を殺せば、ソイツの事を思い最後まで、命果てるまで戦わせればならない。



 それは、七家で習ったことでもあり、俺が目指すヒーローの言葉でもある。

 正義とは、何だ?何が正しい。多数を犠牲にし、少数を救う英雄。少数を犠牲にして、多勢を救う殺戮者は何が違う?俺が思い求める先に、道はあるのか?



「お前が進むのは茨の道だ。それでも、お前は進むのか?」

「道があるなら......先があるなら俺は進み続ける」

「そうか。なら、七月、百足が渋谷で世界に向けて宣言布告をするらしい。俺も第十三戦旗_緋色の殺戮者として行くが、来るか?」

「七家がどうせ動くだろ?勿論行く。身体は大丈夫なのか?」

「そこで俺の人生は終わるだろう。血液操作の応用で肉体を操作、ある程度は戦えるし、俺の最期にはピッタリの戦場だ」

「怖くはないのか?」

「恐怖か、その場に行かないと実感がないな......」


 ____________________________________

 ここ数ヶ月、五月蝿い女に絡まれる様になった。確か、名前は灰神隷歌と言う奴が俺を見つけて、話しにくる。

 面倒で、親に見られたら何て言われるか分からない。入る金が減ったら、飯が食えなくなるかも知れないし、俺もクソババアみたいな仕事をする事はしたくないし。



「叔母さん、今月のお金貰いたいんだけどな」

「ああ。たく、働きもしないで金金って、図々しいったらありゃしないね」

「すみません......」

龍司(りゅうじ)お兄ちゃんから今月貰ってないの?」

「いや、父さんは俺の事嫌いらしくて......」

「私もアンタ嫌いだけどね。ホントの子なら可愛がってやったのに、でもあんた、奴隷の子だもんねぇ」



 あぁ、五月蝿いなぁ。早く金くれたら外行くから、この頃レスでイライラしてるのか知らねえけど、俺には関係ないだろ。ぶっ殺すぞ。

 クソ親父も医者何てやってんだから、俺に持っと金くれよ。てか、千円ぽっちで生活とかベリーハード過ぎだろ。



 毎月千円とスリを働き、何とか生き残る生活。これは俺の出生に付随し、俺の死んだ母親は人工的に造られた人間のクローン。親父はそれを購入、意思がないとされていた生き物に、関係を迫った。



 嫌がる母の意思は通じず、俺が生まれ、母は病気でまもなく死んだらしい。(レイ)と呼ばれた母の名前、俺は霊夜(れいや)と母が名ずけてくれた。



「ほら千円、じゃあ来月まで帰ってくるんじゃないよ」

「分かったよ」



 廃病院を出て、錆びれた公園で頭を洗って、盗んたゴムで長い髪を括る。首の骨をポキポキ鳴らし、土管の上に寝そべり、青空に手を伸ばす。

 拾った懐中時計を確認して、土管に体を入れてこの時間帯に来る隷歌から姿を隠し、こっそり確認する。

 が、直ぐに見つかり、上へと戻る。



「何で一々話し掛けて来るんだよ」

「し、心配だから」

「はぁぁ。俺の心配寄り、言葉に詰まるその喋り方を辞めろ。聴いてるだけでムカムカする。そしてお前、奴隷みたいに付いて回るな」

「い、いや、今日は雨だから。う、家に来ない?」

「まさか、お前。俺がこの公園で暮らしているとでも思ってんのか?」

「え?ち、違うの?」

「はぁぁ......」



 大きな溜息を吐き、深々から呆れる。優しいのか甘いのか、ホントに気持ち悪いな、此奴。

 俺は家では暮らせない為、他県にある祖父母の家で暮らしている。この事は両親は知らず、祖父母達も余り帰って来ないクソ親父に伝える事などない。



 そもそも、東京にいる俺が、青森県にいる祖父母の家で暮らしている何て、想像もつかない出来事だ。ましてや、息子が異能力者だとは思わない。

 俺が異能力者である事は誰も知らないし、俺が誰かと入れ違っても、分かる訳がない。愛されていたら、欲しい物も、愛情表現も少しは理解出来た。



「ちゃんと暮らせてるよ。てか、こんな高そうな黒いパーカー何て、公園で暮らすホームレスには買えないだろ?髪も綺麗だし」



 まぁ、全て盗んだ物だが。俺は異能者なので、人権は元々持ってないが、正規の手続きをしていないから俺が異能者と言う事は警察は知らない。だから、俺に監視が付く事はない。



 なので、俺はカメラに顔を写しても顔から判別出来ないし、俺はこの世に居ない存在なので、逮捕も出来ない。捕まったら、処刑か監禁はされるとは思うが。

 本来異能者は人権を保有していないが、裏人権と言われるものが存在する。簡単に言ってしまえば、拘束する為の人権。



 どんなに善行を行っていても、怪しい行動や疑いを掛けられては、すぐ様牢へとぶち込められる。恐ろしい世の中だ。



「そ、そうだね」

「あっ......天白(レノア)〜」



 白い髪の女の子に向かい、腰を折って話し掛ける。5歳程の双子少女、俺の腹違いの妹。今日は妹のレティは居ないのか。

 俺は少し特殊で、血液の匂いに敏感。同じ血族の血の匂いには最も敏感で、直ぐに家族だと分かる。



 天白も隷歌も、何故か似た似良いを漂わせている。理由は分からない、探しても見つからない気がする。でも隷歌は決定的に違う匂いがある、父が違い影響なら天白も同じだが、臭う気がする。



「いつもウチの子をありがとう。君、ここらに住んでるの?」

「はい。今日は親関係で学校を休んだので、余り居られませんけど」

「じゃあ私達は買い物があるから」

「ではまた」



 何やってんだろ、俺。その気になればこんな世界、簡単にひっくり返す事何て容易いのに、初めに生まれた程度でなにも知らず幸せな生活を送っている長女に復讐する為に、こんな辛い生活を送って良いのか?違う、壊そう、何もかも。



 俺達、後から産まれてきた奴らが、苦しんで、初めに生まれたかって、幸せな生活を送る姉を、誰も許さない。奪う、クソ親父から生活を、姉から命を。



「あ、見ては行けない、も、ものを見た気がする」

「一応、母は何も知らない被害者だからな。猫被る位はな」



 彼奴が独りの所を狙おう、それと、色々用意しておくか。



「また、ここいらで大きな事件が起きる。それには首を突っ込むなよ」

「う、うん?」

「お前の様な奴は、はぁ......すぐに厄介事に巻き込まれるからな」

「お、お兄ちゃんみたいな人だね」

「そうなのか?」

「そ、そうだよ。いつも、ね。な、何かに、ね。巻きこ、まれるの」

「苦労人だなソイツは。これを預ける、最期まで見るなよ」

「う、うん!」

数宮殺理...かずみやせつり

二つ名...青い来客者

年齢17歳

種族人間...身長174cm...体重34キロ

誕生日6月6日

血液型...A型

趣味...クイズ

好きな物...ラーメン、ラムネ

嫌いな物...鶏

作者一言...「重要な役なのに出番少なくてごめん」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ