第二章 庇委籠 ⑦
本部に着くと誘導のパトカーが十数台並んでいる。私たちが来たのを確認すると私たちの前後に30mぐらい離して配置に着いた。それを見終わると私は無線でいつでも出発できることを言うと計画を始める合図が一言を返ってくると誘導してくれるパトカーが出発した。数秒経って私たちの車が出発の合図を送られ、私たちの車を出発した。一般道路に出ると警察や軍と思しき人達が封鎖をしていた。そのおかげで、高速までは難なく入ることができた。高速に入ると道なりなため、ここからは、祝音さんの体調を最大限に気を付けるようにしなければならない。
「祝音さん、体調は大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「何かあればすぐに言ってください」
「はい」
返事と祝音さんの顔を見る限り、とりあえず、今大丈夫そうだ。出来るだけ会話をしていた方がいいか?でも、空気が普段より薄くなっているから呼吸しづらくなるか?顔色を見つつ、何分か置きに会話をするようにしよう。祝音さんが眠ってしまうと体調が分からないから出来る限り起きてもらうようにしなければ。一時間ほど経ったが特に祝音さんの体調に変化はなく順調に進んだ。後3分の1くらいの場所まで来た。すると、祝音さんが肩を叩いてきた。何かあったのか?大丈夫か?
「何かありましたか?大丈夫ですか?」
「えっと。えっと」
すごく話すのを渋っている。どうして言わないのだろうか?何か後ろめたいことでもあるのだろうか?祝音さんが言い渋る理由を聞いている時間はないかもしれないから、言えるような環境を作ろう。出来るだけ祝音さんが自分自の事だけを考えられるような言葉かけを。
「祝音さんの身の安全の方が大事なので自分の身を大切にしてください。なので、落ち着いてからゆっくりと言ってください」
「えっと。と……。トイレに行きたいです」
「分かりました」
トイレと分かって安心した。すぐに無線で祝音さんが長時間車にいるので休憩したほうがいいことを連絡した。休憩を10分ほど取ることにした。車に携帯トイレがあるので私が外に出て、祝音さんが済ませるのを待った。祝音さんが済ませると今まで息苦しいところに閉じ込められていたので車の喚起と祝音さんが外に出てゆっくりとした。リフレッシュしたように感じる。ここから、改めて気を引き締めると移動を開始した。その後は順調に進み高速を抜けることができた。高速を降りてからも目的地まで特に何事もなく、目的地に着いた。午前2時13分、到着。祝音さんは、着くと気のゆるみか寝てしまった。家のベッドに運び、その日は計画に参加してくださった皆様にお礼を言った。その後は、社員寮に行き、ベッドで眠った。




