表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失の少女と物知りの書~記憶を失った少女が、亜人たちと世界を巡り、自分を探す物語~  作者: れんP
星に乗る戦士!スターリー族の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
9/34

9話「記憶喪失の少女とスターリー族」



マナとミクは、ステラフォレストに行く依頼を受け、ステラフォレストにやってきた。そこで、スターリー族のホシノと名乗る、星を思わせる装飾のたくさんある衣装を身につけた少女に出会う。


「スターリー族……ホシノ……」


「うん!」


「おぉ! こんなに早くにスターリー族に会えるなんて!」


「私たちを探してたの?」


「うん、記憶を探しながらいろいろな亜人、部族に会いながら旅をしたいな~って」


「そうなんだね! 旅か~、いいね! あ! そうだ! 私が集落に案内するよ!」


ホシノが円盤を起こしながら言う。


「いいのですか!?」


ミクが目を輝かせる。


「うん! もちろんだよ!!」


ホシノはにっこりしている。


「こんなあっさり……ほんとにいいの?」


「はい! もちろんですよ! せっかくですし、私のライドスターに乗せれるけど?」


ホシノがライドスター、星形の円盤に手でポンポンと叩く。


「いいの? さっき落ちてなかった?」


「だ、大丈夫だよ! 今度は落ちないから!」


「心配……」


「で、でも、早く移動した方がいいかもですね。」


ミクが提案する。


「どうして~?」


ホシノが疑問に思う。


「だって、さっきの音で魔物がよってくるかもだし」


ミクが言うと、


「あれみたいに?」


マナがミクの後ろを指差す。


「え?」


ミクとホシノはふりかえる。するとそこには、深緑色の鱗を持つ、首の長い翼を持つ生物が飛んでいた。


「……こ、こいつは」


森林飛龍(フォレストワイバーン)です!」


ミクが叫ぶ。


「ギャアアアアアアアオオオオオ!!!!!」


森林飛龍の咆哮がステラフォレストに響きわたる!


「わわわわ」


「ッ」


「お二人とも! 乗ってください! 早く!!」


ライドスターに乗ったホシノが叫ぶ。


「「うん!」」


二人はライドスターに乗った。


「飛ばします! つかまってください!」


ホシノはライドスターに魔力を注ぐ。すると機体が黄色く光り、浮き出した。そして、


「発進です!」


「わわ!? 早い!?」


「ギャアアアアアアアオオオオオ!!!!!」


「まだついてきてます!?」


森林飛龍はその巨体をうまくくねらせながら、大白樺の木々の隙間を通り抜け、こちらに向かってくる。


「……森林飛龍……」


マナは冷静だった。落ちないように捕まりながら、器用に魔導書に聞く。


説明「森林飛龍。飛龍(ワイバーン)の亜種。ステラフォレストにのみ生息する飛龍の亜種で、他の飛龍よりも小柄で身体は柔らかく、鱗はかたく柔らかい。炎袋は退化していて、変わりに風袋という風を溜め込む器官がある。狂暴で単独を好み、つがいになるとき以外は単独行動をする。一度狙った獲物は逃がさないほど執念深い。」


「強そう……」


「『強そう』ではなく強いんですよ! 師匠!!」


「ヒーヒュルヒュルヒュル~」


森林飛龍から不思議な音が聞こえた。


「なに!? 今の音!」


「風袋に風を溜め込んでる音です! 森林飛龍の風属性魔法の合図です!」


「来る!」


「放て!!」


近くから声が聞こえた。


「え」


「今の声は」


ホシノも驚く。


「グル!? ギャアオオオオ!!」


無数の矢が森林飛龍に直撃し、森林飛龍は墜落した。ホシノはライドスターを止めてふり向く。


「……」


「今のは何なのです?」


「なにかが飛んできた」


「なにか?」


「ギャアアアアアッ」


「とどめです!」


一瞬光り、矢が森林飛龍の脳天を貫いた。


「すごいのです。矢だけで……」


ミクは驚きを隠せない。


「……?」


マナはよくわかっていないようだ。


「皆様、ご無事でしたか?」


ふりかえると、ホシノと同じ星を思わせる装飾の女性がいた。


「お姉ちゃん!」


「お姉ちゃん!?」


「はじめまして、私はスターリー族のホシナといいます。」


ホシノの姉、ホシナは礼儀正しくお辞儀する。


「アウラウネ族のミクなのです」


ミクも自己紹介をする。


「マナ」


マナも続けて自己紹介をする。


「お疲れでしょう? 良ければ集落で休んでください。」


「は、はい。」


「うん」


二人は少し困惑している。


「おいでおいで!」


ホシノは元気だ。


「でもがお姉ちゃん、どうしてここに?」


「あなたが遅くてむかえに来たのですよ」


「あ、」


「あ、どうぞ、ついてきてください」


マナとミクは案内されるがままついていく。だが、これは物語の始まりにすぎない。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ