13話「記憶喪失の少女と襲撃」
マナとミクはステラフォレストでホシノとホシナに出会い、集落に案内され、そのまま家に案内された。二人が族長の娘だと知り、族長のホシザキと出会い、族長の家に泊めてもらうことになった。族長のホシザキの提案でホシノが集落を案内することになり、家に戻った。
ミクはホシザキに説明をした。
「なるほど、森林鼠を狩りに来ていて、同時にスターリー族を探しに来たと。じゃあ、夜には出るのかい?」
「はい! そのつもりですが、日数は決まってないので急がなくてもいいのです。でも、早めに持っていかないと死んだことにされかねないので、」
「まぁ、そうか。そうだ、森林鼠が夜たくさん来るんだが、その時狩ればいい。ステラフォレストの森林鼠は特定の一ヵ所に大きな巣を作る。ここで討伐してもいいだろう」
ホシザキが提案する。
「ありがとうございます!」
ミクは元気よくお礼を言った。
「えぇ~!? もうはなれちゃうの~?」
ホシノが寂しそうに言う。
「もう、ホシノったら。旅をしてるのだから別れは来るわ」
ホシナがいさめる。
「ぅぅ…………」
ホシノはふくれた。
「だったら、私も行くよ!」
ホシノが言う。
「これ、ホシノ! 無理を言ってはいけないよ!」
ホシザキが言う。
「私は別にいい…………多い方が楽しそう…………」
「私もそう思う!」
マナとミクが言う。
「ほんとに!?」
その時――
ドォォォォォン!!!!!
「なに!?」
ミクが驚く。
「族長!! 大変です!」
スターリー族の青年があわてて入ってくる。
「どうした? 落ち着け!」
「はっ! 奴隷商人と思われる者共の襲撃を受けました!!」
「なんだと!?」
「奴隷商人?」
マナがまたよく知らない言葉だ。
「奴隷を売る商人です! この国では禁止されているはず……なんで?」
ミクが説明し、疑問に思う。
「まれにそういうやからが来る! 撃退しろ!」
ホシザキが命令を下す。
「はっ!」
「……っ!」
マナが立ち上がる。
「師匠?」
「私、加勢したい」
「え!? 無茶ですよ! 敵の強さもわからないし」
「それでも、助けないといけない気がする!」
マナが走り出す。
「あ! 師匠!!」
「ミクちゃん! 行こう!」
ホシノが手を伸ばす。
「はい!」
ミクと共にホシノも走り出す。
「ホシノ、皆さん……」
集落中央にて。
「あそこか、」
マナは走って中央に来た。
「食らえ!! スフェラ アネモス!」
「!?」
風の球が飛んできた!
「なんだおまえ、スターリー族のガキじゃないな? 人族か?」
術者の男がマナを見る。
「かまわん、ソイツも売り払う、とらえろ」
大柄の男が言う。
「ボス! ……ひひっ、覚悟しろよ小娘!」
(相手も魔法を……使う…………気を付けないと)
「師匠!」
「マナちゃん!」
「二人とも、」
「ガキが増えたな。一人はスターリー族だな……おまえのその草でできた衣装は……アウラウネ族か? まぁいい、まとめて売り払う! スフェラ アネモス!!」
男が叫び、風の球が生成された。
「気を付けてください! 風属性魔法を使うみたいです!」
ミクが言う。
「うぅ、風は苦手なんだよね。うまく飛べなくなるから……」
「でも、守らないといけない…………二人とも、ここを一緒に守ろう、」
マナが二人に言う。
「「もちろん」」
二人も同意する。
そして始まる戦い。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




