12話「記憶喪失の少女と集落案内」
マナとミクはステラフォレストでホシノとホシナに出会い、集落に案内された。そのまま家に案内されて、二人が族長の娘だと知り、族長のホシザキと出会い、族長の家に泊めてもらうことになった。族長のホシザキの提案で、ホシノが集落を案内することになった。
「それじゃ、案内するね! こっちだよ~!」
ホシノは元気よく走り出す。
「ここは居住エリア!」
たくさんの家々が立ち並んでいる。どれも黄色い家で、少しビカビカする。
「黄色一色……」
「ははは、」
「まぁ、大白樺の木から採取した皮や原木で作りましたから。あはは……こほんっ、次! 行きましょう!」
マナたちはつり橋を渡り、あちこちをホシノに案内された。
「ここは、槍弓訓練所!」
槍弓訓練所
「弓と槍の使い方を訓練する場所。的は使い古されていて穴ぼこだ」
「訓練……」
「皆さん真剣なのです」
三人は移動する。
「ここは、飛行訓練広場」
飛行訓練広場
「集落のほぼ中心にある。ライドスターで飛行訓練する場所。早くても一歳で訓練する。」
「最初に見えてたとこ……」
「いろんな年齢の方がいるのです」
三人は移動する。
「ここは、琥珀ヶ滝」
琥珀ヶ滝
「地下水が木の幹の中の空洞に溜まり、漏れ出している場所。部族の貴重な水資源。少し樹液も混じっていて甘い。」
「ほんとに甘いのです!」
「うん……!」
「エヘヘ~、でしょ~! こういうとこはステラフォレストだとたまに見つかるよ」
「そうなのですね」
「うん!」
「すごいかも、」
三人は移動する。
「ここはスターベリー農場だよ!」
スターベリー
「スターベリーと言うステラフォレスト原産の、黄色く星形の葡萄のような食べ物。とても美味しく栄養がある。」
「食べてみる? 美味しいよ! はい!」
二人はホシノが差し出したスターベリーを食べてみる。
「……んー!? 美味しいのです!」
「うん……!」
「エヘヘ、よかった~。あ! そろそろ準備終わったかな? 戻ろ!」
「うん……」
「了解なのです」
族長の家にて。
「そろそろ戻る時間かな?」
ホシザキがホシナに言う。
「そうね、ご飯ももうできたし、そろそろだといいわね……あ、噂をすれば」
足音が近づいてくる。
「お姉ちゃん、ただいま!」
ホシノが元気よく言う。
「ただいま戻りました。」
「もどりました……」
マナとミクが言う。
「うんうん、ご飯できてるよ」
「わーい!」
「さぁ、お二人もどうぞ」
「は、はいなのです」
「……うん」
マナは、記憶喪失の人生のなかで初めての食卓を囲む姿に少し感動した。さて、これからどうなるのでしょうか……。
ステラフォレスト スターリー族の集落の近く
「ボス……ほんとにやるんですか? この国では禁止行為……」
怯えた様子で男が言う。
「当たり前だろ! それに、バレなきゃいいんだよ……フッ、覚悟しろよスターリー族」
怪しい影が複数……。
どうなる!
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