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遠い場所で声を震わして  作者: とーてん
見聞者となり、
12/15

2/5準備

街に戻り、アイリスと合流した四人は

アイリスの行き着けの宿屋に行く。


「おばちゃん、ただいま。」


アイリスは宿屋に入ると女将に話しをし三人宿泊する事を告げる、そしてソウは三人分の金を払うと部屋に行きベットに座る


「部屋は個人部屋じゃないのは勘弁してくれ、まだ金の目処がたってないからな。まあアイリスの話しによると協同組合ギルドの仕事や、近くの迷宮ダンジョンに潜るか、と言うのが手っ取り早いらしいどっちにする?」


ソウは三人部屋の一つのベットの上でロウとレギンに話し掛ける。


「オレは迷宮ダンジョンが良い!この近くに魔の迷宮ダンジョンがあるんだ!危険度で言うとDランク下位からAランク中位までらしいけど……」


レギンは最初こそ勢いが良かったが、迷宮ダンジョンの危険度を言いながらどんどん勢いを無くして言った。大方、自分の力量と離れ過ぎる事を懸念したんだろうな


「私は何方でも構わないが、そうだな。登録云々がその協同組合ギルドに有るならば、レギンの言う迷宮ダンジョンとやらが良いだろうな、まあ実力に見合わなければ素直に引いた方が良いだろうが。」


ロウは部屋に置いてある椅子に座り刀を手に持ちながら言う、それならーーー


ソウは二人の話しを聞き、自らの目標にも合う事を思い決断する。


「解った、それじゃあ迷宮ダンジョンに潜ろう。ただし実力不足を感じたら直ぐに引き返そう、幸い迷宮ダンジョン内は特定の階数事に安全な場所があってそこから外に出る為の転移ポータルが有るらしいからな。」


DランクからBランクまでぐらいは庇いながら戦えるだろうが、Aランクとなると俺もまずいからな。


そんな事をソウが考えていると、ロウが訪ねてきた。


迷宮ダンジョンに潜る事は解ったが、一つ確認したい。ソウは一体どの階梯まで魔術を使え、どの系統が使えないんだ?」


「そうだな、それの擦り合わせをしとこうか。それとレギンに魔術の説明も少ししよう。」


ソウは一呼吸置くと、話し始める。



「まず、第一から第五魔術には属性がある。属性は、火・水・風・土・氷・雷・光・闇・聖・負・空・時・無の計十三の属性がある。属性は俺に関しては全て扱えるが基本的に使える属性は風と光と名乗っているまあ余談だけどな。それで魔術系統に関しても全て扱える、階梯に付いては諸事情で確認して無いが少なくとも全て上級ハイクラス上位まで扱える。因みに下位中位上位ってのはそのクラスの中のランクみたいなモノと考えてくれれば良い。例えば魔術師の攻撃魔術で代表的なモノは炎弾ファイアーブリットなのだが、これを魔術書でみると、火属性攻撃魔術初級下位となる。初級に関してはブリットアローランスとなるんだが……まあこの辺にしようか。」



ソウは熱くなったな、思いレギンとロウをみるがどうやら二人共にしっかり聞いてたらしい。しっかりとソウを見ていた。


「なるほど、つまりは戦闘時に置いて支援・回復・攻撃と、全ての役割を一人でこなせるのか?」


「ああ、状況に合わせて魔術は切り替えられる、ただ余りのスピードだと支援と攻撃は同時にできないが、」


「わかった。」


ロウはそう言うと椅子に座ったまま眼を閉じた。


「レギンは解らない所あったか?」


「いや、オレも解りました。基礎的な知識だと思いますけど知ってるのと知らないのじゃ違いますもんね!」


レギンはソウに言うとソウは笑い、


「それはそうだな、知識は有るに越した事は無いが、それを信じ過ぎるのもいけない、実際自らやる事が一番物事を図れるからな。参考程度ぐらいが丁度いい。」


それだけソウは言うとそのまま布団に入り

その日は寝た。







明くる日ソウが眼を覚ますと、二人は何処かに出掛けていた。不思議に思いロウの座っていた椅子の隣に有る机を見ると、手紙が置いてあった。中を見ると街の外で修行をしていると書かれており鐘が鳴る頃には戻ると書かれていた。



首都では、何時間に一度街の中央に有る塔に設置してある鐘を鳴らし時間を刻むらしい、時計はどうやら王城や教会と言った場所に設置してあるらしい。一応魔導具の一つで高価な物らしいが………


そんな事を考えながら部屋を出て、宿屋の庭にある井戸に行き、顔を洗う。タオルなんて物はこの異世界には無いので風の魔術で顔の水を飛ばす。


さっぱりした所で、宿の部屋に戻ると

何時の間にかロウ達が帰って来ていた。


「戻ってきてたのか、」


ソウがロウに聞くと、ロウは頷いた。

ふとレギンの方を見るとベットに俯せになり満身創痍の様な格好をしていた。

不思議に思いロウに聞く。


「やたらとレギンが疲れている様だが

何があったんだ?」


少し笑いながら聞くと


「基礎の型の素振りと、技の型の素振りそれと実践訓練をさせたらくたくたになったんだ。」


ロウは少し悪戯っ子の様な顔を浮かべながらソウに言う。


なるほどな。そりゃきつそうだ。


内心でそう思いながら、口には出さずレギンに声を掛ける。


「これから、迷宮ダンジョンに潜る為の道具とか買いに行くが来るか?」


来ないだろうな、と言うか来れないだろうと思いながら一応聞くと案の定、宿に居ると言われ笑う、するとロウが同行すると言い帰って来たら迷宮ダンジョンに向かうから準備だけしとけとレギンに告げ、宿屋を出る。



宿屋を出て道具屋の方に歩きながら、ロウと打ち合わせをする。


「所で、レギンはどの辺りまでなら対応出来る?」


ソウは余り期待はせずにロウに聞いた。


「そうだな、単純に一対一の魔物相手ならあの大森林に出てくる、大蜘蛛ジャイアントスパイダー大鬼オーガなら倒していたぞ。」


「そいつら倒せたんだな、ならCの中位ぐらいの実力はあるか、にしても思ったより強いな。」


ソウは少しびっくりしながら言う


「それにしても、私が一度あいつに教えた技を使いながら戦ったからな。」


そうか、と言い、どんな技だろうかと

思いながら歩いて居ると道具屋に着く。

道具屋に入ると店主に傷薬と魔力回復薬と

その他の道具をロウと話しながら買う。

結局合計で金貨一枚と銀貨70枚になり結構な出費になったが、目的の物は手に入れたので宿屋に戻る。



宿屋に戻り、部屋に入るとすっかりレギンは回復しておりいかにも準備完了として

待っていた。声をかけて宿の女将に出る事を告げ、迷宮ダンジョンに向かう。

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