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読書/桜庭一樹『GOSICK ゴシック』 ノート20180523
桜庭一樹『GOSICK ゴシック』感想文
1920年代、アルプスの麓に位置するソヴュール王国が舞台だ。同王国は、小国ではあるのだが、文化水準がきわめて高い。日本の軍人家系に生まれた九条一弥は同国にある名門寄宿学校・聖マルグリッド学園に留学し、図書館最上階の温室に一日を過ごす天才少女ヴィクトリカに出会う。ヴィクトリカは、ブロワ公爵家の令嬢だ。彼女には、ソヴュール警察・警部でブロワ公爵家の公世嗣子のグレヴィール・ド・ブロワという腹違いの兄がいる。
そんなヴィクトリカに、豪華客船への招待状が届く。九条に対してはツンデレの態度をとるヴィクトリカだが世俗を知らない。心配した九条は同行して事件に巻き込まれる。豪華客船は、昔、身寄りのない少年少女を集めて、バトルロワイヤルをやらせた船を改装したものだった。ヴィクトリカと九条を除けば、招待された船客は、実験に係った者たちばかりだった。
『そして誰もいなくなった』のような密室での連続殺人だったが、ヴィクトリカの推理によって、実権に対して復讐を図った犯人が暴かれる。
ラノベというよりは児童文学のような感じがした。とても読みやすいミステリだ。
ノート20180523




