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読書/堀辰雄『かげろふの日記』 ノート20180708
堀辰雄『かげろふの日記』1937年
物語は、『蜻蛉日記』の作者である藤原道綱母をヒロインとして描かれている。実在したこの女性は、才色兼備で、関白太政大臣・藤原兼家に正室として嫁ぎ、道綱を産むことになる。ところが、夫は猟色家でヒロインを悩ませることになる――というのはwikiで見た予備知識。
筋は。
別居しているヒロインのところに、しげしげと夫がご機嫌うかがいをするのだが、すげなく追い返してしまう下りが続き、こないとまたヤキモキしだす。そしてラストシーンで仲直りの営みをし、朝になると愛が戻ってきている自分に気づくというものだ。
最初、ツンデレかと思ったが、一夫多妻制の時代ゆえの、気の毒な女性を描いている。
ノート20180708




