テレビ/刑事コロンボ『悪の温室』 ノート20180521
テレビ・DVD/刑事コロンボ『悪の温室』
豪邸で暮らすトニーには美貌の妻キャシーがいた。キャシーはマッチョな間男と白昼堂々の浮気をしていて、そっちに乗り換える様子だ。間男は、五万ドル払えば別れてやるという話をトニーに持ち掛けた。しかし、莫大な遺産を相続したトニーだが、浪費癖があるため、父親の遺言で、叔父ジャービスと銀行による信託預金となっていた。トニーは、信託預金を解除できないか、ジャービスに相談する。この信託預金は緊急時に解除される。ジャービスは狂言誘拐を企んだ。まず、甥の車に弾丸を撃ち込んで、谷底に転落させる。次に声色を変え、犯人を装って、キャシーに脅迫電話をかける。キャシーは警察に電話し、マスコミにも公開した。銀行は信託預金のうち三十万ドルを凍結解除してジャービスに渡した。ジャービスは、トランクに詰め込んだ金を、犯人に化けた甥に手渡し、甥ごと回収した。
コロンボは、誘拐したという脅迫電話がキャシーにきてほどなく、動き出している。コロンボの下には、警察大学卒業したての新米の警部がつけられることになった。新米刑事は、さまざまな証拠をつかんでいくのだが、早とちりが多い。
ジャービスは、温室で、高価な蘭を栽培する趣味があった。そこに戻ったときのことだ。トニーが淫乱な上に浪費家である妻の心を取り戻すために金が要ったのだと口走ると、呆れて38口径拳銃のトリッガーを引く。――ここで狂言誘拐は殺人になった。
温室に現われたコロンボは次の点をジャービスに指摘した。トニー殺しの事件が38口径拳銃が凶器に使われていること。ジャービスは、数年前に、盗難事件があり、拳銃で威嚇射撃をした。
ジャービスの拳銃はトニーから送られたもので、トニーは同じタイプの拳銃を妻の護身用に持たせていた。それをコロンボから聞いた、ジャービスは、トニー宅に忍び込み、大胆にも、拳銃をすり替えた。夜食をとっていたコロンボから、捜査指揮権を譲られた新米警部は、弾丸と拳銃の使用痕の一致を理由に、キャシーを逮捕する。だがその直後に、コロンボが現れ、温室からかつてジャービスが威嚇射撃の時に撃った弾丸を発見して覆し、真犯人はジャービスであることを証明した。
視聴するたびに思うこのシリーズの特徴、数学的の証明みたいな……。
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