テレビ/刑事コロンボ『もう一つの鍵』 ノート20180416
刑事コロンボ『もう一つの鍵』ノート20180416
大手広告代理店経営者一族での内紛だ。
亡き父親の跡を継いだプライスは、経営手腕も良く、家長としての責務を果たした。
妹のベスは何かと素行が悪く、兄の保護下に置かれていた。 ベスは野心家である幹部に求婚されていたのだが、プライスに反対されていた。何かと面白くないベスは、兄の暗殺を謀る。
執事の休暇日に殺害が決行された。
前日に兄の寝室に忍び込んで家の鍵を盗んで、兄プライスが会社から帰宅したとき、家に入り込めないようにする。妹ベスは、玄関の電球が、古くてつかえないものにすり替える。そうすれば兄は、自分の寝室にやってくるはずだ。そこで、窓から侵入してきた強盗をピストルで射殺してしたことにすれば、正当防衛および過失事故として処理されることになる。
しかし周到な兄は、玄関の鉢植えに『もう一つの鍵』を隠していた。これはベスも盲点だった。それで部屋に入って来たところを拳銃で殺害。防犯ベルを鳴らした。
そこでまた誤算が生じた。兄プライスが、妹との結婚をとるか、解雇を受け入れるかの二者択一を、ベスの恋人である幹部に、手紙で迫ったのだ。出張から帰ってきた幹部が手紙を読み、血相を変えて申し開きにきたところが、まさにベスがプライスを殺害した直後だったのだ。
裁判では妹ベスの思惑通りにすすんだ。やがて筆頭株主である母親が現れ、妹の素行の悪さがバレて行く。会社では筆頭株主である母親をさしおいてやりたい放題。恋人も愛想をつかす。
ベスは恋人の盲点をついて、鍵を隠したり、隠ぺい工作をやりだしたのだが、手並みは粗かった。
コロンボは鉢植えの土に、鍵の凹みを見つけ出した。さらに古い電球に埃がないことなどの状況証拠を積み上げていき、見捨てた恋人の証言から、トリックの矛盾をついていき、一気に逮捕にこぎつける。
愚か者とされるベスだが、犯行トリックはけっこうイケると思う。
それにしても、銃によって、兄と強盗を間違えた過失をにより、裁判では無罪となるあたりは、日本の風でではない感覚だ。
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