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もう一度妻をおとすレシピ 第9冊  作者: 奄美剣星
Ⅱ 映画・テレビ
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テレビ/刑事コロンボ「指輪の爪あと」 ノート20180330

テレビ/「指輪の爪あと」『刑事コロンボ2』より 


 刑事上がりの探偵社社長ブリマーは、新聞王ケニカットから親子ほども年の差のある妻レノアの浮気調査を依頼された。ブリマーが自分の会社で、やってきたケニカットに浮気調査の報告をしたとき、潔白だと報告しているところを、呼び出して別室に控えさせたレノアに聴かした。レノアの弱みを握って、新聞王からマスコミの取材ネタを仕入れれば莫大な利益が得られると踏んでの罠だった。しかし、これが誤算だった。

 レノアの別荘と社長の自宅は案外と近い。浜辺を歩いてきて社長宅を訪れたのだ。

 レノアは、案外と潔癖な性格で、過去、ゴルフクラブのコーチと不倫をしたものの、すぐ自らの行いを悔いて別れている。そして真相を夫に話すと言って立ち去ろうとしたとき、カッとなった社長は、平手で殴った。この際、夫人は吹っ飛ばされて、家具の角に後頭部をぶつけて即死した。社長は、遺体を車のトランクに乗せて、ロサンゼルス市街地を挟んで別荘地の反対側にある空地に、物取りの犯行のように偽装して棄てた。直後、誤算が生じる。社長の車が故障して、修理工場に車を出させた。そしてコロンボの登場となる。

 コロンボは遺体の頬傷から、殺された状況を察した。犯人は指輪をはめている。殺人意図をもって殺害したのではなく、手加減して平手で殴ろうとしたのだが、その指輪によって遺体に頬傷がついたのだと断定した。

 コロンボは夫である新聞王ケニカットの屋敷を訪れて、妻レノアの人となりを告げた。

 コロンボは、容疑者である新聞王宅と、探偵社社長の自宅・会社を往復。そしてトリックスターである元交際相手であるゴルフコーチの元を訪れる。ゴルフコーチは災いが自分に向くことを予測して、証拠隠滅を図っている最中だった。そこで、レノア夫人の浮気調査の際、何者かに監視されていたことを証言する。その特徴は、海兵隊のような短く刈り込んだ頭というのが特徴だった。

 探偵会社社長はコロンボを抱き込もうとして、市警の3倍の給与を支払うと言い出した。この際、社員が案内した。そこで社員の一人が、レノアの浮気調査をしていた角刈りの男のこと、社長がカッとなる性格であることを告げる。さらにまた、新聞王のところへ行くと、居間に飾られた写真から、レノア夫人が近眼で眼鏡をかけていたこと、最近はコンタクトレンズに変えていたことを告げる。さらに、社長から、夫人を埋葬した墓の発掘許可をとり、遺体にレンズが残っているかどうかを告げた。そのあたりの事情は、社長が放った密偵により、当人に伝えられる。

 何食わぬ顔で、コロンボは断りに来たという口実で探偵会社を訪れた。情報を共有する関係なので、社長に、被害者はコンタクトレンズをはめていた。平手を食らった瞬間にレンズが飛び出した。それは殺人現場か、死体を運んだトランクの中だと告げた。――しかしそれはコロンボの罠だ。

 コロンボが帰ったあと、社長は、殺害現場である自宅居間で血相を変えて捜し始め、そこにないなら、修理工場のマイカーだとして、そこへ向かった。

 だが修理工場には、コロンボと部下の警官たち、新聞王が待ち構えていた。不法侵入してまでレンズを捜しにきた社長を、状況証拠から逮捕した。実は、遺体にはレンズがついていて現場やトランクには落としていないと逮捕された社長にコロンボが告げて幕。

          ノート20180330

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