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百年甲虫〜神々に振り回される青年の地球存亡記〜  作者: はかいこうせんっ★


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第11話 よぉ、ケセフ...いや、葵さんよぉ。(怒)

『思いつきで始めたこの「100年甲虫」も、

気が付けば第10話を迎えていました。これから、どうなっていくかは相変わらず葉ちゃんと周りの人達しか分かりません。それでも良かったら、たまにでも見に来てやってください。がはは。』


っていう文章を第10話のまえがきに書きたかったんだけど、すっかりど忘れしてましたっ★がはは。

(今からでも第10話に書けよ)

「おっはよ〜!葉ちゃん!

今日は僕と2人っきりで遊びたいんだって!?

んもう!可愛いとこあんじゃーん!」


はや、もう来たのかよ。それも超ハイテンションで、約束の時間より2時間も早く来やがって、よく朝も早くからそんなに元気でいられるな。


....これからどんな目にあうかも知らずに。


「よぉ、ケセフ...いや、葵さんよぉ。」

「え?何?葉ちゃん超怖いんだけど。」

「どーせ隠したって心読まれてバレるんだ、はっきりと言わせてもらうぜ。

今日はな、葵。お前がこれまで散々俺を苦しめ、イラつかせていた『お礼』をしてやるよ。」

「ええええぇぇ!!...葉ちゃん僕に怒ってたの!?」


おい。そこかよ。

今日は遊ぶんじゃなくて、大変な目にあわされるんだって騙されたとこに驚けよ。


....まぁいい。


「そうだよ!

全部お前がやったことなのに、何故か全責任と負担が俺に降り掛かってんだよ!怒らずにいられるか!」

「...!確かに!僕超酷いじゃん。ごめんね、葉ちゃん。」


えぇー。素直ないい子。

やめてよ。復讐しようとしてる俺が酷いやつみたいになるじゃん。...いや、でもやるけどね。


「だから、今日はお前を...

『某テーマパーク』に連れていく。」


あ、ここで豆知識。

葵はどこからどう見ても美しいので、某テーマパークみたいな人がたーくさんいるところに行くと、

とんっでもないことになってヘットヘトになるぞ!

(中学の修学旅行で体験済み)

し、か、も!今日は三連休の中日ですっ!


あ、土下座した。こいつ心読んだな?


「お、お、お、お願い!葉ちゃん!

そ、それだけは、ほんっとにそれだけはやめてください。お願いします!」


ほほーう、無理っ!!

ぜーったい、無理っ!!!

何がなんでも、無理っ!!!!


おぉ、俺が無理って思う度にこの土下座した人がびくんってなるんだが。超楽しい。

あれ?土下座が五体投地になってる。マジで嫌なんだな。まぁ、行くけど。


「さぁ、葵くん。立ちたまえ、電車に乗り遅れてしまうぞ?」


お前そんな絶望顔できるんだ。

おもろ。写真撮っとこ。



さて、真っ青な顔なのに美しい葵くんと一緒に、色んな人にチラ見どころじゃない見られ方をしながら、電車に揺られて1時間弱。ついに着きました!『某テーマパーク』!

いやー、入場ゲートの前から『某ねずみ』以上の人気者ですなー。

おいおい、葵くん!もう疲れた顔をしているが、まだ入場もしていないぞ。


「葉ちゃん...。もう許してよ。

それに、葉ちゃんは気づいてないかもしれないけど...」

「はいはい、そういうのいいから。早く入るよ。」


いやー久しぶりに来たな。『某テーマパーク』!

何乗ろうかなー。わくわく。

あと、そろそろあれもやっとくか。


「あー、忘れてた(棒)、葵。そろそろ俺ら別行動な。

葵に人を集めたいだけで、俺も被害を被るのはごめんだからな。(笑)」


絶望顔の葵と別れ、

俺は園内の作り込みに感心しながら歩いていた。


...........ん?


なんか葵といた時ほどでは無いが、

これまでに俺が1人でいた時には、感じたことの無い量の視線を感じるんだが...??

え、...ってか俺、囲まれてね??

やばい!!立ち止まったら囲んでいる人の輪がどんどん小さくなってきた!!こ、怖い!!!


「見つけたっ!...はあっはあっ...。

ほらっ、だからっ、僕っ、言おうとしたのに、

葉ちゃんが無視したからっ。」


葵が大群を引き連れて(大群から逃げて?)息を切らしながら、俺の方まで走ってきた。


「あのさ、葉ちゃんはここ3ヶ月何をしてきたと思ってんの?」

「...あ。」

「やっと気づいた?

今の葉ちゃんには、十分人を惹きつけるだけの神力が宿っているんだよ?

僕ほどじゃないにしても、こんな人の多いところに来たら、当然囲まれるに決まってるじゃん。」


「ま、まずい!葵!逃げるぞ!!」

「葉ちゃんのおバカ!なんでここ来る前に気づかないんだよ!ちょっと考えたらわかるでしょ!?」




はあっはあっ...!


何とか命からがら逃げてこれた...。

『某テーマパーク』に近い間は、ずっと走って逃げ続けたうえに、家を特定されたら終わりだと思って、めちゃくちゃ遠回りして何時間もかけて帰ったから、かつて無いほど疲れたんだが。

おー、おとなりの神様も満身創痍だねぇ。


「葵、まじでごめんなさい。もう二度としません。」

「いや、僕こそ葉ちゃんに酷い無茶ぶりと責任の押しつけにしてるって気づけていなかった。ほんとごめんね。」


もう、疲れすぎて葵への怒りとか無くなったわ。

むしろ葵は死線を共に抜けた相棒だねっ!


「明日の、甲虫(?)とのバトルなんだけどさ、

葵も...いや、ケセフも来てよ。」

「うん、もちろん。絶対見に行くし、もし危なかったら僕とヴェルメーリョで絶対守るからね。」

「おう、頼んだぜ。」


いやぁ、雨降って地固まる...ですな。


あと、ごめんなさい。ヴェル師匠。

せっかくの休みなのに過去最大に疲れました。

ちなみに言っときますけど、過去二番目に疲れたのは初めてヴェル師匠の神力を流し込まれた日ですからね!(ちょい怒)

今回のお話はなんか番外編みたいな感じになったので、ストーリーだけ読みたいよ〜って方は、読み飛ばしていただいても大丈夫ですよ〜。

(だから、先に言えって)

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