表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガールライダー☆  作者: VANRI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/45

初仕事②【トニー】

メアリーと話をしていると、メアリーの背後から男がぬっと現れた。


色が黒く、俺と同じ位の身長のガタイが大きい男。

「また保安官ごっこかよ」


「ジェイク!!」


メアリーの表情は、キッと険しくなりすぐさま男から距離をとった。


その男の背後から似たような背格好の男達が数人出てきた。

どいつもこいつも見下した顔で、ヘラヘラ笑いながら舐めるようにこちらを見てくる。


そのうちの一人が俺に近づいてきた。


「なんだぁ〜!?新しいお友達か〜?」


その中の一人が、酒の臭いをさせながら俺の胸元へ手を伸ばした。


「やめろ!」


メアリーが男と俺の間に腕を素早く伸ばし制止した。

メアリーの表情はさっきよりさらに険しくなっている。


男は舌打ちをし唾を吐きながら背を向けた。


ジェイクは縛られた男を軽く蹴りながら口を開いた。


「コイツ俺たちにくれないか?」


「ダメだ!」

男達を睨みながら即答するメアリー。


そして俺を振り返り、


「もう行こう、トニー。」


その表情は焦りと悲しみに満ちていた。

始めてみるメアリーの顔だ。


俺は黙って頷き、縛られていた男の元へ行った。


『立てるか?』


その男はさっきとは全く違い、恐怖で強張った顔をしながら数回頷いた。


男と俺は歩き出し、その後にメアリーが続く形でその場を去ろうと背を向けた。


その時ジェイクが素早くメアリーの腕を掴んだ。


「おいメアリー。たまには俺達と遊ぼうぜ」


メアリーは、下を向いたまま無言で腕を振り払った。

そして後ろを振り返ることなく歩き出した。


ジェイクの舌打ちは聞こえたが追ってくる気配はなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ