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第41話 天使襲来6

 「ジャイアントボスが天使を捕まえたーーーーージャイアントボスと天使が地面に急降下を始めたーーーーー」

 「地面に激突ーーーーー激突ですーーーーー粉塵が舞い上がって見えない!我らのジャイアントボスは大丈夫かーーーーー」

 「粉塵が晴れてきました。地面に大穴が開いているーーーーー墜落の衝撃はいかほどだったかーーーーーおおおっとジャイアントボスが出てきた!天使を仕留めたかーーーーー」

 「現場ではS級超人と天使が死闘を繰り広げているようです。ジャイアントボスが大技を決めたようですが、解説のヨモヤマさんどうでしょう。」

 「あの高さからの地面への激突です。さすがに天使と言えど生きてはいないでしょう。」

 「オサワギさん、勝負はついたのでしょうか。」

 「いまだ、ジャイアントボスと赤い雷光は警戒を解いていないようです。」

 「我々としてはこれで勝負がついて欲しいところですね。」「はい、私は勝負が付いたと見ていますが。」

 「ヨモヤマさんの言うとおりになって欲しいです。オサワギさん、動きはありますか。」

 「あっ、天使の攻撃です。またビルが崩壊しました。」「残念です。天使は生きている模様です。」


 天使が起き上がる。全くの無傷である。源次郎、日向、ジャイアントボスが同時に穴に飛び込み、天使に殴り掛かる。

 三人のパンチが天使に襲い掛かる。天使はよけようともしない。パンチの連撃は天使を滅多打ちにする。天使は倒れたくても倒れられないほどのパンチが続く。

 源次郎、日向、ジャイアントボスが10分ほどしてパンチをやめる。天使は何事も無かったかのように立っている。ジャイアントボスがうめく。

 「ばかな。ダメージがないぞ。」

空中での踏ん張りの効かないパンツではなく、地上での強力なパンチだ。ジャイアントボスのパンチなら体がバラバラになってもおかしくないはずだ。

 源次郎は天使が不死者で超回復でパンチを乗り切ったと考えるが、引きちぎった翼が元に戻っていないことに気がつく。これはどういうことか。

 天使が日向を指さす。日向は横に飛んでかわす。天使の力の本流が地面をえぐりながら日向の後ろにあったビルをがれきに変える。

 次の瞬間、源次郎が天使に組み付いて、腕をとり、地面に引き倒す。さらに掴んだ腕をひねり込む。ゴキッと嫌な音がする。腕の骨が肩から外れたのだ。

 「日向、骨を外した。切断せい。」「はい。」

日向は加速すると天使の肩口にチョップを繰り出す。チョップは肩口にめり込み源次郎の掴んだ腕を切り離す。

 天使の腕は回復しない。それどころか傷口から血が全く出ていない。

 「なんだこれは、私は何と戦っているんだ。」「天使じゃろうて。」「天使は血が流れていないのですかね。」

三人は異質なものと戦っていることをことさら思い知らされる。

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