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第37話 天使襲来2

 オサワギレポーターが叫ぶ。

 「街が、街が壊れていくーーーーー天使は我々を罰しに来たのかーーーーー」

 「オサワギさん、何が起こっているのですか。街は大丈夫なのですか。」

 「今、天使が指を横に振りました。するとビル群が切られたように崩れてしまいました。大惨事が起きてしまいました。」

 「オサワギさん、あれは天使なのですか。」「いえ、つい似ているもので天使と呼んでしまいました。」

 「大惨事が起きたようです。ビルにいた人々は大丈夫なのでしょうか。解説のヨモヤマさんどうでしょう。」

 「今では情報が不足していますが、あれが天使ならば我々を罰しに現れたと考えられます。」「やはり、天使なのでしょうか。」

 「あの力を見れば天使でなくとも神や悪魔に準ずるものであるでしょう。」「これは人類の危機ですね。」

 「はい、私はそう考えます。」「これは自衛隊が対処できるのでしょうか。」

 「難しいでしょう。ヒーローたちでもあの力に対抗できるか・・・」「S級超人でも勝てないと言うことですね。」

 「これは去ってくれるように祈るしかないでしょう。」「これは政府の対応が待たれるところです。」

 「番組には多くの意見が送られてきています。我々はどうするべきなのでしょう。」

テレビ画面に送られていたメッセージが流れる。


 超人協会本部の会議は状況が変化してあわただしくなる。役員の一人が言う。

 「あの化け物にS級超人でかなうのか。」「落ち着いて、まだあれについて何もわかっていないのですよ。」

ハバカル会長は、みんなを落ち着かせようとする。しかし、状況が許さない。

 「のんきな。次の攻撃がいつ行われるかわからないのですよ。東京が滅んでしまう。」「私が行きましょう。」

ジャイアントボスが名乗りを上げる。

 「ジャイアントボス、君は飛べないだろう。どうやってあれと戦うのだね。」「地上に降りてもらいます。」

 「君は何を言っているのだ。あれが言うことを聞くわけないだろ。」「力づくで降りてもらうだけです。」

 「君の力は届かな・・・」

ジャイアントボスが役員を睨みつけると役員は発言をやめ座り込む。

 「私は最強の超人だと自負しています。相手が何もであろうと人々の敵なら立ち向かうだけです。」「ジャイアントボス、一人で行くつもりか。」

 「はい、犠牲者は一人でいいでしょう。」「そうはいかん。御曹司を加えよう。」

 「彼はこれから必要になります。」「連れて行ってもらうよ。御曹司が行けば、赤い雷光ついて来るだろう。もちろん漆黒の魔女もね。」

 「ハバカル会長は、彼らを疎んじているのですか。」「彼らは協会のためにならん。まずは彼らに戦ってもらおう。」

 「会長、反対です。彼らは功績を上げている。ここで死んでいい人材ではない。」「ジャイアントボス、これは会長命令だ。」

ジャイアントボスは無言で抗議する。握った拳が震える。

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