第8話 3.三又の塔
「うわーーー……でっかーー!」
華は、目の前にそびえ立つ三つの巨大なビルを見上げた。
新大阪駅からバスと地下鉄を乗り継ぎ、三十分。たどり着いたのは、大阪湾を一望できるエリアだった。
「トライデントタワー……天辺が見えないわ」
麦は額に手を当てて見上げる。
思わず後ろに倒れそうになり、慌てて踏みとどまった。
「わたしたちが泊まるホテルは、あっちみたいだよ」
冷が指さす。
その先には、タワーから少し離れた場所に、白を基調とした横に長い建物が建っていた。
「あっちも高そうね……」
「一泊、最低十万らしいよ」
冷はスマートフォンを見ながら淡々と答える。
「え……?」
庶民感覚の麦は、目を丸くした。
「パーティー参加者は、招待状を見せれば無料で泊まれるみたい」
「さすがトップ企業ね……」
そのときだった。
目の前の道路を、黒い車が一台走り抜ける。
少し先で停車すると、運転席からサングラス姿の男が降りた。
無言で後部座席のドアを開ける。
中から現れたのは、白いスーツを着た小太りの男だった。
鋭い目つき。七三に分けた髪。手には、閉じた扇子を持っている。
「渚財閥の代表取締役、渚隆司ネ」
「……金に目がくらんだデブ」
「麦!?」
思わぬ一言に、冷が振り向く。
「ハハ……さ、チェックインを済ませにいきましょうネ」
キャロライナに促され、三人は宿泊するホテルへと足を向けた。
蝉の鳴き声が降り注ぐ中、肌を焼くような熱気がまとわりつく。
日焼け止めすら意味をなさないような強い日差しだった。
ホテルの自動ドアが静かに開く。
一歩足を踏み入れた瞬間、空気が一変した。
ひんやりとした冷気が全身を包み込み、思わず息が漏れる。
「はぁ……生き返る……!」
華が肩の力を抜く。
ロビーは、思わず足を止めてしまうほどの広さだった。
天井は吹き抜けになっており、見上げるほど高い。
中央には巨大なシャンデリアが吊るされ、無数のクリスタルが光を受けてきらめいている。
床は磨き上げられた大理石。
足音がわずかに反響し、空間の広さを強調していた。
壁面には落ち着いた色合いのアートが飾られ、奥には重厚な木製カウンターと、笑顔を崩さないスタッフが整然と並んでいる。
ソファは深く沈み込むような上質な革張り。
その周囲には、静かに香るように配置された観葉植物。
どこを見ても“整えられすぎている”ほどに洗練された空間だった。
「沖縄もすごかったけど……こっちは、さらに上ね……」
麦はロビーを見渡しながら、小さく息をついた。
圧倒されつつも、四人はフロントカウンターへ向かう。
「いらっしゃいませ」
スタッフが柔らかな笑みを浮かべ、深く一礼する。
無駄のない所作に、思わず背筋が伸びる。
冷が招待状を差し出すと、
それを受け取ったスタッフは丁寧に目を通し、すぐに別の係へと引き継いだ。
待たされることは、ほとんどない。
「本日はご宿泊ありがとうございます」
簡潔で分かりやすい説明が、静かな声で続く。
やがて四人それぞれに、カードキーが手渡された。
薄く、重みのあるカードだった。表面にはホテルのロゴが金色で刻まれている。
「エレベーターはあちらでございます」
案内に従い、四人は奥へと進む。
扉の前に立つと、センサーが反応し、音もなく開いた。
中は広く、壁面には鏡と落ち着いた木目の装飾。足元には厚みのあるカーペットが敷かれている。
ボタンに触れると、わずかな振動とともに上昇が始まった。
「……速い」
ガラス張りから外の景色が一瞬で下がっていく。
表示パネルの数字は、静かに、しかし途切れることなく上がっていく。
——10階。15階。20階。
やがて、
「25階でございます」
柔らかな電子音とともに、エレベーターが停止した。
エレベーターの扉が、静かに開く。
広がっていたのは、落ち着いた照明に包まれた廊下だった。
足元には、厚みのあるカーペット。足音はほとんど吸い込まれ、空気は驚くほど静かだ。
壁には等間隔に間接照明が埋め込まれ、柔らかな光が通路を優しく照らしている。
「……なんか、別世界みたい!」
華が小声でつぶやく。
「声、大きいと響きそうだから気をつけてね」
冷も自然と声を落としていた。
案内表示に従い、四人はゆっくりと廊下を進む。
途中、ガラス張りの窓が現れる。
その向こうには、大阪の街並みが広がっていた。
大阪の高層ビルの合間に、遠くきらめく海。昼間だというのに、どこか幻想的に見える。
「……夜になったら、すごそうね」
麦が足を止め、ぽつりと漏らす。
やがて、それぞれの部屋の前にたどり着いた。
「それじゃあ、いったんここで解散ネ。少し休んで、夜にまた合流しましょうカ」
キャロライナがカードキーを軽く振る。
「はーい!じゃあ後でね!」
華は元気よく手を振り、自分の部屋の前へ向かった。
そのとき、手からカードキーが滑り落ちる。
「あっ、やば」
「落としたよ」
冷はしゃがみ込み、カードキーを拾い上げた。
手渡そうとして――ふと、華の手のひらに目が留まる。
「さんきゅー!」
何も気にしていない様子で、華はカードキーを受け取った。
そのままドアにかざす。
ピッ、と小さな電子音。
ロックが外れ、扉がわずかに開く。
隙間から、ひんやりとした空気と、ほのかな香りが流れ出た。
「……」
一瞬、誰も言葉を発さない。
それぞれが自分の部屋へと入っていく。
その中で――
冷だけは、華の背中が見えなくなるまで、その場に立っていた。
(手に……肉刺が……)
焼き付いた光景に、冷はわずかに眉を寄せる。
(全然顔に出さないなんて……)
ふと、少し前の会話が脳裏をよぎる。
「……」
冷は、自分の手に視線を落とした。人差し指と中指の先に、わずかな擦れ。
それ以外は、綺麗なままだ。
(何度も肉刺の潰れた跡……手の甲にも……)
小さく拳を握る。
わずかに力がこもり、すぐに抜けた。
「……」
短く息を吐き、カードキーをかざす。
ピッ、と音が鳴る。
扉が開くのを待たず、冷は静かに部屋の中へと足を踏み入れた。
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「いやぁー、富谷君のところの冷ちゃんか!すっかり大きくなったねー!」
それは夕方。食事に向かおうとした時のことだった。
ホテル一階のロビーで鍵を預け、外へ出ようとしたその瞬間。
エレベーターから降りてきた渚財閥の代表、渚隆司と鉢合わせたのだ。
「会った頃はまだ小さかったのに。今は高校生かな?」
「はい」
「そうかそうか!時間がたつのも早いな!はっはっは!」
扇子であおぎながら笑う渚は、ふと思い出したように顔を上げた。
「そうだ!よければ公開前に、うちのビル見ていくかい?」
「…よろしいのですか?」
「友人の娘だ、構わんよ。後ろのお友達と第三開発研究機構の方も是非」
渚の視線が、冷の背後にいる華たちへ向く。
「嬉しいですネ。お言葉に甘えテ」
「ラッキー!得した気分だわ!」
「えー!ごは――」
華が言いかけた、その瞬間。
すっと振り向いた冷の視線が突き刺さる。
「……」
圧に押され、華の言葉が止まった。
「じゃあ、ビルの係の者には話を通しておくから。ゆっくり見ていってくれ」
「はい、ありがとうございます」
冷は丁寧に頭を下げる。
渚は豪快に笑いながら、扇子をあおぎつつホテルの外へと去っていった。
「……はぁ」
緊張が解け、冷は小さく息を吐く。
「タイミング、悪かったわね」
「仕方ないネ。父が友人同士だと、断れなイ」
「行くしかないよね」
「お腹すいたぁ……」
華は肩を落とし、がっくりとうなだれる。
「戻ってきたら、ピザでも頼もうか」
「はい!ビル見学、お供します!」
シャキン、と姿勢を正し敬礼する華。
表情はやけに真剣だ。
(単純だ……)
(単純だわ……)
(単純ガール……)
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空が茜色に染まりはじめた頃。
昼間の熱気はやわらぎ、肌を刺すような暑さも薄れていた。
華たちはトライデントタワーの正面玄関へと足を踏み入れる。
ガラス張りの自動ドアが音もなく開いた。中に入った瞬間、ひんやりとした空気が流れ込む。
ロビーは、ホテル以上に広かった。
天井は高く、三棟を繋ぐように設計された空間が奥まで続く。床は黒と白の大理石が幾何学的に並び、照明の光を反射していた。
スーツ姿の人間たちが行き交い、どこか張り詰めた空気が漂っている。
入口に立っていた警備員に、冷が声をかけた。
「すみません。渚隆司さんから案内を受けて来ました」
警備員は一瞬だけ表情を引き締めると、肩のインカムに手を当てる。
「——はい。……はい、確認しました」
短いやり取りのあと、視線を戻した。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
警備員は一歩横に退き、奥へと続く通路を示す。
「うわ……なんか、空気ちがくない?」
華が小声でつぶやく。
「仕事の場って感じね……」
麦も周囲を見渡しながら、声を落とした。
「はぐれないようにね」
冷は短く言い、先頭に立って歩き出す。
その背後を、三人が続いた。
警備員に案内され、華たちはロビーの奥へと進む。
人の流れが途切れた先。
一見すると壁にしか見えない場所で、警備員が立ち止まった。
壁面に埋め込まれたパネルにカードをかざす。
ピッ、と乾いた電子音。
次の瞬間、音もなく壁の一部が左右に開いた。
「……ほえー」
華が思わず声を漏らす。
そこに現れたのは、一般客用とは明らかに違うエレベーターだった。
扉は重厚な金属製。
表面にはトライデントの紋章が静かに刻まれている。
「関係者専用エレベーターになります」
警備員が淡々と告げる。
中へ足を踏み入れると、空気がまた変わった。
床には厚みのあるカーペット。
壁面は落ち着いた木目と黒のパネルで構成され、間接照明が柔らかく光っている。
ボタンは最小限しかない。
階数表示も、一般のものとは違い——限られたフロアしか存在しないようだった。
「……ボタン、少なくわね?」
麦が小声でつぶやく。
「一般客は入れない階なんだと思う」
冷が短く答える。
扉が閉まった。
音は、ほとんどしない。
わずかな浮遊感とともに、エレベーターは一気に上昇を始めた。
「はや……」
景色は見えないはずなのに、耳の奥が詰まるような感覚だけで“高さ”が分かる。
階数表示の数字が、跳ねるように切り替わっていく。
――通常とは違う、直通の上昇。
「トライデントタワー……総工費は一兆超え。もはやビルというより、都市の一部だよネ」
キャロライナが、静かに呟く。
「高級ホテルも併設。最新設備に、複合型の商業施設。国家企業の中枢が集まる拠点ネ。海沿いだから、耐震や防災も最先端。この土地も、開発途中の企業から強引に買収したって話ヨ」
「見た目通り、強引な人なのね……」
麦が少し眉をひそめる。
「お父さんも昔から毛嫌いしてたんだよ。でも、立場上の付き合いは続けるしかなかったみたい」
「嫌いなら縁切ればいいのに」
華は、頭の後ろに手を組んだまま気楽に言う。
「切れない関係ってあるんだよ」
「感情だけじゃ片付けられない、しがらみみたいなもの」
「ふーん。大人って大変だね」
どこか他人事のように言う華は、
まだ見えないはずの外を想像するように天井を見上げていた。
『――目的階に到着します』
機械音声が、静かに響いた。
ポーン、という軽やかな電子音とともに扉が開く。
一歩、外へ。
その瞬間――空気が変わった。
「……っ」
思わず息を呑む。
目の前に広がっていたのは、もはや“会場”という言葉では収まりきらない空間だった。
天井は、遥か頭上。
視界に収まりきらないほど高く、緩やかな曲線を描きながら広がっている。そこには無数のシャンデリアが吊るされ、光の粒をばら撒くように輝いていた。水晶の一つ一つが光を反射し、床や壁に細かな煌めきを散らしている。
足元には、磨き上げられた大理石。
白を基調とした床に金のラインが走り、歩くたびに靴音が静かに響いた。
「へぇ~……」
華が思わず声を漏らす。
会場の中央には、まだ準備途中の長大なテーブルが並べられていた。純白のクロスがかけられ、その上に銀の食器やグラスが整然と配置されている。スタッフたちが無駄のない動きで配置を整え、料理の搬入や最終確認に追われていた。
壁面は全面ガラス張り。
その向こうには、大阪湾が一望できる。夕暮れに染まりかけた海と空が、室内の光と溶け合い、幻想的な景色を作り出していた。
「これ……ほんとにビルの中?」
麦は、呆然としたまま呟く。
「最上階のパーティーフロア。三棟を繋ぐ中央部にある、特別区画ヨ」
キャロライナは慣れた様子で答えるが、その声もどこか小さくなる。
空間そのものが、人を圧倒していた。
「……すご」
冷は小さく呟きながら、ゆっくりと一歩踏み出す。
その視線は、会場の奥――まだ誰もいないステージへと向けられていた。
華はというと、
「なにあれ……絶対うまいやつ並ぶやつじゃん……」
既にテーブルの方へ意識が向いていた。
「そこじゃないでしょ」
即座に冷がツッコミを入れる。
張り詰めていた空気が、ほんの少しだけ緩む。
「こんばんは」
会場に見入っていた四人に、静かな声がかかる。
振り向くと、そこには気品を纏った一人の女性が立っていた。
「富谷様のご家族と、ご友人の方。それから、第三開発研究機構の方でお間違いないでしょうか」
「はい、そうです」
「初めまして。わたくし、渚財閥代表取締役・渚隆司の秘書を務めております、川口と申します」
すっと一礼する所作は、無駄がなく美しい。
「本日はご招待いただき、ありがとうございます。富谷冷です。こちらが――」
「月城麦です」
「第三開発研究機構主任、キャロライナ・エミリーでス」
「桐灰華です!」
冷に続き、三人もそれぞれ軽く頭を下げた。
「本日は、川口の方から皆様に当ビルのご案内を仰せつかっております。短い時間ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします」
川口は穏やかに微笑むと、背後のガラス張りの窓へと身体を向けた。
「まず、あちらをご覧ください」
指し示された先には、三つの塔が空へと突き刺さるように並んでいる。
「向かいの1棟は、主に居住区と展望フロアで構成されております。上層階は富裕層向けのレジデンス。中層には長期滞在用のスイート。最上部には、一般開放もされる展望台がございます」
「……あの部屋、全部住めるんですか?」
麦が思わず目を見開く。
「はい。各住居には専用のセキュリティ区画が設けられており、顔認証と網膜認証による二重ロックを採用しております。外部からの侵入はもちろん、内部のプライバシーも徹底して保護されております」
「すご……」
思わず、華が小さく漏らす。
川口はそのまま、隣の棟へと視線を移した。
「その隣の2棟は、ホテルおよびオフィスフロアでございます。上層階がホテル、下層から中層にかけては企業向けのオフィス区画となっております」
「ホテル……あそこが?」
麦が小さく呟く。
「はい。世界各国の要人や企業関係者が利用されることを想定し、完全プライベート動線を確保しております。最新のAIを搭載し全システムを管理。外部と接触せずに滞在・移動が可能な設計でございます」
「……なるほド」
キャロライナが、納得したように頷く。
「そして――」
川口は、足元を軽く示した。
「皆様が今いらっしゃるこの3棟が、商業施設および交流区画でございます」
改めて見渡すと、空間の作りが他とは明らかに違っていた。
「下層から中層にかけては高級ブランド、レストラン、エンターテインメント施設が入っております。一般の来訪者も利用可能ですが、階層ごとに入場制限が設けられております」
「ふんふん……!」
華が一生懸命頷いている。
しかし、表情はあまり理解していない様子だった。
「最上階は、このように特別な催事や国際的な会合のための専用フロアとなっております。三棟を繋ぐ中枢区画でもあり、いわば“このタワーの顔”とも言える場所でございます」
「へぇ~……」
麦が小さく呟く。
「なお、三棟すべてに共通して申し上げますと――」
川口は一度言葉を区切る。
「最新の耐震構造を採用しており、想定外の地震にも耐えうる設計となっております。加えて、屋上には高性能ソーラーパネルと蓄電システムを完備。万が一の停電時でも、最大で半年間は独立稼働が可能でございます」
「半年……?」
冷が思わず聞き返す。
「はい。電力だけでなく、水や通信インフラも含めた“都市機能の維持”を前提とした設計でございます」
その言葉に、三人の表情がわずかに引き締まる。
――これは、ただのビルではない。
「……都市」
ぽつりと、冷が呟いた。
「よーするに……すごいビルってことだよね!」
腰に手を当て、ふんすっと鼻息を鳴らす華は、
どこか得意げにうなずいている。
「……そうでございますね」
川口は、わずかに苦笑を浮かべた。
その時だった。
遠くで、関係者用エレベーターの扉が静かに開く。
会場に足を踏み入れてきたのは、ひとりの男だった。
大柄な体格に深緑のスーツ。無駄のない動きと、鋭い眼光。ただ立っているだけで、空気がわずかに張り詰める。
「……」
その姿を捉えた瞬間、川口の目がほんの一瞬だけ細くなる。
すぐに視線を外し、何事もなかったかのように言葉を続けるが――
その“間”を、冷は見逃さなかった。
(……今の)
わずかな違和感が、胸に引っかかる。
「申し訳ございません」
川口が、不意に口調を改める。
「急用を思い出しました。引き続き、会場内の見学は可能でございます。どうぞお時間の許す限り、お回りくださいませ」
軽く一礼。
だがその動きは、どこか早い。
――逃げるように。
「え、話の途中だったっぽかったのに……?」
華が首をかしげる。
その横で、冷は何も言わず――
会場を横切っていく川口の背中。
それを、無言で追うスーツの男の視線。
冷は、そのわずかな交差を、静かに見つめていた。
一瞬――視線が重なる。
「……」
男の口元が、かすかに歪む。それは笑みとも、嘲りともつかない、曖昧な表情だった。
次の瞬間には、何事もなかったかのように消えている。
(……今のは)
胸の奥に、小さな引っかかりだけが残る。
視線を外すと、ガラス越しに夜の大阪が広がっていた。
無数の光が、規則正しく瞬き、まるで何も起きていないかのように静まり返っている。
――その静けさが、かえって不気味だった。
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