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D-DAY+170 2027年6月上旬 焦燥と陰謀と、凛とした姫

#### ニューヨーク・ウォール街の動揺とメディアの狂乱


ロンドンでの祝賀ムードとは対照的に、アメリカ合衆国の朝は衝撃と共に明けた

イギリスJ首相による「英連邦間ワープゲート」の発表は、アメリカの朝のニュース番組を埋め尽くした


キャスター:

「これは単なる交通革命ではありません! 『大西洋同盟』の終わりの始まりです! オーストラリアの資源が、カナダの穀物が、瞬きする間にロンドンへ届く……これではパナマ運河も、我が国海軍が守るシーレーンも、その価値を半減させられます!」


保守派Newsコメンテーター:

「ロンドンが世界の物流と金融の『中枢』になる? ふざけるな! 朱雀(p.admin)は我々から軍事的優位を奪っただけでは飽き足らず、今度はドル覇権と産業構造そのものを破壊しようとしているのです。これは経済的な宣戦布告だ!」


ワシントン・ポスト紙は、晩餐会でカットされたp.adminのスピーチのリーク情報を一面で報じた


『朱雀王、欧米のリーダーに英国を指名。米国を意図的に除外か』


この記事は、プライドの高いアメリカ国民と、ホワイトハウスの主の逆鱗に触れるのに十分すぎた


* ホワイトハウス・ローズガーデン:トランプの咆哮


同日午後、トランプ大統領は緊急記者会見を開いた。彼の顔は怒りで赤潮し、いつものような余裕のあるジョークは一切なかった。


トランプ大統領:

「いいか、よく聞け。イギリスとあの『エイリアンかぶれ』の王様が何を企んでいるか知らんが、アメリカ・ファーストは揺るがない。 彼らがワープゲートというインチキな裏口を使って、不当に安い商品を市場に流し込もうとするなら、我々は断固として対抗する!」


彼は演台を叩きつけんばかりの勢いで宣言した


トランプ大統領:

「本日より大統領令を発動する! 『ワープゲートを利用した渡航歴のある者』は、ビザの有無に関わらず、入国審査を最高レベルに厳格化する。 テロリスト同様の扱いを受けても文句は言えんぞ。 さらに! ワープゲートを経由して輸送された全ての貨物に対し、一律『200%』の制裁関税を課す! アメリカの市場を利用したければ、正々堂々と海を渡ってこい!」


この極端な保護貿易措置は、世界経済にさらなる混乱をもたらすことが確定したが、トランプにとって「ナメられたまま黙っている」という選択肢はなかった


#### 大統領執務室:極秘会議


記者会見の後、執務室には重苦しい空気が漂っていた

集まったのはトランプ大統領、統合参謀本部議長(軍良識派)、そしてCIA長官(強硬派)だった。


トランプ大統領:

「……デンマークの外務大臣が、あのデブ(p.admin)と会ったという情報は本当か?」


CIA長官:

「イエス、ミスター・プレジデント。我々の信頼できる情報提供者によると、彼らはデンマークとバッキンガム宮殿で極秘裏に接触しています。 内容は不明ですが、おそらくグリーンランドの件でしょう。朱雀は、我々の買収計画を嗅ぎつけ、妨害工作に入るつもりです」


統合参謀本部議長:

「大統領。慎重に行動すべきです。 我々はかつて楽園島侵攻作戦で手痛い敗北を喫し、1000人以上の将兵が捕虜となりました。現在は停戦協定中ですが、朱雀王の軍事力は未知数。デンマークを『保護国』扱いされた場合、手出しができなくなります」


軍のトップは、p.adminの恐ろしさを骨身に染みて理解していた。しかし、CIA長官は冷ややかな笑みを浮かべた


CIA長官:

「ジェネラル、正面から戦うつもりはありませんよ。朱雀が介入する前に、『既成事実(Fait Accompli)』を作ってしまえばいいのです」


トランプ大統領:

「続けろ」


CIA長官:

「グリーンランドの人口は少ない。特に資源が豊富な北部の寒村など、数百人程度です。 我々の息のかかった現地工作員を使い、村長や有力者を抱き込みます。反対するデンマーク派の住民は……一時的に『退去』してもらうか、事故で不在になってもらいましょう」


長官は地図上の小さな村を指差した


CIA長官:

「その上で、住民投票を強行します。『アメリカによる保護と経済支援を求める』とね。 一度『民意』が示されれば、民主主義を標榜する西側諸国は文句を言えません。 朱雀がどんなハイテクを持っていようと、彼が動き出す前に『この村はアメリカの一部になりたがっている』という映像を世界中に流してしまえば、我々の勝ちです」


アメリカ側は、p.adminがデンマークに提案した「シールド」や「量子通信」の存在を知らない

彼らは、あくまで従来の政治的・軍事的な介入しか想定していなかった。


トランプ大統領:

「……いいだろう。グリーンランドは巨大な不動産だ。あの島を手に入れれば、レアアースも北極海ルートも全て我々のものになる。 朱雀がロンドンで紅茶を啜っている間に、我々は北の氷を溶かしてやるのだ。やれ!」


CIA長官: 「御意に。作戦名は『オペレーション・アイスピック』。直ちに実行に移します」


大統領の承認を得て、超大国の諜報機関が、北極圏の静かな村へと魔の手を伸ばし始めた。p.adminが供与した「守り」が間に合うか、それともアメリカの「陰謀」が先か。 水面下の戦いが始まろうとしていた


#### D-DAY+170 AM 8:00 バッキンガム宮殿 妻たちの朝食会


カーテンの隙間から差し込むロンドンの柔らかい朝陽が、p.adminの瞼を刺激した 昨夜の国交締結式典、そして深夜に及んだ「愛と責任の家族会議」、さらにS子への長い長い「埋め合わせ」……

それらの疲労が彼を泥のような眠りへと誘っていたのだ。


ふと目を覚まし、隣を見る

……いない。 S子の姿はおろか、温もりすら残っていない。時計の針は既に8時を回っていた


p.admin:

「……やばい! まさか俺、朝食会に寝坊した!?」


p.adminは飛び起き、慌ててポロシャツを羽織ると、絶妙なタイミングで客室のドアがノックされた

そこには、常に控えている王室の使用人が涼しい顔で立っていた


使用人:

「おはようございます、朱雀陛下」


p.admin:

「あ、あの……朝食会は!? もう終わってしまったのか?」


使用人:

「いえ、ご安心ください。カミラ皇后陛下のご配慮により、昨夜の今日ですので、公式の朝食会は開催されません。『皆様、お部屋でゆっくりとお過ごしください』とのことです」


p.admin:

「そ、そうか……よかった(助かった……)ところで、妻のさや(S子)は?」


使用人:

「さや妃殿下でしたら、先ほど身支度を整えられ、かおり皇后陛下(W子)のお部屋へ向かわれました。 よろしければ、ここに朱雀陛下の朝食をご用意いたしましょうか?」


p.admin:

「いや、まずは妻たちと合流してから改めて頼むよ。教えてくれてありがとう」


* 妻たちの包囲網


p.adminは顔を洗い、最低限の身なりを整えると、W子たちが滞在しているメインのスイートルームへと向かった

ドアを開けると、そこにはW子、R子、S子の三人が、既に紅茶を飲みながら何やら話し込んでいた

空気は重くないが、どこか「結論が出た後」の静けさがあった。


p.admin:

「おはよう、みんな……昨日は遅くまで悪かったな」


p.adminは恐る恐るR子に近づいた

昨夜、最も涙を流し、心を痛めていた彼女だ


p.admin:

「R子……もう、大丈夫なのか?」


R子はティーカップを置き、じっと夫の顔を見つめた

そして、少しだけ頬を膨らませて、拗ねたように言った


R子:

「……旦那様の、噓つき」


p.admin:

「ぐっ……!?」


* 暴かれた秘密


R子:

「さやさんと話していて、辻褄が合わないことがあったので問い詰めました。そうしたら、あっさりと分かりましたわ。 ……あの日、上皇様ご夫妻の治療の際に、H親王殿下(K子様のお父上)から、直接問われたそうですね? 『娘のK子を、妻として娶る意思はあるのか?』と」


p.adminは冷や汗をかき、助けを求めるようにS子を見た

しかしS子は「あら、私は嘘をつくのが嫌いだから」と涼しい顔で紅茶を啜っている


p.admin:

「あ、あれは……! R子に余計な心配をかけたくないという理由で、S子とも相談して、『R子には教えないでおこう』って合意したんだよ。な? S子」


S子:

「はぁ? 何よ、私を責めるつもり? 確かに『今は伏せておきましょう』とは言ったけど、最終決定を下したのはあなたよ。男なら往生際悪く言い訳しないで、責任を取りなさいよ!」


梯子を外されたp.adminは言葉に詰まった

R子は、怒りというよりは、悲しげな瞳で夫を見つめた


R子:

「……結局、その時に旦那様が正直に話してくだされば、私も心の準備ができましたし、もっとうまく解決できたかもしれません。 私が何も知らないと思って……一人で抱え込んで、空回りしていた自分が情けないです」


その言葉は、p.adminの良心に深く突き刺さった。小手先の言い訳など通用しない

彼は姿勢を正し、深く頭を下げた


p.admin:

「……R子、本当にすまなかった。 君を傷つけたくなくて隠したが、それが結果的に君を一番苦しめることになってしまった。俺のせいだ」


その真摯な謝罪を見て、R子の表情がふわりと緩んだ


R子:

「……もう、いいのです。私だって、嫉妬に狂って皆様を困らせたのですから、お互い様です。 でも、約束してください。これからは、隠し事はなしですよ?」


p.admin:

「ああ、約束する」


* 秘密のガールズトーク


和解したところで、p.adminはずっと気になっていたことを尋ねた


p.admin:

「ところで……昨夜、俺たちが部屋に入る前、R子とK子様は二人きりで何を話していたんだ? カミラ様が止めるまで、随分と話し込んでいたようだが」


その瞬間、三人の妻たちの間に「見えない結束」が走った

W子も、S子も、そしてR子も、示し合わせたように口を閉ざす


R子:

「……それは、言えません」


p.admin:

「えっ? いや、隠し事はなしって今……」


R子:

「こればかりは例外です。K子様の名誉にも関わることですから。 私たち三人で、『旦那様には絶対に教えない』と固く決めましたの」


S子:

「そうよ。乙女の秘密に土足で踏み込もうなんて、野暮な男ね」


W子:

「あなた、諦めて。女の子には秘密が必要なのよ」


p.admin:

「……ま、まあ、そう言うなら仕方ないか」


p.adminは肩をすくめて引き下がった


R子(心の声):

(……言えるわけがありません。 K子様が、真っ赤な顔で『朱雀陛下のことは……お慕いしております』と、あんなに切実に告白されたなんて。 それを旦那様に伝えてしまったら、旦那様はまた調子に乗るでしょうし……何より、あんなに可愛らしいK子様の姿は、私たちだけの秘密にしておいてあげたいですもの)


それは、ライバルでありながら同志となったR子なりの、K子様への優しさだった


* 英国王室の朝食事情


p.admin:

「……よし、腹減った! 飯にしよう!」


時刻は8時半。昨夜のコース料理が少なめだったこともあり、全員空腹の限界だった

ドアの外の使用人に声をかけると、メニューが差し出された


使用人:

「本日は式典翌日のため厨房が大変混み合っております。ご朝食は以下の二種類からお選びいただけます」


1.トラディショナル・フル・イングリッシュ・ブレックファスト

(卵、ベーコン、ソーセージ、ブラックプディング、ベイクドビーンズ、マッシュルーム、焼きトマト、トースト)


2.スコティッシュ・スモークサーモンとスクランブルエッグ


p.admin:

「俺は1番! 大盛りで!」


S子:

「私は2番。昨夜食べ過ぎたし」


W子・R子:

「私たちも2番でお願いします」


やがて、銀のドームカバーが被せられたワゴンが運ばれてきた p.adminの皿には、これでもかというほど肉と豆が盛られており、まさに「英国の朝」という脂とカロリーの暴力だ

一方、女性陣の皿は洗練されたサーモンのピンクと卵の黄色が美しく輝いている。


p.admin:

「やっぱり英国の朝はこれだよな!」


W子:

「ふふ……でも、やっと落ち着いてご飯が食べられるわね」


四人は初めて、緊張感のない穏やかな朝食を楽しんだ


* 再び戦場へ


優雅な朝食が終わる頃、再び使用人が部屋をノックされた


使用人:

「朱雀陛下。朝9時より面会予定されておりました貴国の方々が、ゲストルームにて待機されております」


N君(Alex Nagata): p.adminの右腕。昨夜はM子様との「関係」が確定した

T先生(日本大使): 胃薬が手放せない苦労人

SADA大使(英大使): S子に嫌われる大使ですが、最近は大人しい

Lee先生(SADA監視役): 抜け目ない教育者

Mei子大使(フランス大使):これからフランスに行って医療ベイの設置と「医師」の選定


p.admin:

「……おっと、もうそんな時間か。 よし、みんな。観光気分はここまでだ。外交モードに切り替えるぞ」


p.adminはナプキンで口を拭うと、キリッとした表情(ただし口元に少しベイクドビーンズのソースがついている)で立ち上がった

平和な朝は終わり、世界を動かす多国間協議が始まろうとしていた。


#### D-DAY+170 AM 9:00 姫たちの決意と、総理の憂鬱


朝、M子様とK子様朝食を済ませた後、客室のドアがノックされ、同行の女官から「内親王殿下、K首相が帰国前、一度内親王殿下達に挨拶したいと申し入れました」と告げられた

M子様とK子様は、身支度を整え、宮殿の一角にある日本関係者用の控室に入室した

そこには、帰国の途に就くK総理大臣と外務大臣が、緊張した面持ちで待機していた


* 決意の瞳


K総理:

「M子内親王殿下、K子内親王殿下。昨夜の晩餐会、ならびに舞踏会、誠にお疲れ様でございました。 お二方の優雅な振る舞いは、英国のみならず世界中に日本の皇室の気品を示されたと、確信しております」


K総理は深々と頭を下げた後、ふと顔を上げて二人の姫君を見つめた


K総理:

(……おや? 昨日とは、目の輝きが違うな) 特にK子様の瞳には、昨日のような不安や迷いは微塵もなく、ある種の「覚悟」を決めた女性特有の、凛とした光が宿っていた


外務大臣:

「殿下。我々はこれより、ヒースロー空港へ向かい、政府専用機にて帰国いたします。 つきましては、お二方のご予定はいかがなされますか? 我々と共に帰国されるか、それとも……」


大臣の言葉に対し、K子様は一瞬の間も置かずに答えた


K子様:

「私たちは、もう少しこちらに滞在いたします。 本来の目的である『朱雀陛下の同伴』としての務めを全うするため、陛下のご公務が終わるその時まで、最後まで付き添う所存です」


そのあまりに迷いのない口調に、外務大臣は少々面食らった


外務大臣:

(……以前のK子様なら、もっと控えめに姉君の顔色を伺っていたはずだが)


M子様(心の声):

(ええ、もちろん残るわよ。やっとNさん(Alex)と心が通じ合って、事実上の婚約者(※自称)になれたのですもの。このまま日本に帰れるわけがないじゃない!)


M子様は内心の熱い想いを完璧なロイヤルスマイルで隠し、姉としての建前を口にした


M子様:

「妹の申す通りですわ。朱雀陛下はまだ欧州でのご公務を残されています。妹一人では心細いでしょうから、私が引き続き『付き添い』として監督いたします」


* 総理の嘆願:ワープゲートを東京へ


出発の時間が迫る中、K総理は言い出しにくそうに、しかし決死の表情で口を開いた


K総理:

「……内親王殿下。皇室のお立場にあるお二方にお願いする話ではない、というのは重々承知しております。 ですが、どうか……『東京とロンドンの間のワープゲート開設』について、朱雀陛下に何とかご助言をいただけないでしょうか」


K総理は額の汗を拭った


K総理:

「昨夜発表された『英連邦間ワープゲート』の件……あれが実現すれば、世界の物流地図は激変します。我々日本も、指をくわえて蚊帳の外にいるわけにはいきません。 朱雀陛下はおそらく、ご自身の拠点である『筑波宇宙港』とロンドンを繋ぐおつもりでしょう。しかし……」


総理は身を乗り出した


K総理:

「物流、人流、そして都心からのアクセスを考えれば、やはり『羽田』か『成田』でなければなりません。貨物ならば『横浜』か『横須賀』でも良い。 つくばでは……あまりに都心から遠く、既存のインフラとの接続が弱すぎるのです」


それを聞いたM子様は、扇子で口元を隠しながら、冷ややかな視線を送った


M子様:

「……総理。それはつまり、私たちに『皇室の立場を利用して、朱雀陛下を日本政府に有利な経済政策へ誘導せよ』と、そう仰るのですか?」


痛烈な皮肉。しかしK総理は引かなかった。彼はプライドを捨て、深々と頭を下げた


K総理:

「……決して、そのような政治介入を意図したものではありません。 しかし! ……今の日本政府には、朱雀陛下に直接お願いできる太いパイプがないのです。陛下と親しく、信頼されている内親王殿下達にすがるしかないのが……情けないことですが、事実でございます」


国のトップがなりふり構わず頭を下げる姿

それを見たK子様は、静かに頷いた


K子様:

「……分かりました。総理のお気持ち、しかと承りました。 あくまで『日本の皇室』として、国益に資する提案の一つとして……適宜なタイミングで、朱雀陛下にお伝えいたします」


K総理:

「おお……! ありがとうございます、K子様! それを聞いて安心いたしました!」


総理と外務大臣は、救われたような顔で何度も礼を言い、空港へと出発していった


* 姉妹の秘密協定


控室に二人と女官だけが残された。M子様は先ほどの厳しい表情を崩し、心配そうに妹を見た


M子様:

「K子……日本の為とは言え、あれは完全に政治的な活動よ! 本当にいいの? お父様やお母様に知れたら……」


K子様:

「構いません、お姉様。 朱雀陛下のお役に立つことは勿論ですが……私たち皇室が、彼と日本政府との『架け橋』になることも、大事な務めだと思うのです。 彼が日本を見限らないように繋ぎ止める……それができるのは、今は私しかおりませんから」


その力強い言葉に、M子様は目を丸くした


M子様:

「……昨夜から、K子の雰囲気はずいぶんと変わったわね。 一体、舞踏会の後で彼と何を約束されたの? ……まあ、私もN参事官の『婚約者』になったけどね!」


K子様:

「えっ!? こ、婚約者……ですか!?」


K子様は驚愕した。M子様は得意げに微笑む


M子様:

「ええ。(心の声:私が勝手にそう決めたのよ)だからK子、貴女も正直に話しなさい。昨夜、カミラ皇后陛下の話し合いの後……朱雀陛下とどんな甘い言葉を交わしたの?」


M子様は「自分の秘密(自称婚約)」を餌に、K子様の秘密を聞き出そうとした

しかし、K子様は頬を赤らめながらも、肝心な部分はうやむやにした


K子様:

「そ、それは……ご想像にお任せします。 とにかく! 私には朱雀陛下の傍にいて、陛下のご公務を見届ける義務があるのです」


M子様:

「……ふふ。まあ、いいわ。 貴女が彼に張り付いてくれれば、私も『付き添い』という名目で、堂々とNさんの近くにいられるものね。利害は一致してるわ」


K子様:

「お姉様ったら……現金なんだから」


午前10時。 二人のプリンセスは、それぞれの「任務」を胸に、p.adminらが待つゲストルームへと足を踏み出した

今回は8000字程度で短め(本作比)です(笑)

ただ、8000字を使っても実質D-DAY+170の朝の2時間分しか書いてないのは恐ろしい

この調子だとリアルの時間はいつか物語中の時間に追い付きます

次回の話は、おそらくですが今までの宮廷外交とは色が違い、p.adminの得意の「戦場」になるでしょう

心の中に、2万字を超えないように祈るしかない

本当に2万字になってしまったら、2話に分けて連続投稿します


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