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6-1.
小学校からの習慣、自室ではなく咲紗の姿が見えるダイニングテーブルで勉強する俺と他愛のない会話を交わしながら夕食を作るエプロン姿はいつ見ても可愛い。見慣れた光景だが、気になる事があったので白鳥へメッセージを飛ばしてみた。
『エプロン姿が可愛い彼女。現在夕食の準備中』
秒で帰ってきた。
『よかった。写真を 』
よかった? 何かあったのか?
『何かやらかしたか?』『眼福君には教えない』
キッチンに立つエプロン姿の童顔美少女をモバイルで撮影した。
一枚目はわざとフレームアウト。
二枚目は小首を傾げ不審げにこちらを向く姿。客観視しても本当に可愛い。
「どうかしたのですか?」
へへっ、と気色悪い答えで誤魔化す。
『もう一枚、凄く可愛く撮れたのがある。正直に答えた者へ御褒美だが』
一枚目を添付して送信。
送信後、悶えていたのか悔しがっていたのかは分からないが、間が空いて返ってきた。
『済まん。頬にキスした』
科学者養成高校の生徒らしく堅物な交際が続いても、白鳥も年頃の男だ、咲紗との関係を深めたかったと思う。
『咲紗は海外が長かった。頬へのキスはチークキス。握手と同じ。うぶな奴め』
俺が小さかった頃には咲紗の頬や額、唇にもキスを見舞っていた。
『ウブな俺に、御褒美の写真を~!』




