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12-5.
玲奈のSNSはその後も間隔をあけて不定期に更新されていた。
『愛しい人へ。再会した時にびっくりする程素敵になっていて。期待しているよ』
『私も再会した時にびっくりする程、ボロボロになっているから覚悟しておけよ』
今までの投稿を読み返すと、これらは俺に向けて、俺ではない誰かがいる事を暗示していると思えた。
だが、ある時から更新内容は俺に対して諭す調子になっていた。
『貴方の傍にあろうとする人を大切にして』
『その人は誰よりも貴方を想い、全てを捧げようとします』
『私など到底足元にも及ばないよ』
玲奈よりも傍にいる人、つまり咲紗を大切にしなさいとの暗喩。
そして暫く後。
地域名と固有名詞を伏せて、SNSで玲奈が大学合格を報告していた。
喜ぶべき朗報。
それは、玲奈から俺への終結宣告でもあった。




