『小説家になろう』有料版
『小説家になろう』のトップページ。一番初めの顔ともいえる部分にあるのが『新着の短編小説』。
ここを見るたびに思うことがある。
『小説家になろう』は有料版をつくるべきじゃないか?と。
全有料にしろって言うんじゃない。
例えば動画サイトにも『無料会員さん、プレミアム(有料)会員さん』という区分けがあるように、無料は無料、有料は有料のサービスが受けられる方式にすればいい。
そうやって分けることにより、読者の層の意識を分けることができるんじゃないだろうか。
つまり、
本気で描きたいヤツから金を取る。
本気で読みたいヤツからも金を取る。
……『有料会員』でしか読めない選択肢を設けて、描きたいヤツはそこで描く。
『有料会員』は無料会員でも閲覧可能、有料会員のみ閲覧可能を選べる。みたいな?
レベルは分からないが、そうすれば少なくとも『有料』に身を寄せてる読者は意識の高い小説に巡り会う可能性が増えるだろう。描く方だってわざわざ金払ってんだから。
無料だから意識が低いといってるんじゃない。ただ、今は、すべてが無料であるために、単なるツイートみたいな書き込みとガチ小説が雑多になっている。小説のレベルの話ではなく、小説どころか、エッセイにも何にもなってないメモのようなものも含めて『新着小説』となる。
それは『小説家になろう』という運営側の意図からしても、実はあまり好ましい事態ではないのではないだろうか。
有料にしたって、有料版のレベルが無料版に比べて段違いかといわれればそこは分からないところだ。
しかし少なくとも……たとえ稚拙でも、『有料版』に載せたいヤツは『真剣に小説を』描くだろう。『有料』になってまで読みたいヤツは『真剣に描かれた小説を』読むことができる。
小説の評価も『有料版』と『無料版』で別にすればもっと妥当なものになるだろうし、複数アカウントがどうのとか、組織票がどうとかもだいぶ減るだろう。
というか、いっそのこと『有料版』は『評価=作者に対する金銭支払い発生』にしたらいい。
『小説家になろう』なんだろう?
文章といえばどんな文章でも投稿できる今の環境で、『小説家になろう』をスローガンに掲げるのなら、それなりのステージを用意する手として、一つの手段ではなかろうか。
『新着の短編小説』を見るたびに思う。
もちろん有料版はすぐに無料版に転載されないように運営さんに護ってもらわなければいけない。
個人的には、小説のページをアーティストの歌の歌詞を載せている『歌詞検索』みたいに、コピペできないようにするべきだととみに思うんだが、その話は置いておいて、ともかく、もしこのサイトがそういう区分けをしてみた時、だれも有料版に登録しないような筆者と読者しかいないのなら、それはそれで、このサイトの価値が知れてしまうね。
繰り返すけど、小説レベルを問うているのではない。
別に、小説がプロ顔負けのレベルでも
「わたしは別に有料になってまで描きたいと思わない」
と思えば無料で描けばいいし、きっと、区分けをしても無料側にも良作は生まれ続けるだろう。『有料版』に登録したからとて、人気が出るかはまた別だとは思う。
しかし少なくとも、意識をわけることはできる。
分けてほしいなと、『新着の短編小説』を見るたびに思う。
別に月1000円とか2000円とか取らなくてもいいじゃん。
100円200円でもぜんぜん違うと思うんだが……。
どのような作品もすべてを十把一絡げに、『タダじゃねぇんならみねぇよ!!』なんて読者。
俺はそんなヤツラ、ひとりもファンになってくれなくていいと思ってる。




