矢久家の歌姫(1)
魔王様(♀)に比べて、姫(1)の成長が異様に早い。
魔王様(♀)という手本がいるからなのか、百万人に一人の天才だからなのか(←親バカ(笑))、すでに魔王様(♀)(3歳)と同水準で遊んでるし、しゃべってる気もする。
そんな姫(1)は歌うのが大好きだ。
すでに何曲もの持ち歌があって、気がつくと、なんかいろいろ歌っている。
ただ、さすがに一歳だけあって、どこか独創的(←親バカ)だ。
発音は、かなりよく、ハッキリした歌詞を歌う。しかし、微妙な勘違いが、お茶の間を癒してくれたりする。
今日は秀逸なのを紹介しよう。(←親バカ)
その1、『ゆうやけこやけ』
♪ゆうやけこやけの 日が暮れて
……まではいい、ここから急に超スローテンポとなる。
♪まーーーーーーーーーーまーーーーーのおてあの、カネが、なうーーーーーー
まぁ、ラ行が母音になってしまうのはどこの子も共通だろう。
とりあえず、山のお寺は、どうもママ所有のお寺という認識でいるようだ。
そして次、
♪おててつないで きんぱぽぽーーーーん
……唐突に終わる。旋律も、途中までは普通の三小節目だが、『きんぱぽぽーん』は『カラスが鳴くから、帰りましょー』の『帰りましょー』の部分だ。そして終わってしまう。
それにしても『ぱぽぽーん』はどこから来たのだろう。誰が教えたのだろう。
その2『大きなノッポの古時計』
♪大きなノッポのふうどけい おじいしゃんのとけい
……この辺、なかなか立派に歌う。しかし次の瞬間、物語は意外な展開を迎えるのだ!!
♪百年いつも 動かない その時計
……で、終わってしまう。
……動いたことないのか!!!おじいさんの時計!!!
もちろん旋律も、途中から突如ラストにワープだ。
矢久家の古時計は、おかげさまで動いたためしがない。
ちなみに魔王様(♀)は三歳になってもしばらく言葉をしゃべらなかったくらいの大器晩成型(←親バカ)だから、精神年齢がこれくらいの時の歌というのは存在しなかった。
まぁだからとて、今歌っている歌は完璧かといえば、まだまだオリコンにもノミネートはされることはないだろうが、一歳の頭脳で歌う歌というのは、格別だ。
だって、どこのオトナが歌えば、『お手手つないで、きんぱぽぽーん』になるというのだ。3歳も魔王様(♀)ですら、すでに発想できない。
もはや、芸術は爆発しているといって過言ではないじゃないか。(←親バカ)
こういうのを録音とかしておけたらとてもいい思い出となるだろうに、あれよあれよという間に時は過ぎ去ってしまう。
『きんぱぽぽーん』の発想は、矢久の固まりきった頭ではもうできないが、自分の発想が枯渇しないうちに、一つでも多くの物語を残したいなと思うこのごろである。
あと、キラキラ星?
Aメロ キラキラ光る お空の星よ
Bメロ 瞬きしては みんなを見てる
Aメロ キラキラ光る お空の星よ
初めと最後が同じため、ずっと終わらない。
ずっっっっと、Aメロ、Bメロ、Aメロ、Bメロ……
あと、ジングルベル(これは魔王様(♀))
ジングルベールジングルベール、鈴がなうーーー
森の~中に~あるのかな? ヘイ!!
・・・いったい何があるんだろう・・・




