私、橘楓。 vol.087. 「くっついちゃった~~!」
小さな声で…楓…。
「私が…大を…、好きって、気が付いた頃からかな…。」
「…って~事は…、群馬…か…。」
天井を見る目をして朱実…。
「うん…。でも…、今考えると、もっと前…。」
「あ~~ひょっとして…、もしかして…、あの時…既に…???」
何かを思い出した様に陽子。
「あの…劇的な出会い…。そして…大ちゃん登場。…ってか…。」
「うん。多分ね…。だって…、大が初めてバスケのあの…デモンストレーション。あれ見て…、へへ…、恥ずかしけどさ…、私…涙…出たんだ。」
「あ~~あ~~、あった、あった、そういう時。いきなりトイレって…あんたトイレ行って…。私…とんだ勘違いしていたからね。」
変顔して朱実。
右拳で朱実の頭をコンと楓。
「あの時からだよね、朱実と陽子…、慎二と智志に…アレ…???って、感じたの…。そして…亜紀さん。」
「うっそ!!!…んじゃ、亜紀さんは、あん時、既に…何かのインスピレーション…感じてたって訳…!!!」
いきなりビックリして朱実。
「カリスマか…亜紀さん…。道理で…私と朱実に…、頑張って…なんて…。」
腕組みしながら陽子。
「それでか…。か~凄い亜紀さん。」
「えっ…???亜紀がどうしたって…???」
自分の机に歩いてきた大輔。
「ほいほい旦那様。」
にこにこ顔の朱実。
それに照れながら言う大輔。
「ばか朱実…。」
「ん~~、実はね大~!」
コチラも笑顔で楓…。
「…ん…???」
「亜紀さんの予感…ピタリと的中!!!」
「へっ…亜紀の予感…???」
そう言いながら、3人を見ながら…不思議そうな大輔。
そして、両手を広げて楓。
「そっ。朱実と陽子が…誰かさんたちと、ピッタリ…くっついちゃった~~!」




