表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、橘楓。  作者: THMISmama
75/208

私、橘楓。  vol.074.  「手ぇ~降った。誰にだよ、おい。」

体育館の入り口フロアで…。

「えっ…誰…あの子…???いや…楓~~???凄~!!!」


まだ入り口フロアでお喋りをしているバスケ部員が、相磯と朱実と楓の姿を見て…。

「凄、凄、綺麗~楓~!良い、良い。これから…結婚式ね~。あ~それで~優美子先生~。」

「うん。じゃ…、行ってくる。」


「ガッツだぜ、楓~!」


ガッツポーズをしてバイバイと手を振る朱実。

「ははは…私が主役じゃないんだから~じゃ。バッグお願いね朱~!」

「おぅ、任せな。」


体育館の外。そこにもまだ立ち話をしている、今度は男子バスケ部員。


「へっ…、あれって…、もしかして…2年の…橘か…。楓…???」

「…ん…???あっ、そうだ、そうだ、橘…。何…デートかよ、これから…。おめかししちゃって…。ひぇ~彼氏…羨ましいねぇ~!」

「って…、あいつに彼氏…いたの…???うっそ~~!」


そんなバスケ部員を見ながら楓、その中にいる大輔を見つけてニッコリと…。

そして手を振って。

そして、そんな楓に、メンバーが気付かないように手を振る大輔。


「おいおい、今…あいつ、こっち見て手ぇ~降った。誰にだよ、おい。」


それぞれを見回す男子部員。

「誰…???」

「いやいや…俺じゃない、俺じゃない。」


何も言わず、クスクスと笑う大輔。ポケットからスマホを取り出し、

「行ってらっしゃい。綺麗だぞ、楓。」


すぐさまメールに気付いてスマホを見る楓。

前を見て歩きながら、右手だけを挙げて手を振る。


そんな楓の後姿を見ながら、ニッコリと笑い、

「さ~てと、先輩、帰りますか~!!!」

「だな~。一週間後は、2回戦。鍛えとけ、大輔。」


トンと大輔の肩を叩く沖田。


既に、男子部員も橘樹から大輔に呼び名が変っていた。

「はいな。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ