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私、橘楓。  作者: THMISmama
71/208

私、橘楓。  vol.070.  点を取れば、取り返す。

悠紀子がリバウンドでシュートを決めた楓の肩を叩く。

そして、

「戻って―――――ッ、来るよ――ッ!」



「誰、今のおっきい声…???」

と、メンバーが声のした方向に顔を向けると、

2階の観覧席に、既に試合が終わった男子バスケのメンバー。

そこに大輔がいた。


「行ける、行ける~~!」

「楓、あそこ。」

と、朱実。


「うん。分かってる。」


けれども強豪東星。点を取れば、取り返す。そしてズルズルと…。

それでも喰いつく桃李。

残り30秒。最後のシュートが東星。


「あ~~。」

と、落胆の桃李。その時、

「うっそ―――――ッ!」


桃李のゴール下から、悠紀子の素早いボールが、

相手側に既に走っている楓に目掛けて…。

そのボールをしっかりと掴んで、そのままライン手前からシュート。


そのボールの行方を見て、2階観覧席の大輔、拳を握り、

「ヨシ!!!」


綺麗な弧を描いたそのボールは、

そのまま東星のゴールリンクの内側に当たり、

ぐるぐるとネットの中を回りながらストン。


「うそ…???入った―――――ッ!!!」

と、楓。


東星のゴール下、床の上でトントンとバウンドするボール。

その瞬間、

「ピ―――ッ!!!!」



「勝った――――ッ!!!!わずか1点差。」

桃李の女子バスケ部員。


「すげえ~楓~スリーポイント~~!」

と、朱実。


「うそ…、うそうそうそ…入ったよ、入った…私…。」


そう言って、茫然と立ち尽くす楓に、

ドドドッと押し寄せる桃李の女子バスケ部員。


「やった、やった。勝った、勝った~やった~!」

もみくちゃにされる楓。



「凄いわね~楓ちゃん。勝ったわね、先生。」

「え~!やってくれましたよ、わずか1点差。されど1点差。…って…、えっ…???相磯先生…???いつの間に…???」




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