私、橘楓。 vol.037. 「お世話になりま~す。」
「東京から、お着きですよ~!」
旅館の玄関に歩み寄り西谷。
「は~い。」
と、数名の中居と共に、
「はいはいはいはい、来たの~来たのね~陽子たち~!」
陽子の叔母の朋子。
「おばちゃ~ん、お久し振りです~!あっ、やべ…、女将さんだった。ヘヘ…。」
と、陽子。
「な~に他人行儀言ってんの。まま…、皆さんもいらっしゃい。楽しみに待ってたのよ~!」
「それではみなさん、ごゆっくり…。」
と、西谷。
「あっ、ありがとうございました~!」
一同。
「こんなに大きくなって、陽子~!」
「はは…何年振り…???」
「まま…、積もる話は後にして、千さん、お部屋案内して…。この千さんがお世話してくれるから。」
「は~い、お世話になりま~す。」
そう言って、湖が見える部屋を2つ用意して、千。
「こちらと隣の部屋がみなさんのお部屋になります。男性と女性3名様、別れておりますので、ごゆっくりとどうぞ。陽子さん、いらっしゃい。久し振りです。」
「ありがとう千さん。もう…10年くらいかな…???」
「そうですね~もうすっかりとこの通り、おばあちゃんですよ。」
「まだまだ~千さん…元気元気~はは…。こちら…千佳世子さん。仲居頭してる人。ん~いわゆる…おばちゃんの…片腕みたいな人…かな…。ねっ。」
「またまた…そんな事言って~!女将さんから怒られますよ~!ささ、陽子ちゃん、お昼、遅くなったけど、別の部屋に準備出来てるから。」
「へ~凄い~!嬉しい~!みんな~!」
そして一同、
「や~り~!もう腹ペコだ~!」
「いやいや…凄いね、ここからの景色も…。ここでご飯か~!」
と、大輔。




